SHさんの映画レビュー・感想・評価

SH

SH

映画(659)
ドラマ(0)

雨の午後の降霊祭(1964年製作の映画)

3.9

自宅の部屋で降霊術を施す妻マイラとその夫ビリー。二人は計画をたてて裕福な家の少女を誘拐しようとするけど...というサスペンスドラマ。

モノクロ画面良し。タイトルも良し。いいアングルのショットもあって
>>続きを読む

フットライト・パレード(1933年製作の映画)

3.0

ジェームズ・ギャグニーが敏腕プロデューサー役で登場するミュージカル映画。多くのスタッフにきびきびと判断し指示していく姿が印象的。

見どころはキレイな女性たちが割と大胆な姿で水中レビューするシーンにな
>>続きを読む

もち(2019年製作の映画)

3.0

おじいちゃん役の方が良かったです。「The岩手」という景色はそれほど多くなかったけど今は全国的にはあまり報道されない岩手宮城内陸地震が残した爪痕が印象に残りました。

気儘時代(1938年製作の映画)

3.0

アステア×ロジャース⑧

周囲の人も参加させながら踊る「The Yam」が良かった。曲も良くて楽しそうにみんな踊ってるし振付もチャーミング。チャッチャッチャッってね。

作品としてはレヴューシーンは少
>>続きを読む

都会の女(1930年製作の映画)

3.5

ムルナウ監督の1930年のサイレント映画。

小麦を売りに来た農家の純朴な青年が都会のカフェで働くケイトに惚れて、瞬く間に恋に落ちて一緒に農場に帰るけど、お父さんはケイトに不信感があって...という作
>>続きを読む

四月(1962年製作の映画)

3.2

オタール・イオセリアーニ監督のデビュー作

セリフはなく(途中で入ってるのはテキトウなニセグルジア語の会話らしい)音と映像のみの中編作品。

若いカップルが新築アパートに引っ越してくる。最初は何もない
>>続きを読む

サタンのラプソディ(1917年製作の映画)

3.5

1917年製作。イタリアのサイレント映画。

女性版ファウスト。
若さと引き換えに、愛を永遠に放棄する契約をメフィストと結ぶアルバ。
若さを謳歌する彼女の前に二人の兄弟が現れて...というお話。

>>続きを読む

フィニアンの虹(1968年製作の映画)

3.2

フレッド・アステア×フランシス・フォード・コッポラ

28歳のコッポラ監督によるアステア最後のミュージカル映画。
アステアさんはこの時、69歳。

コッポラ監督は編集をプロデューサーに任せて、次の映画
>>続きを読む

パンドラ(1950年製作の映画)

3.3

男を虜にしては死に追いやるパンドラ。
真実の愛を求めて世界の海をさまようヘンドリック。

パンドラの神話と「さまよえるオランダ人」の伝説を現代風に融合させて主人公パンドラ(エヴァ・ガードナー)とその周
>>続きを読む

熊座の淡き星影(1965年製作の映画)

3.9

ルキノ・ヴィスコンティ監督作品。

イタリアトスカーナ地方のヴァルテッリを舞台に町の名家の過去をミステリアスなタッチで描いたドラマ。

基本的には古い屋敷の中でドラマが進行するけれど、時折挿入される屋
>>続きを読む

青い青い海(1935年製作の映画)

3.7

ボリス・バルネット監督作品。

この作品はやはり、多くの人が言うようにモノクロで映される荒れた海、風雨が去った後の静かな海、陽の光を反射したうねる波といった「海」が印象に残る作品です。
そういった印象
>>続きを読む

あやつり糸の世界(1973年製作の映画)

3.5

ファスビンダー監督作品。

難しい哲学的なSF映画なのかなと思ってみてみたけど、サスペンスの利いたテレビドラマテイストな作りで、割と見やすかったです。

ゴダールのマリア(1984年製作の映画)

