谷口さんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

谷口

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リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

3.0

三十路にもなってボニーアンドクライドごっこに興じる虚しさがスタンダードサイズいっぱいに立ち込めるやるせなさ

翔んだカップル オリジナル版(1982年製作の映画)

3.0

普通に面白いラブコメ。
終盤の決まり具合がヤバい。
ひたすら鶴見辰吾が羨ましい。
真田広之かっこいい。

晩春(1949年製作の映画)

3.0

ちょっとストイック過ぎた。
杉村春子と月岡夢路の茶目っ気で中和。

ボルサリーノ(1970年製作の映画)

2.0

JPBとアランドロンのツーショット。
これに尽きる。

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.0

弐瓶勉と奥浩哉を足して2で割ったような印象。

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.0

マクドーマンドと行くノマド巡礼の旅。早朝にBSで放送されているタレントの旅番組のようで、結構よかった。

イップ・マン 葉問(2010年製作の映画)

5.0

詠春拳の打音が快楽中枢に直撃する。サモハンのくだりが熱い分、恐らく序章よりも面白かった。

夜の牙(1958年製作の映画)

3.0

小ぢんまりしてて退屈な気配も漂うが、やっぱり井上梅次は観ていて楽しい。

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

2.0

上手いだけに、説教臭い寄り道が悔やまれる。往年のヤクザ映画をあえてトレースすることで、ジャンルそのものの黄昏が強調されている。出所の迎えが黒塗りのプリウスだったり、細かく作ってある。

ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

3.0

ギャグセンス高め。でもアリアスターと友達にはなりたくないな、と思った。

百日紅 Miss HOKUSAI(2014年製作の映画)

3.5

感情が露わになることなくドラマが成立してるの凄くない?例えるなら、いつの日か学校給食で食べた出汁のきいたすいとん。ラストカットは幕末太陽伝。

クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦(1998年製作の映画)

5.0

原恵一の映画を母語で楽しめる幸運を再認識した。ヒロインの三石琴乃が可愛い。敵方の幹部は香港ノワールの薫り。

無頼(2020年製作の映画)

1.0

面白くない!
物語と画面の乖離が激しい。
東スポのインタビューでポシャったと言っていたが、次回は配信マネーをふんだんに使った作品を撮ってほしい。

センチュリアン(1972年製作の映画)

3.0

LAPD24時って感じでオモロい。
でもジョージ・C・スコットの処理が雑。

ソイレント・グリーン(1973年製作の映画)

3.0

オープニング堪らないし、最後かなり面白いだけに、そこまでの怠さがキツい。レタスの葉っぱ一枚を旨そうに頬張ったり、人間がいっぱいいるのは良かった。
いまいち乗り切れない理由として、刑事のファッションがダ
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ブルータル・ジャスティス(2018年製作の映画)

3.5

2時間30分を完全にコントロールしてエンドマークまで持っていくのが凄い。この人の映画に足りていない唯一のものは可愛い女の子。

デンジャラス・プリズン ー牢獄の処刑人ー(2017年製作の映画)

3.5

家族を愛する南部野郎の受難。
終始淡々と大事件が処理されていく。
桟橋の銃撃戦は特に良かった。
エモ話なので、もう少し熱込めて欲しい。
10代のうちに観ておきたかった。

トマホーク ガンマンvs食人族(2015年製作の映画)

3.0

硬派! カート・ラッセルもシブい!
画面の隅が良い意味で気になる。
世にミニマルファンクがあるならば、
これはミニマルバイオレンス。

Mank/マンク(2020年製作の映画)

3.0

影絵芝居のようなモノクロが観ててキツい。
何が何だか分からない場面が出てくる。
でも不思議と観れるので構成が良いんだと思う。

青空娘(1957年製作の映画)

1.0

とっ散らかってるようにしか思えなかった。

最高殊勲夫人(1959年製作の映画)

3.0

軽薄さに乗り切れなかった。
薄々分かってたけど、若尾文子タイプじゃないです。

受取人不明(2001年製作の映画)

3.5

みんな良いやつ。ちょっと長い。
前半が上手いぶん、後半が陳腐に思えた。
キム・ヨンミンが野口五郎に似てる。

公開当時の日本版ビジュアルが本編の描写とかけ離れていて、当時の韓流イメージが反映されている
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驟雨(1956年製作の映画)

2.0

台所に立って茶碗を掻っ込む原節子は良かった。

女であること(1958年製作の映画)

4.0

傑作。川島雄三の撮る女性は本当に活き活きしている。観られて良かった。

すぎ去りし日の…(1970年製作の映画)

3.0

運転しているピコリが一番かっこいい。冒頭の緊張感と多幸感がピークで、あとは下降線を辿る。音楽がめっちゃ素敵。