狂気の天使? いや、純白の小悪魔だったペネロペが、永遠の母性をたたえた女神に。
欲望によってではなく、愛によって男達を団結させて、俯瞰してみたら上手に子供のベッドを整えていた!なんたるカラクリ。
ペネ>>続きを読む
終盤の急展開すぎなのと、長澤まさみがかわい過ぎで、映画として成り立ってない。
それなのに、兄妹の構成で育った私にはパンチ強すぎ。
どれ程までが森山良子さんのエピソードなのだろう。
退屈なんだけど、ある種の人にとっては時間潰し以上の悦びになりうる映画。
ちょっとした悪意とか、正義とか幸せとか、そういうものを見たくて映画を観るけど、ジム・ジャームッシュの映画って時に私のような人間>>続きを読む
悲惨なことばかり起こる昨今、これを底意地の悪い神様が自らの慰めの為だけに世界に不幸をもたらして楽しんでいるって設定自体で、結構グッとくるものがあるんだけど、、うーん。
ひらけた山の中、ムクドリみたい>>続きを読む
6つの異なる時代のストーリーを、割れたガラスを拾うように断片的に垣間見る。
それぞれの時代に同じ俳優さんが役柄を変えて(時には顔さえも変えて)登場し、それを見抜くのもこの映画の楽しい見方。
輪廻転生>>続きを読む
その邦題どうなの、、というお決まりの疑問はさておき、普通では考えられないようなラッキーの数々にきちんと報いる黒人の少年が、皆の期待を背負って成功を勝ち取る様がテンポよく描かれ、退屈する間はない。
誰し>>続きを読む
ハンセン病の差別や、業病(先祖や親類縁者や血のつながりもない他人の罪が回り回って病となって現れること)と呼ばれていた事など、鑑賞後にググって知った。
この病気に対する差別観を持った人でないと、この映画>>続きを読む
キャラ設定も人物描写もぜんぶ雑な感じで、都合よく展開していく様に、これは映画、作りごと、、って自分に言い聞かせながら頑張って観た。
この監督の映画、どれも観た後ムカつくんだ。
とはいえ、オリジナル楽曲>>続きを読む
俺の手は俺のもの。
俺の口も俺のもの。
でも俺は、君のもの。
何を選択して生きていくかという疑問に寄り添ってくれる良作。
時間が経ってから、また観たい。
終わらない災難にひやひやしながらも、悪夢のような6つの話はあっという間。
なかでもひと際胸くそ悪いお話はどれかな、と考えてみても、一つと決め難い。
そしてなんとも言えず目立つタイトルは、内容の素晴らし>>続きを読む
宇宙とかAIとか、ほとんど興味ないっていうかむしろ嫌いだったけど、なんだか最近よく観ている、大昔の、未来もの。
終盤で、悪の親玉みたいなメーテルの母親が追ってくるシーンの、グレーの背景に白い手だけが>>続きを読む
子鹿でホンワカしたかっただけなのだが、アメリカ未開拓地の大自然に始まり、動物愛護の人たちがカンカンに怒りそうな犬と熊の乱闘シーン、自分が愛した鹿を自らの手で殺さなければならなかったり、ドラマの連続に驚>>続きを読む
マイク・ミルズ監督らしく終始感じのいい音楽と(耳障りの悪い名曲たちも含め)、わたしの好きな時代を表すアイテムたちがぞくぞく。
発達する雲のようにもくもくと広がり続ける可能性を秘めた息子と、広がり切っ>>続きを読む
よく考えればひどーい話ではあるんだけれど、こんなにからりと観られるのは、のんきな音楽と俳優さんたちの妙演あってこそかなと。
人って、もうちょっとだけ悲しいと思う。
これが猫が島だったらばもう少し入り込めたのかも知れないけど、猫じゃ飼い主に忠誠を誓ってるこんなストーリー成り立たないわけで。
ウェスアンダーソン作品は大好きなのだけど、なんだか今回は違和感ばかり感じ>>続きを読む
ずたぼろな監督がばらっばらなスタッフと共にゾンビ映画を撮る、映画。
オープ二ングからいきなり始まるヘタな芝居と、その穴を埋めるような後半のネタばらしで、全てに説明が付いて行くのが清々しくもバカバカし>>続きを読む
"娘を誘拐した犯人の子"である孫を正視すらできない、おじいちゃんの反応は残酷ながら至極当然かとも思う。
でもそこで、おばあちゃんの新しいパートナー(赤の他人)が、世界の入り口のような存在で居てくれる意>>続きを読む
夫婦の間にながれる空気感が暖かくて、憧れる。
ゆっくりと溶け合うような親密さ。
彼らが発するような言葉を、私も口にしたいと思った。
禿げたエルビスとディバイン。
どこにも居場所がないふたり。
彼らが死刑になる世界は、少なくとも秩序が保たれているって感じがする。
一昨日はディスコソングで踊り、昨日はフォークソング、今日はパンクのギグで、俺たちって一体何者なんだろって笑いながらも、まさに何者でもない彼ら。
人やものごとを簡単にフォルダ分けしないスタンスを保てる>>続きを読む
『ガンズアンドローゼス、アイアンメイデン、メガデス、、80年代は最高だった。
それがどうだ、ニルヴァーナの登場。楽しい気分が台無しだ。』
ボクサーだったミッキー・ロークのことは知らなかったけど、老い>>続きを読む
これが実話というのだから、すごい話!
まさにアメリカンドリームというのか、同時に背筋の凍る展開。
無駄に説明的なシーンもなく、俳優さんが憎たらしいほど素晴らしい演技をこなし、これがフィクションだった>>続きを読む
ぶつぶつとなにか唱えてるリリーさんが、いい。
何でこの2人は離れないんだろう、っていう時をそれでも一緒に過ごして夫婦になっていくのかなあ。
足を踏んづけ合うラストシーンの悲喜こもごもなリアリティ、すき>>続きを読む
this is meのリハーサル動画を観た上での鑑賞だったのもあり、フリークスたち(敢えてこの言葉を使う)が今のままの自分で生きていくってのしのしと進みながら歌うシーンに身震いした。
観れてよかった、>>続きを読む
邦題以外、かなり良い。
風邪でこの数日間、悪夢と、悪夢のような映画ばかり観ていたからか、こののんきな空気にうちのめされた。
主役のお父さんのこと、ずっとロバートダウニーjrかと思ってた。