ドナルド・サザーランドとエリオット・グールドのバディ、全能感がとても快感でした。いけすかないやつら、邪魔するやつらをあの手この手で蹴散らしていきます。このバディ、終始おちゃらけているように見えて決める>>続きを読む
この映画について、映画としてどうか、ということよりも二〇年、三〇年後、に観たとき、どう人々の眼に映るだろうという芸能史的側面からの興味のほうが圧倒的に強いです。
せっかくの豪華役者陣なのですからもっと>>続きを読む
ガル・ガドットがひたすら美しいです。悪役のペドロ・パスカルも九〇〜〇〇年代007シリーズの悪役のような感じで魅力がありました。二時間半越えという長尺にもかかわらず、飽きずに観られるのですが、いきなりワ>>続きを読む
舞台の話だからたぶんスタティックな感じで好きじゃないだろうと思って敬遠していたのですが食わず嫌い、びっくりするほど良かったです。薬師丸ひろ子はこれまでの角川映画に比ぶべくもなく「女優」しているし、世良>>続きを読む
怪しげな馬ブローカーの青年ふたりとモルモン教の一団と旅芸人一座と強盗一味が「約束の地」サン・ファンを目指していくロード・ムービー。とても抑制されていて、ほとんど何も起こらない。85分という尺とよく合う>>続きを読む
渡哲也と原田芳雄のバディ映画。原田芳雄の出で立ちがピーター・フォンダみたいでした。撃たれても撃たれても死なずに追いかけてくる成田三樹夫ゾンビも堪能できます。格好いい人たちが格好良く映っているので観入っ>>続きを読む
ロイ・シャイダー演じるエンターテイナーとして著名な演出家・映画監督ジョー・ギデオンがいかに苦難を乗り越えミュージカルを成功させるか、というお話かと勘違いしていたら全然違った。酒、ドラッグ、女遊びに浸か>>続きを読む
イモジェン・ミライス=スコットの演じるサロメが好きになれるかがこの映画の評価に関わってきます。妖艶ではまったくなく、どう見ても子どもなんですね。ヘカデ王役のおっさんの顔芸は見ものでした。サロメの舞のシ>>続きを読む
若き松方弘樹と山城新伍を堪能できる点で非常に価値のある映画。撮り方・エフェクトが年代にしては凝ってたり、いいとこらはありますが、まぁその……なんですか……尺足らずというか、予算足らずというか、一番の核>>続きを読む
和製『ロング・グッドバイ』。財津一郎と松田優作の眼のものすごいクロースアップのショットの切り返しシーンがたまらない。名優を揃え、出演時間短いながらも内田裕也もとても重要な役割を果たしていた。物語として>>続きを読む