こう、あんまりパッケージングされてもなあ、というのはある。
思想同士が衝突して友敵を作り出す今の世界を見ると、この頃はまだ牧歌的に感じられて笑える。
原題がとんでもなくダサいのは置いといて、少なくとも僕は広告屋の彼や動物園の彼女の方に寄り添いたい。
石橋静河にとんでもない生命力を感じる
「家賃65000円」の辛さが身に染みた
天変地異に宇宙に兄弟愛に親子愛に恋愛に、何でもござれがちゃんと共存してるから案外すごい
自分のいやなところ凝縮したような男見てるのつらかったわ〜って彼女に言ったら「おだくんはあんな真っ直ぐで純粋じゃないよ」って返された
人生最高のカーアクションベスト3に堂々ランクイン!
(あと2本は『マッドマックス』『私をスキーに連れてって』)
努めて冷静に言えば、最後のライブシーンは本当にいただけない。
でも、イエモンがかっこよすぎてもうドキュメンタリーとしての評価は下せません。
身体の運動性(=一貫性)を排除し、漫画的リアリティをそのまま映像に落とし込むことに成功した佳作。
妖艶なほどに歪な池田と、無機質なほどに端正な中尾、両者の顔面の大胆な切り返しだけでこれはもはやホラー>>続きを読む
間の演出がものを言う「漫才」劇であると同時に、しかしそれをリードするのは他ならぬカメラワークでもある。
情緒不安定な展開と異常な演出リズムが奇跡的に同期する。
これは「ありきたりでちゃちな恋愛映画」では、まったく、ない。
日常系という免罪符の名の元にはびこる暴力的なまでの「ゆるさ」を受け流すことはできなかった。
主人公の、みかんを使った手遊びのヌルヌルとした動きが印象に残った。
「じゃあ…『カレーのちライス』で」
唐>>続きを読む
出来不出来の問題は置いといて、「やっぱり面白い」のが名作の条件だよね!
ガッキーとSHISHAMOの親和性の高さに驚く。
卓球シーンが雑スローモーション多用のワンパターンなこと、終盤ご都合主義で瀬戸康史を悪役にしてしまったことが僅かな瑕。
最後不穏な空気出しといてそんな雑に丸く収めるんかーいってツッコミは勿論あるけど、90分のコンパクトな娯楽映画としては及第点。
フェミニンな声色でオドオドと喋るシーザーの初めての咆哮、そして無言の開花。これこそがドラマ。
第1作で相対化した人間の価値観を再度相対化することで正転させる大胆な脚本。知的なユーモアに彩られた倫理的命題の深さに、かの「1発オチ」映画というイメージは正直もったいないという気持ちも。
ただし、シ>>続きを読む
アメリカンニューシネマを知らない僕にとっては藤子不二雄の世界観(Fの方ね)。
カップ焼きそば食べながらべローンでデデーンのシーン見たから本気で吐きそうになった。