veさんの映画レビュー・感想・評価 - 21ページ目

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普通じゃない(1997年製作の映画)

4.0

ダニー・ボイルの(良い意味で)脳ミソ空っぽ作品。センスとアホさ全開で、ただただ笑い音楽に乗れば良い。めちゃくちゃ最高なんすけどね…

レビュー見たら評価かなり低くて驚き。

マン・オン・ザ・ムーン(1999年製作の映画)

4.0

天才すぎるがゆえに、人々から満足いく理解を得られなかったコメディアンの一生。
ノレるかノレないか意見が割れそうだけど、かなりハマってしまった。主人公アンディの狙いは人の心を乱すこと。この作品は彼のその
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スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005年製作の映画)

4.5

ついに新三部作も完結。観客が展開を承知のうえでどう魅せるかってところだけど、とにかく面白かった。オープニングから映像の進化に圧倒される。濃密な人間ドラマとシリーズの終着。前作での不満もこれでチャラにし>>続きを読む

ブレードランナー(1982年製作の映画)

4.5

ようやく観ました名作(ファイナルカット版)。すごい…!ヴィジュアル、脚本、キャラクター。どれも魅力的すぎる。
特にヴィジュアル。SFの描き方がスターウォーズとは全く違う。ジトッとした暗くて陰鬱な世界。
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スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002年製作の映画)

3.5

シリーズの醍醐味は充分。映像では新しい都市のヴィジュアルが出てたり、アクションも緊張感が増した。んで、相変わらずナタリーはどんなコスでも美しい。C3とR2も安定の可愛さ。ヨーダまだまだ全然現役じゃん!>>続きを読む

ディス・イズ・イングランド(2006年製作の映画)

4.0

モッズ少年の成長映画。いじめられっ子が新しい仲間に出会い、変わっていく。

80年代のイギリス、サッチャー政権下。若者はファッションや音楽だけでなく、政治においても自分を表現していた…のだろうけど、社
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大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

4.0

反抗期に悩み続ける少年と理解できない大人たち。大人、皆厳しすぎじゃ?そりゃ少年達も反抗するよ。家族3人で映画に行き、はしゃぎまくりのシーンは幸せに溢れてた。 それだけに主人公が鑑別所に送られる場面がよ>>続きを読む

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.5

最高!心を鷲掴みにされてしまった。主人公であるジム・キャリーが突発的に起こした行動に制作側が対応できずに、綻びが出始めるあたりめちゃくちゃ面白い。妻との場面なんか狂いまくってるのに、サラッと流してしま>>続きを読む

フェイク(1997年製作の映画)

4.0

新年1作目。正直あまり期待してなかった。アートワーク見る限り、パチーノは枯れすぎてるし、ジョニー・デップも他の出演作のキャラクターほど魅力を感じず。
…けれど結果好きですこれ。マフィアモノならではの男
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地下室のメロディー(1963年製作の映画)

4.5

年末年始、実家に帰省した。地元に唯一ある名画座に行き、そちらで鑑賞。

メチャクチャカッコいいじゃん!陳腐な表現をしてしまうけど、本当に古さを感じさせない。パリの街並が変わらないからだろうか。
かの有
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苦役列車(2012年製作の映画)

3.0

観てて本当に苦しくなる。けど要所で若者が青春を謳歌してたり、希望が大きく描かれてて爽やかでした。

その日暮らしの生活をする下品でガサツな男。まごう事なきクズ。しかし高良健吾演じる専門学生が、彼の逞し
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善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

3.5

鑑賞後しばらく登場人物の心情を思い、作品の余韻に浸る。
旧東ドイツと社会主義をテーマにした孤独な男の物語。国家に忠誠を誓い、自分を押し殺してきた男。彼の心が《自由》に触れていくうち揺らいでいく。

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シャイニング(1980年製作の映画)

4.5

ようやく鑑賞。名シーン連発の傑作。ジャックと裸婦のダンスシーン、"REDRUM" 、"All works…"、恐怖に慄くウェンディ、ジャックの顔芸からの観客に投げ捨てるラスト。たくさんの仕掛けがあって>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年製作の映画)

4.5

Ⅳ→Ⅴ→Ⅵ→Ⅰときて、一気に大河ドラマ感が出てきた。
ィヤッヒィー!新シリーズも変わらず興奮させてくれる。
特にテンション上がるポッドレース。上映当時発売された64のゲームに夢中なってたことを思い出し
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キリング・ゾーイ(1993年製作の映画)

3.5

銀行強盗は、グループでやると絶対仲間割れするからやめとこう。どうせ集まるのアホばっかだし。

ジャン・ユーグ・アングラード。1番キャラ立ってました。ゲイでAIDSで、クスリキメまくってて、とにかく狂い
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

4.0

何もかも手に入れたはずの男は『過去は取り戻せない』という言葉にしきりに反発する。栄光の頂点にいる彼が求めるのはただ1つ。やっぱりこれに関しては永遠に男のテーマなんだなぁ。

禁酒法時代の狂乱の様子が見
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ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

4.0

やっぱウェス・アンダーソンといえば映像の良さ。独特の絵作りと世界観。
可愛さ満点なのにちょくちょく毒を挟む感じも凄く好きです。

あらすじ見てただ子供だましのストーリーだと思うことなかれ!(実際そう思
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ゆきゆきて、神軍(1987年製作の映画)

-

あまりに大きな衝撃。とにかく凄い。それぐらいしか言葉にできない。この衝撃は耐えられそうになく、二度と観られない作品になりそうです。

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

4.0

代理戦争、頂上作戦、そして今作という順でシリーズ鑑賞中。(バラバラで恥ずかしいのですが)
第1作ということで菅原文太の魅力を存分に感じられる。裏切りだらけの世界で真っ直ぐに生きる男の悲哀。ラストシーン
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スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年製作の映画)

4.5

映画にワクワクする原点。宇宙船同士の対決はCGのリアルさとかどうでもよくて、ただただ楽しい。
今作はイウォークが可愛すぎて…ちっちゃい毛皮ボールが戦って死ぬシーンは涙なしでは観られない。スターウォーズ
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

この作品を観たことで時空が歪められてないことを祈ります…
宇宙で感じる絶望。無力感。それらを超越する人類の愛。とてつもない映画経験ができた。幽霊?愛?とか鼻で笑う自分ですら素直に感動。
SFはやはり「
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ナポレオン・ダイナマイト/バス男(2004年製作の映画)

4.0

映画史上屈指のダンスシーン。可笑しいのに不思議とカッコイイ。
やっぱクソメン、アウトサイダーがいる映画は最高すね。

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.5

再見
思いの外痛くない。ブシェミが最後もそこまで深刻そうな顔してないからか。相変わらずブシェミに共感して徐々に自分の生活が近づいてる感じもする。車の中だけ感情爆発させるの凄い分かる。序盤のダイナーでダ
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ブロンソン(2008年製作の映画)

4.0

狂っている!荘厳な音楽に乗せて暴力の連続。主人公はとにかく異常すぎて笑えるレベル。こういう奇人が観られるのが映画なのだとつくづく思う。触れ込みで21世紀の『時計仕掛けのオレンジ』だ!って聞いたけど、確>>続きを読む

青い春(2001年製作の映画)

3.5

胸が痛い。文字通り『青い春』なんだけど謳歌してるのではなく、苦しみもがくモラトリアム。高岡蒼佑凄く良い。あの情けなさ最高です。松田龍平よりも高岡と大柴裕介の方が気になったし輝いて見えた。
『ドロップ』
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.5

ラストに“where is my mind”が流れたシーンでこの作品を大好きになると決めた。