Halfmanさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

私がクマにキレた理由(わけ)(2007年製作の映画)

3.2

見始めてから既見だった事に気が付くが、ローラ・リニーとアリシア・キーズのようなキリッとした美人が眼福で、最後まで鑑賞。
元祖ナニー映画のメリーポピンズ好きにはふふっとなるシーンもしばしば。
観察者でい
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全員、片想い(2016年製作の映画)

2.9

切ないものの、「いいね〜経験値だね〜」という感じのエピソードで見やすかったです。独立オムニバス形式のただの恋話なので、映画というより特番感覚で観た方が良いかも。
「僕のサボテン」と「嘘つきの恋」は結構
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ハンガー・ゲーム(2012年製作の映画)

3.7

12の地区には理不尽な見せしめでも、キャピトルの人達にとってはただ娯楽の見世物。嗜好性の残虐さは特に無いので、デスゲームを期待するには物足りないかも…
しかしキャピトルの人達の無邪気さが本作の良さとも
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ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

3.7

品がなさが究極。とはいえ、撮影現場はさぞ楽しかったことだろうね。下品なりに伏線はしっかりしていて、感心してしまうこともしばしば。個人的に歯医者のストーリーは結構好きです。アランに本気でイラッとくるけど>>続きを読む

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.9

予告にだいぶとミスリードされた作品。
数日後にもう一度観ると細かな伏線に気が付けて楽しかったです。
ストーリーに矛盾を感じつつもどこまでが現実か自分でも分からなくなってきて、情報を処理出来ずにいるうち
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マッチポイント(2005年製作の映画)

3.0

色々なエンドを予想しながら観れるという意味では面白かった。特に後半は緊張感に溢れていて、終わり方には満足です。
ただ登場人物みんな不快なキャラで、過剰さの無いリアルな演技が相まって、余計に嫌悪感が強か
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デッドプール(2016年製作の映画)

3.5

カッコいいというより痛々しいアクション映画。残虐で下品が過ぎるので、子供が居たら絶対に観せたくない映画。
marvelにおけるヒーローのインフレを逆手に取った新鮮さはある。ブラックジョークはキレがある
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.4

パリ大好きな主人公が、パリの魅力を存分に解説してくれる映画。タイムトラベルした先で出会う、1920年代の芸術家たちは本当に大物過ぎて、確かに興奮してしまう。
芸術家たちのキャラクターもしっかりと作り込
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

4.1

女子二人がとってもキュート。現代っ子らしさとゲーム世界の掛け合わせが楽しい良作。
至る所に笑いが散りばめられていて、且つハラハラ出来る展開。ゲームの設定が細かく作り込まれているので、伏線も割としっかり
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フィフティ・シェイズ・ダーカー(2017年製作の映画)

2.6

前作に引き続き、アナに対して特別さを感じない。実際のところ頭悪いし感情的だし。一方、クリスチャンはミステリアスのベールが剥がされていくに連れ、色気が低下してしまった。
とはいえダコタの身体は本当に美し
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キック・アス ジャスティス・フォーエバー(2013年製作の映画)

3.4

前作に比べると作風はガラッと変わり、マザーロシアとヒットガールの対決以外はコメディ要素がだいぶと強くなる。
大人びたクロエをみているとなんだか感慨深いね。主役3人を見守る保護者3人が皆優しくて好き。
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.9

観終わった後、もう一度観たくなる作品。
マジックとメンタリングと強盗を、ショーとして魅せてしまうなんて最高にエンターテイメント。期待通りの面白さだった。
豪快なストーリーだけど、筋書きに無理がある訳で
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アデライン、100年目の恋(2015年製作の映画)

3.5

SF設定が1つ加わるだけでラブストーリーの幅は広がるね。
なんと言っても100年分の衣装を何でも着こなせるブレイク・ライブリーの美しさよ。ロマンチックだけど切なくて、まぁアデラインが救われてくれるなら
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.6

人間の世界を舞台に天使と悪魔が大暴れ。設定を詰め込みまくっているせいで、やや展開についていけないものの、2時間でキッチリ消化していて感心する。
ティルダ・スウィントン演じるガブリエルを筆頭にハマり役が
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鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

3.8

テンポが良くて面白い。分かりやすい伏線に隠されたトラップにまんまと引っかかり、爽快な程に誤解していました。
個性ある俳優陣だが、それを凌ぐキャラクターのクセの強さで、皆振り切れています。
ベースはコメ
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ワイルド・スピード SKY MISSION(2015年製作の映画)

4.3

当時映画館で観たけど、横に座っていたのが同伴の男女で、女性は「観たことないんだけど〜」などと煩く、男性の解説も鬱陶しく(上演中)、危うく殺めかけたのをよく覚えています。笑
そんな人達が横に居ても、半端
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ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

2.8

ハンとジゼルが大好きだった私にはデッカード・ショウを易々と受け入れるファミリーが理解不能だった。(ショウ兄弟も好きだけとさ)
突っ込みどころ満載の脚本も、いつもはカッコよすぎるカーアクションでカバー出
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グッド・ライ いちばん優しい嘘(2014年製作の映画)

3.9

重いテーマを扱ってるけど明るさがあって、押し付けがましくないのが良い。主人公3人のピュアさに惹かれる。
リース・ウィザースプーンの役所が絶妙で、観客の代わりに彼女が3人に感情移入していってくれるという
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.5

