谷口さんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

谷口

谷口

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街の灯(1974年製作の映画)

3.0

ロードムービー。笠智衆の哀愁。日本人にパンタロンが一番似合っていた時代。

喜劇 女は度胸(1969年製作の映画)

4.0

京急沿線のごみごみした雰囲気。『また逢う日まで』の出来損ないのような金網越しのキスシーン。飛行機。渥美清と沖山秀子の掛け合い。最後の大立ち回り。たまらんねー。

彼岸花(1958年製作の映画)

3.0

この変なリズムを母語で感じられる優越というものは確かに存ずる。

王将(1962年製作の映画)

5.0

泣いた。
蒸気機関車の煙。対局の緊張感。
最後、坂田と関根の切り返し。
伊福部昭の音楽も大変に良かった。

血ぬられた墓標(1960年製作の映画)

4.0

めっちゃおもろい。
霧が立ち込める墓場の見事さよ。
もろもろ復活するまでが一番興奮する。

軽蔑(1963年製作の映画)

3.0

おもしろ痴話喧嘩。アパートといい断崖といい構造物がオモロい。

ポーラX(1999年製作の映画)

2.0

ラストの畳み掛けは良かった。
可哀想なトライアンフ。

たまこラブストーリー(2014年製作の映画)

4.0

精密に加工されたダイヤモンドが素晴らしい輝きを放つが如く。アッパレでした

ロング・ライダーズ(1980年製作の映画)

3.0

ろくに遊ばずに埃を被っているレッドデッドリデンプション2を思い出して切なくなった。ライ・クーダーの曲が良い。

追想(1975年製作の映画)

5.0

忘れかけていた、この胸のトキメキ。
かけがえのない宝石のようなひととき。
ありがとう、良い映画です。

夕なぎ(1972年製作の映画)

3.5

一貫して言い知れぬ悦びがある。
子どもが可愛く撮れてるからかもしんない。

冒険者たち(1967年製作の映画)

5.0

めちゃんこ面白かった!
多幸感のある船上生活シーンから、どんどん荒涼としていく感覚が最高!
しれっと陸海空を制覇するアクション。
リノ・ヴァンチュラが言動も相まって、最終的に加山雄三にしか見えなくなっ
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青の稲妻(2002年製作の映画)

4.0

山西省のロケーションが最高。たまらんノスタルジー。『帰れない二人』よりもこぢんまりしてて良かった。いい加減、キッズリターンを観なくてはいけない。

スパイの妻(2020年製作の映画)

4.0

めっちゃ面白かった。

かなり朝ドラ。芝居の臭さもNHK。
あのセットに立つとこうなるのかね。
東出昌大だけサイボーグみたいだった。

路面電車の車窓は、私のブルーライトに焼かれた網膜には眩し過ぎた。
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マックスとリリー/はめる/狙われた獲物(1971年製作の映画)

5.0

絶品ハードボイルド。
ゲロ吐きそうなくらい面白い。

黒い帽子と黒いスーツに身を包み、背中で手を組んで窓辺に佇んでいる刑事ピコリ。ずっと蒼白だった顔面が、ラストでやっと紅みを帯びて人間らしくなる。
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都会のひと部屋(1982年製作の映画)

3.0

生々しい話とケバい壁紙と80'sっぽいキラキラした音楽。普通に楽しい。

五月のミル(1989年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ面白かった。
ミウ=ミウがイアン・ブラウンに激似。

がんばっていきまっしょい(1998年製作の映画)

3.0

ちゃんとスポ根してて良かった。
ボート部の映画でレースがつまらないのは問題だと思いながら観たが、ラストは手に汗握った。
劇伴とスローがちょっとダサい。

結論、後出しジャンケンではあるけど『ロボコン』
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捜索者(1956年製作の映画)

3.5

中盤までダレててしんどい。しかし突撃ラッパが鳴った瞬間にどうでもよくなる。
画面が平べったくてギャグが多いので、吉本新喜劇っぽい肌触りもあった。

モニュメントバレーのメイキングも熱い。撮影隊とナバホ
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デジャヴ(2006年製作の映画)

4.0

泣いた (´;ω;`)

「恥じて生きるより熱く死ね」

コレ孔子の教えね。

コラテラル(2004年製作の映画)

2.0

普通につまらなかった。
役者に付くイメージ以前の問題として、トム・クルーズがベビーフェイス過ぎて全然怖くない。完全にミスキャスト。
お話に出てくる人物も、どいつもこいつもプロフェッショナルに欠けていた
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