3.5

ジャン=リュック・ゴダール×アンヌ=マリー・ミエヴィル

二部構成の作品。第二部「こんにちはマリア」がゴダール監督作品で「聖母マリアの処女懐妊とキリストの誕生」を現代にアレンジしたもの。

マリーはバ
>>続きを読む

狩人(1977年製作の映画)

5.0

テオ・アンゲロプロス監督作品。

★5を超える素晴らしい作品でした。

過去が、回想が、文字通り1976年の大晦日の栄光館のホールに押し寄せてくる。激動の時代を生き延びて正月を祝う中年男女に対し、まる
>>続きを読む

木靴の樹(1978年製作の映画)

4.7

あらすじはFilmarksの紹介欄の通りです。

馬をひいて畑を耕す、トウモロコシの葉をみんなでとる、川で洗濯し家畜を捌く、といった大人と子供が一緒に働く風景。また男女の結婚、出産、子育て、きっとこん
>>続きを読む

果てなき船路(1940年製作の映画)

3.9

ジョン・フォード監督による海洋劇映画。

第二次世界大戦中、危険な爆弾をアメリカからイギリスに運ぶ貨物船の乗組員の話。

男たちの話だけど、「みんなで危機を乗り越えていく熱い話」ではなく、印象的な陰影
>>続きを読む

日陽はしづかに発酵し…(1988年製作の映画)

3.5

アレクサンドル・ソクーロフ監督作品。

医師である主人公の青年は西トルクメニスタンに赴任し、現地で患者を診ながら学術論文を書いている。しかし、論文を書き始めても何かと邪魔が入って、執筆は進まない。それ
>>続きを読む

サマー・ストック(1950年製作の映画)

3.7

ジュディ・ガーランド×ジーン・ケリー

女中と二人で農場を切り盛りしてる姉(ジュディ・ガーランド)。そこにある日突然、妹(グロリア・デ・ヘイブン)が農場の納屋で公演をするため劇団を連れてきて...とい
>>続きを読む

皆殺しの天使(1962年製作の映画)

3.7

久々のルイス・ブニュエル監督。

会食を楽しむブルジョワの男女。じゃあそろそろお開きにしよう、とみんな思いつつも誰も帰らない。誰も外に出れない。誰かに命令されたわけでも、閉じ込められたわけでもないのに
>>続きを読む

嘆きの天使(1930年製作の映画)

3.5

嫌な女、ひどい女、みたいなこと淀川さんはおっしゃってたけどローラローラってそんなひどい女性かな?。むしろ結構優しいと思うけど。

ファムファタールで身を滅ぼしたというより、狭い世界を生きてた世間知らず
>>続きを読む

私の殺した男(1932年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

何も知らず無邪気に泣いて感動してる老いた両親。

親を悲しませないために重い十字架を背負って生きていくことを決意した若い男女が示す偽りの幸せ。

感動するにはあまりにグロテスクなラストシーンでした。
>>続きを読む

赤い砂漠(1964年製作の映画)

3.6

「満ち足りない、自分が見えない、いつも誰かにいてほしい」

灰色の空、荒涼とした工業地帯と煙突からたなびく排煙。
この殺伐とした工業地帯に暮らしているジュリアーナ(モニカ・ヴィッテ)は交通事故の後遺症
>>続きを読む

上海特急(1932年製作の映画)

3.6

言い訳も自己弁護もせず、元カレであるハーヴィー大佐を守るマレーネ・ディートリッヒのミステリアスでやや物憂げで、ちょっと疲れも見える諦観したような表情としっとりとした雰囲気が印象に残る映画でした。

姉妹と水兵(1944年製作の映画)

3.3

ジューン・アリソンとグロリア・デ・ヘイブン演じるデミ姉妹のパフォーマンスの他ハリージェイムズ楽団、リナ・ホーンや南米歌手カルロスの歌など演奏シーンたっぷりのミュージカル映画。

話は歌手として活躍する
>>続きを読む

フラメンコ・フラメンコ(2010年製作の映画)

