冒頭で「処女膜を買う」とまで言わせた元同僚女の末路は、その肉体をもっと克明に描かないと駄目だろう!
ヤバいグラフィック背景を合成した広角の顔面アップ(カメラ目線)を「ミニモニ。ショット」として提唱したい。
横並びに配置された人物たちが、スクリーンを鏡にして美容師のごとく会話し続ける違和感のなさには驚>>続きを読む
ミュージカル映画が苦手だったのだけれど、見方というか文法が少しわかった気がする。歌うことそれそのものが描写なのね、と。普通に面白いじゃん。
差別の描き方については(やや微妙な表現だが)批判にも値しな>>続きを読む
サスペンスとしての緊張感と、禁忌を覗き見る畏怖が混ざり合って凄まじい興奮を味わった...。
そして何より、ここまで表情の豊かなセックス描写は初めて観たかもしれない。
『雪の女王』パートの脈絡のなさは面白かっただけに、セックスは要らなかったのでは、、
トニーとピーターの父子関係がハッピーに引き継がれるのかと勝手に想像していたら、何かすごく恋愛っぽいぞこの2人…
「荒唐無稽」を隠れ蓑にリアリティの追求を怠るな!!
(制作者の意図はともあれ、)扇情的なタイトルとコピーに現れている通り、きわめてサスペンスフルな娯楽映画として観た。
心拍数上がりすぎてたぶん寿命縮んだ。
古澤健は「恋に落ちた瞬間の視線の交わり」を描く第一人者だと思う。
いやまあ、アクションも多いし、ヒーロー大集合のくだりも「友達と友達が友達だった!」みたいな面白さはあるのだが、、(だからこそここまで頑張って観てよかったと素直に思う)
「シンプルに強い」敵に一体どれだ>>続きを読む
主人公が騙る「正義」がグロテスクすぎて吐きそうなんですけど...。
夜の街とブラックパンサー、圧倒的にイケてた。あと多分妹が1番強い。
作品自体の瑕疵ではないが、こうも短期間にシリーズをまとめて見続けると、繰り返されるテーマやモチーフの類型にやや食傷気味。。
青いオヤジいい奴じゃん。MVP。
ただ、ドンパチとドラマのバランスが中途半端な感は否めない。
ラジオDJのお仕事映画、と思うと肩透かしをくらうチープさ。ただし、かわいい。
やっぱりアイアンマンが1番イケてる。サミュエル・L・ジャクソンが出てこないとストレスレスでいいですな。
味方の組織が弱すぎて萎える。あとパワー系のキャラ被りがひどくて全体的に強さがわからない。
個体のヴィジュアルはいまいちイケてなくても、ズラっと並ぶと何となくヒーロー感出るのが不思議。
転機となる瞬間を描写せず、事後的な説明で進めていく語り口は何か「歴史」的に感じる。なるほど、アメリカ市民にとって『キャプテン・アメリカ』は歴史なのだ…。
『ゲンロン0』を読んだ直後だけに、悪役の名が>>続きを読む
とてもよく笑えたけれど、日本版主題歌が後味悪すぎて全部吹っ飛んだ。
いくつかレビューを読んで、「隣人」を軸にしたゾンビもの×朝鮮戦争という読みに膝を打つ。恥ずかしながら、全く思いつかなかった...。
やっぱり映画は他人の感想を聞いてこそだよな、と。
それより何より、>>続きを読む
主役3人のキャラクターとビジュアルの書き分け、そこから生まれる笑いが見事。悪役のキャラが弱いのと、せっかくそれぞれに持たせた特徴的な武器があまり活躍しなかったのは気になるが、ガールズアクションとして概>>続きを読む
ひみつ道具の設定からしてやや難解なため、細かい小ネタの伏線回収を挟まれても「いやいやそこ拘る前に前提確認させて?」的な置いてけぼり感はある。
が、そもそもその複雑さにも通じる「想像力」という主題の扱>>続きを読む
内心思ってもないくせに、ゆるめの自虐で北関東disしてる奴と似たマスターベーションの気を感じて非常に不快だった。
ものの、愛憎半ばと言う程でもないその中途半端さこそが人間なのかも、と愛おしくも思えたり>>続きを読む