繊細な心の機微を丁寧に綺麗に描いていて本当に感動したんですよ、でも、なんで人の顔にバツ貼るような薄っぺらい演出してしまうのかな~
面白いけど、主人公のクズっぷりにドン引き、、、
嫌だなぁ、あんな人たちが身近にいたら、もう無理、付き合ってられないと思いながらついつい引っ張られてボロボロになっていくんだよな、わかるよ。止められないよな、そりゃ。
序盤から抑制の効いた緊張感が満ちていて気持ち良い。
サスペンス自体の強度不足もあり、物語としてのリーダビリティは弱い。
殺し合いの裏に潜むドラマが作り上げる、雨の路上で剣豪同士が相見える緊張感。ギリギリのバランス感覚。
が、正直2時間以降は蛇足。
「顔押し」というか、半分狂気を疑うほど思い切った切り返しの連続。
この類の映画ではある種定型とも言える浜辺美波の過剰な顔芝居に対して、竹内涼真くんの世界一端正なご尊顔をどう見せるかが生命線だったと思>>続きを読む
オダギリジョーと松坂桃李のチャーミングさで、想像していたよりも快く観れた。でも別に、愛ではないよなぁ。
前作観てないから、愛護団体やってる奴らが食人族的に皆殺しされたりしねえかなぁと期待してたんだけど、やっぱ彼らはベビーフェイスだったんスね。
や、何でもないっス。檻から恐竜放って人間殺させてる時点で奴ら>>続きを読む
わかりやすい起承転結を用意せず、それぞれの時代とそれぞれの生活、断片的なエピソードを重ねる構成そのものはわりと好み。
(ただし、話をとっ散らかさない保険としてあてがった物語の縦糸が「兄としての成長」っ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ここまで計算され尽くした破綻があるだろうか、、!
前半30分、ONE CUT OF THE DEADのつまらなさとダメさこそがキモだとは
冒頭のニュース映像で紹介された現代的な臨海都市が壊されるのはお約束としても、開始数分での爆破にはさすがに笑ってしまった。
始終MOROHAが耳障り。なぜラストカットにお前が入ってくる。
ワンカットの意味はない。
池脇千鶴と高良健吾の警察官が、すごく真面目で優しい善い人たちなんだろうなってことに救われた。
相対化してもしきれない人の優しさと汚さ、だからこそ絶対的に生きていると思える。
アガるはアガるが、アガりきれず。
最終決戦の敵のヴィジュアルやら、イエーガーの戦闘スタイルのバリエーションが提示しきれていないやら。
生々しい都会の女子の日常を淡々と描く映画、お腹いっぱいのはずなのに好きすぎる。
血なまぐささはやや弱め。ただし、カットのカッコよさでグイグイ引っ張っていくため、物足りなさはない。
「潔癖でない正義」という主題を描き続けてきた白石和彌にとって、1つの到達点ではないかと思う。今の邦画>>続きを読む
ご都合主義が過ぎる脚本、バリエーションに乏しい乱闘、バックグラウンドに一切興味をそそられない人物(特に悪役)、何より思ったよりちっちゃいモンスターたち。
狂気の沙汰としか思えない描写に感じることはあるけれど、ドキュメンタリーとしては弱い。話題性のあるシーンをぱっと並べただけのような印象。作品の中の時間、あるいはそこに生きる人間の繋がりが見えない。
世界を変えるのは、生真面目で社交下手な天才技術者と、プレゼンテーション力に優れた秀才起業家の2人組と相場が決まっている。
「正義の対立」というある種アクチュアルな問題も含んでいて、まあその結論は子供向けな空想に終わってしまうのだけれど、こういうアニメは大事だよな、と思う。
ただ、カンフーという現実の題材を扱いながら、何で>>続きを読む
老婦人が「あなたの話を聞かせて?」と言った瞬間笑ってしまった僕はきっと病気。
女性陣や細かなプレイに向いてしまい、肝心な松坂桃李の裸を1つの肉体として捉えきれていない撮影は残念。
友達の唄で泣くなという方が無理
全てを血に還元する過剰な家族愛フィーチャーは安易な気もするけれど、
結局は家族そのものよりも見知らぬ(はずの)市井の人々が記憶をつないでいるのが素敵。
オープニングのラテンディズニーからして音楽愛に満>>続きを読む
何らかのコードに沿ってドキュメンタリーを語ろうとする(そして未遂のまま頓挫する)原一男自身の欲望が、予兆としてのみ残されている。
おそらく尺はもっと短くできたし、こんなにもウダウダしてないですっきりす>>続きを読む