ネタバレも何も見ずに観たのでオチに純粋に驚いた
若気の至りを有耶無耶にしてきた俗物的な男女、そして秩序のない現代にドロップキック
二人だけで作り上げたと思っていた神聖な領域は、実は多くの他者による介入や迫害が起因となっていて、主人公の少年たちも群像劇の構成員にすぎなかったという事実を画面越しに突きつけられる。同じテーマではあるけ>>続きを読む
とにかくアンメットで綾野先生推しになった人にもダンスシーンを観てほしい。私は誇張なしで50回くらい観た。
あと加藤小夏さんの顔が好きすぎる。
因習村の慣わし、不気味な村人、奇妙な儀式のようなお馴染みの設定ではあるけど、「そこに棲みつく人物に物理的に襲われる」怖さではなくて、「慣習に飲み込まれる」怖さという意味では、ミッドサマーっぽくてガンニ>>続きを読む
人生初スターウォーズ(去年鑑賞)。フォース、ジェダイ、シスが人名ではないことは分かった。
あの2人の年齢差に面食らってから記憶がない。
このレビューはネタバレを含みます
かなり好きな画質でかなり好みではないストーリー(中盤まで)と描写を観ることになり、素直に楽しむのが正直苦痛だった...
一旦女性を下げては上げるこの感じ、賞レースに強そうな作品だなという印象。ラストだ>>続きを読む
ラング『飾窓の女』とほぼ同じ布陣だけど、現実なのに悪夢のような畳みかけのあるラストも込みで、こっちの方が好き。「どんな作品か」じゃなくて「誰が描いたか」が重要視されるのは今も変わらない。
切ない......
「何屋さんがいいかな」って話してる時間が永遠に続けばよかったのに
カトリーヌ・ドヌーヴ×デヴィッド・ボウイの共演。映像自体は完全にゴス調で、バウハウスの長編PVと言われてもおかしくない。
設定は『ぼくのエリ』にも通ずるところがあり、ラストの元カレ(&元カノ?)たちの>>続きを読む
リンダリンダリンダの山下敦弘ファンにはありがたいこの清涼感...... 🎤エンドロールの後が微笑ましい。(最初気づかなかった)
青年の声変わりと卒業前最後の合唱コンという刹那性が、重くなり過ぎずに描か>>続きを読む
くるしい。母親の気遣いの方向が残酷すぎる......今なら2人はもっと生きやすかったのに、と堂々と言える時代にしたい。
イタリアの映画でトトとアルフレッドという名前が出てきたらどうしてもそっちを意識し>>続きを読む
フリーペーパー。OB訪問。ホストファミリー。手作り名刺。バンドサークル。ボランティア。自称クリエイターの彼氏。学生演劇のブログ。グループディスカッション。学祭の実行委員。フレッドペリー。エリア総合職。
ビビリなので、親友と談笑しながらじゃないと観られなかった。恐怖と悲しみが同時に来て感情が迷子。
不可解な水漏れには注意した方がいい。
地下アイドルとパワハラボイストレーナーが山奥で戦う話。ラストのカオス展開まではほぼミザリー。
ラスト15分くらいで号泣に号泣を重ね、最後にタイトルが浮かび上がる頃には憔悴しきっていた...役所さんが好きすぎて、最近は役所さんが笑ってるだけで泣けてくるし(末期)、この世に日本人として生まれてきて>>続きを読む
家族の厄介者同士だった2人が結婚し、実直で献身的な生活を営んでいる姿を見届けてからの、あの温かい題名の回収に胸がつまる。
最後に田植えをしているシーンとダンボールの照明の中でひよこが孵化するシーンが好>>続きを読む
外国人に好きな映画監督を聞くとみんなクリストファー・ノーランと答えるので、SFというだけで敬遠していた今作を観てみた。
音声だけで地球にいる子どもたちの成長を分からせるのは辛いし、ビデオメッセージのシ>>続きを読む
主人公と同い年になったので記念に観てみた。ひょっこりひょうたん島の歌詞が刺さる。
主人公が田舎で真似事の農作業をしてみるも、"厳しさも知らずに「いいところですね」を連発した自分が恥ずかしかった"と振>>続きを読む
大スター、ジェット・リーがギャラ無しで出演した作品。これを観ると、人に頼らないことが子育ての正解とは限らないのかなと思えてくる。
田舎で少年が走ってるだけで泣ける。サバカンと比較しちゃうけど、いい映画。圧倒的に隆造推し。
与えた方がエゴだと思っていても、受け取った相手が愛だと思えばそれはエゴじゃないらしい
ロケ地のRizzoli Bookstoreに行ってきたので観てみた。デニーロと喧嘩してる時の奥さんのセリフが余りにも気の毒。
人生であれが最後だったんだなと思う瞬間が増えてきた今の私にとって凄く必要な映画だったし、会いたくても会えない人たちとの思い出とか、当時の自分の振る舞いが適切だったかを振り返るきっかけにもなった。
冷>>続きを読む
「日本人は普段から着物を着てるのか?」とか未だに聞かれるので、人種らしさの固定観念はしばらく変わらなさそう
日常と悪行が同時並行で進むことの気味悪さと、"笑顔は相手を油断させるための手段"を体現するデニーロの異様さが最高。
失敗談を笑い話にするくせに笑われたらキレ散らかすトミーの狂人ぶりと、Diorのドレ>>続きを読む
人間たちが放った矢が天女たちの前でお花になるシーンで、無の幸せを前に攻撃が力を成さないという圧倒的な敗北を突きつけられる。
地上に恋焦がれたことで罰を受けたかぐや姫。望んでもいないのに自らが持ってし>>続きを読む
3人のドラァグ・クイーンが、「プリシラ号」と名づけたバスで砂漠を旅するロード・ムービー。今まで観た映画の映像の中でトップレベルに好きかもしれない...衣装も景色も乗り物もステージも可愛すぎる。悪口を書>>続きを読む