クリストファー・ドイルってすげえんだな...ヨボヨボのおじいちゃんかと嘗めてたわ...。
「眠り」と「夢」には時間が存在しない、だからこそここに描かれた「夢」みたいな生活だけが本物だと思えるし、この前後の時間はすべて夢なんだよね。逆説的に。
社会的コミュニケーションとしての暗号の暗喩は面白いけど、まあ全体的に興味はなかった
何らかの予兆に触れる度、ギリギリでブレーキを繰り返してふらふらと進む脚本にストレスを溜めながらも、映画として満足できた要因は、ヒロインのチャーミングさと悪役パートのゆるい笑いに尽きる。
アジア人のパーティーで給仕する白人、という構図に『猿の惑星』的な薄気味悪さを感じてしまった自分が恐ろしい......。
思っていたよりもミステリミステリしたミステリ映画で満足。
一見情報が氾濫した猥雑なPC画面ながら、ズームアップなり視線の誘導なりでかなり見やすい印象。UIってやっぱちゃんと考えられているんだなぁとOS>>続きを読む
音が聞こえづらい状況下のクライマックスは全員ハイテンションで叫び続けていられるという発見
女性陣の殺陣にしかアガれなかったよ、、
ジャスティスリーグ観たせいで何やってても「スーパーマンにおんぶにだっこな無能のクセに…」と考えてしまうよ、、
エントランス~フロント〜客のバストの画の繰り返しにイライラするものの、そもそもこの作品自体を「ホテルマンのお仕事映画」と捉えればなるほど納得。
個人的にキムタクは小汚いくらいがちょうどいいと思うのでホ>>続きを読む
冒頭の神楽のシーン、緩慢な身体の動きと緊張感のなさにがっかりしたものの、結末が明らかに明らかな道路のショットとの反復が逆に怖い。アニメに暗い分、新鮮で驚き。
あと悔しいけど泣いた。
やはりデカいものバトルは圧巻なのだが、、
高潔な仏パワーで大団円なら、映画なんていらないんだよな
めっちゃ「魔法のiらんど」の匂いがするな〜と思ったらWeb漫画が原作だった。
絶望を絶望として描き切れていない分、とにかく甘ったるい印象しか受けなかったのだけれど、これはこれでいいじゃないか、とも思っ>>続きを読む
Mad mad mad mad mad...PADMAN
主人公のYouTuberとしての実態の欠落という大きな瑕疵はあるものの、クソみたいなド田舎の物語にYouTubeを持ち込んだこと自体は評価できる。(不自由で退屈な田舎に悪態をつくことが出来なくなってし>>続きを読む
いかにもワンシチュエーションもののステレオタイプな人物造形とその表現は退屈だが、ラストの急展開は思わず目を覆ってしまった。(最後だけは観客に覗かせないとは!)
人物の視線から外れながら真正面を捉え、視点人物の不在を顕らかにする「亡霊人称」カットが白眉。
キメすぎなほど力み返ったカットが延々と続く序盤の退屈さ≒激しいもどかしさが、後半の画の刺激と反比例して、静>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
全体的に演者の恥じらいがすごい。中川大志と広瀬すずだけはやけにノリノリ。さすが売れっ子。
クライマックスの、いかにも「これから死にます」感(そして何の捻りもなく死ぬ!)は爆笑必至。
取ってつけたようなエピソードやら、パワーワードを並べた台詞やらに頼らず登場人物たちのクズっぷりを見せつける演出/演技の妙。
絶望が怒りに、怒りが執念になり紙とペンに叩きつけられるその凄み。
エキストラのいないほぼ無人の大学構内!ブレまくる人物造形!棒読みの説明台詞!再現ドラマの如きテロップとトランジジョン!安い劇伴とSE!雑にカメラを置いただけのラッキースケベ&キスシーン!
端々から漂う>>続きを読む
生真面目な顔でエロに没頭する毎熊克哉は面白すぎる。反則。
セックス(=人間)とはかくも滑稽なものなのか、、、
褒め言葉として微妙だとは承知の上だが、観るタイミングさえ合えば人生変わってた。
観念的な語りと煽情的な肉体のアンバランスさが好きなんだよなぁ(カラミはまじでヘタ)
やばいアイドルを作るためにキツいオーディションをしました、そのダイジェスト。
映画を観てこんなにもシンプルに「消え去りたい」と思うことがあるんですね。終わってすぐトイレに駆け込んだらやっばい顔してた。
でも、爆竹越しの切り返しで始まる恋はクラクラするほど最高だし、そのカマシ1>>続きを読む
序盤、呆けたように中途半端なヒキのショットに緊張感を損ないかけたものの、むしろそれによって、エグみを含むストーリーも気付いたら立派な喜劇に。
伊藤沙莉と比べてシリアスな匂いの須賀健太パートも(この演>>続きを読む
個人的には、ファンタジーにありがちな「子供の目を借りることで物語に不可知な領域を作る」語りが苦手なのだけれど、「お姉さんへの恋」「おっぱい」「生命の循環」といった主題がその辺りをうまく自己言及的にまと>>続きを読む