3.5

カルロス・サウラ監督によるフラメンコのドキュメンタリー映画

ドキュメンタリーといってもインタビューとかあるわけではなく21章からなる公演をみているかのよう。

表紙にもなってる第2章サラ・バラスとい
>>続きを読む

愚なる妻(1921年製作の映画)

3.2

1921年製作のシュトロハイム監督によるサイレント映画。

鏡でのぞき見するわ水を垂らして泣いた振りするわ、小細工がうっとしいカラムジン伯爵(シュトロハイム)。顔もすごーく悪い(笑)。今作は彼の魅力(
>>続きを読む

ポゼッション(2012年製作の映画)

3.9

両親の離婚を期に定期的に父親クライドの家に泊まっている娘2人。
まだ幼い次女エミリーはガレージセールでみつけた古いアンティークの箱を買って家に持ち帰る。以降、彼女に異変が起き始める...。

いわゆる
>>続きを読む

クレージーモンキー/笑拳(1978年製作の映画)

3.3

主人公ジャッキーのじいちゃんはとある流派の開祖。
そのじいちゃんは「鉄の爪」という異名を持つ殺し屋に狙われていて...といういつもの展開。

この「鉄の爪」という「龍拳」でもライバル流派の開祖役で出て
>>続きを読む

ナポレオン(1927年製作の映画)

3.0

1927年製作のアベル・ガンス監督によるナポレオンの少年期からイタリヤ遠征までを描いた180分のサイレント大作(うう...長いぜ)。
3面スクリーンを使った「トリプルエクラン」という方法を導入した作品
>>続きを読む

カリガリ博士(1920年製作の映画)

3.0

1920年製作ドイツのサイレント映画。後のフィルムノワールやホラー映画に影響を与えた云々の作品。

個人的にサイレント映画ってBGMありでみるのと完全無音でみる作品とあるんだけどこれはミュートで鑑賞し
>>続きを読む

踊る結婚式(1941年製作の映画)

3.0

アステア×リタ・ヘイワース

アステアとリタ・ヘイワースが踊る「So Near and Yet So Far」が良かった。この曲でヘイワースは黒いドレスで踊るんだけど、腕を上げたり、くるっとスピンした
>>続きを読む

龍拳(1978年製作の映画)

3.3

昔みたときこれが1番かっこいいと思った記憶があり再鑑賞。

ジャッキーが青い服きて5人くらいを相手に戦うシーンが強くて、構えがかっこよくて良かった。トンファー使いよりもう少しラスボスとの闘いに時間と演
>>続きを読む

銀嶺セレナーデ(1941年製作の映画)

3.2

グレン・ミラー×ニコラス・ブラザーズ

グレン・ミラー本人が出演し「ムーンライトセレナーデ」「インザムード」などしっかり演奏してくれる映画。

ニコラス・ブラザーズは今作ではグレン・ミラー楽団の演奏す
>>続きを読む

遥かなるアルゼンチン(1940年製作の映画)

3.3

ニコラス・ブラザーズのタップ「Down Argentine Way」が印象的な映画。

アルゼンチンの牧場主の息子リカルドとアメリカ人で馬の仕入れをしてるグレンダ(ベティ・グレイブル)の恋と競走馬のお
>>続きを読む

カバーガール(1944年製作の映画)

3.8

ジーン・ケリー×リタ・ヘイワース

「美人なだけじゃない、すごいダンサーだ!」と作品内でリタが演じるラスティに対してスカウトのおじさんが言ってたけどホント、その通りですね。

ロマンチックなもの、コミ
>>続きを読む

新・平家物語(1955年製作の映画)

3.8

まだ武士が「卑しき侍の身分」でしかなく貴族の番犬のように扱われていた時代。そういった時代を背景に若かりし青年清盛が自らの出生の秘密を知って苦悩し相克し自覚していく様子を描いた作品。

108分で緊張感
>>続きを読む

>|