ひどく悲しいのにどこか救いのある傑作。
かつて何度か観たが、改めて今観ると、レオンは自閉症のようにみえる。そういう先入観に縛られない時代では個性として描かれていた。昔の方が良いね。
マチルダとレオンの
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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

2.8

ティムバートンの独特な世界観は、なんだか得も言われぬ怖さがあって苦手。私が凡人な故に、凄まじい想像力についていけないだけなのかもしれない。
業に塗れた人たちの中で、チャーリーの純粋さが輝く。混沌とした
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耳をすませば(1995年製作の映画)

3.8

天沢聖司という名前に名前負けしない聖司君の爽やかぶりが素晴らしい名作。
坂だらけだけど住んでみたくなるような街は、ストーリーを進めるうえで重要な役割を為している。
雫と聖司を取り囲む周りの友人達の、ほ
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バケモノの子(2015年製作の映画)

4.1

「不器用な師匠と弟子」という設定に弱い自分は、泣いてしまった。
正直ヒロインは邪魔だった気もするのと、後半急に世界観ぶっ飛び過ぎて付いていけない感はある。
しかしなんと言っても成長した久太が男前すぎる
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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

3.7

2巻で完結する原作コミックはエンドは全く違います。タイトルに込められた意味を知った時のあの衝撃は、原作でないと分からない。是非読んで欲しい。
だけど映画もまた、実写化の過程でストーリーがバランス良く工
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.2

「映え」が詰まったシンデレラストーリー。
女社会の描写なのに登場人物が少ないのが意外だった。しかしそれが本作の良さで、しっかりとミランダとアンディのやり取りに集中することが出来る。
憧れのハイブランド
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ドランク・モンキー/酔拳(1978年製作の映画)

3.8

ジャッキーといえば酔拳。絶頂期のカンフーはキレ味抜群。
圧倒的身体能力。圧倒的酔っ払い。笑
かつての作品がしっかりカンフー映画なのを再認識すると近年のアクション映画では物足りなくなってしまうね。特に対
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シティーハンター(1993年製作の映画)

2.9

まずこれは、シティーハンターでは無い。笑
キレッキレのアクションすらコメディーシーンに内包されるくらいにコメディー映画。
ヒロインのゴクミの扱いが雑で、今では考えられないよね。よくこんな馬鹿げた展開を
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スキップ・トレース(2015年製作の映画)

3.0

ストーリーもアクションもお決まりです。衰えは誤魔化しきれないが、それでも現役で出来てしまうジャッキーにただ尊敬の一言。
中盤は中国の観光地PRな気もするが、それらを丁寧に織り交ぜて魅せるのもまたジャッ
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TIME/タイム(2011年製作の映画)

4.1

ツッコミたくなるところも有るものの、それを上回る設定の斬新さ。色々と議論の余地があって興味深かった一作。
時間を通貨とする世界は、死との距離が簡単に左右される。もし実現したならヒトの行動はもっと悪い方
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エクスペンダブルズ(2010年製作の映画)

3.6

最初からターゲット層をゴリゴリに絞った完全に趣味の世界。好きな人しか観ない。それで良い。
さぞかし楽しい撮影現場だっただろうな。銃の種類とかパンチの角度とか、あーだこーだ議論しながらお酒飲んでそうよね
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天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

4.4

ジブリ作品は末端の脇役まで素敵よね。ラピュタではシャルルルイアンリがお気に入り。
何回観ても飽きないストーリー構成。大人になって知識が増えた今「ソドムとゴモラを滅ぼした天の火」などの細かな説明を理解出
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名探偵コナン 純黒の悪夢(2016年製作の映画)

4.2

推理アニメもとい、アクション超大作。笑
mission impossibleが過ぎる。とは言え、コナン映画史上初めて号泣した、最も好きな作品。
本編とも関係のある内容が含まれているので、流れを知ってお
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.0

もっと高い評価でも良いのかもしれないが、自分の高校生時代の葬りたい記憶が走馬灯のように思い出されて不快感。(作品に非はない笑)
それ程に高校生の未熟さをリアルに描写出来ている登場人物たちに驚く。桐島に
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

2.7

撮りたい絵面をブツ切りに繋げただけという印象。特に後半の展開は雑さが増す。前作が面白かっただけに残念。
良かったのは博士のメッセージと、クレアの足元がブーツになっていた点。笑
オーウェンの優秀さは無く
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ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

3.9

恐竜の魅力が溢れているからこそ、人間の愚かしさが際立っていた。
起承転結が明確で、飽きる事なく鑑賞出来る。精度の高いCG映像と豪快さに、ハリウッドエンターテイメントをしっかり楽しめる良作。
ただ役者に
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ジオストーム(2017年製作の映画)

2.4

人類が気候をコントロールする時代という設定に惹かれて視聴したが、期待していたスケールには全く及ばなかった。
細かな描写が荒く、矛盾が気になってあまり集中出来なかった。例えばダッチボーイ生みの親の顔を科
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.6

ローグワンと比べるとスケールの小ささは否めないが、西部劇的なハン・ソロらしさは表現出来ていたので、スピンオフとしてアリだと思った。
チューイ達との友情が最高だった分、キーラとの恋愛劇は中途半端で、ハン
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