フリーザさんの映画レビュー・感想・評価 - 36ページ目

Z Bull ゼット・ブル(2018年製作の映画)

3.6

会社内でエナジードリンクを飲んだ社員が凶暴化して…というアクションコメディ。

めちゃくちゃしょうもない設定ながら、舞台となる会社が軍事用品を扱っているということもあり様々な戦い方が出てきて飽きない。
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ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.6

ダニエル・ラドクリフがまた変な役やってるアクションコメディ。

ゲームの中みたいな世界観が楽しい。
両手に銃を装着された主人公、めちゃくちゃ強い女の殺し屋とかキャラクターも漫画的で面白い。

メッセー
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トライアングル(2009年製作の映画)

3.3

変則的なループもの。

ループものあるあるで面白くなるまでの準備段階がつまらない。
更に今作は安っぽいCGや光飛びまくってるシーンが多く映像が良くないのもあって前半は観てるのがしんどい。
また、こうい
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ミミック(1997年製作の映画)

3.5

ギレルモ・デル・トロの初期作。
グロテスクなSFホラー。

90年代に流行った”バイオテクノロジーによって生み出された生物が人間に牙を剥く”系の作品。
この設定だけでなく随所に「あー〇〇で観たなこの感
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美しい湖の底(2017年製作の映画)

3.4

Netflixオリジナルのクライムコメディ。
あんまり複雑じゃない『メメント』

青みがかった暗い映像が好みじゃない。

言うほど湖は重要じゃない。

田舎町が舞台のサスペンス、間抜けな犯罪者、基本シ
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デビルズ・バックボーン(2001年製作の映画)

3.5

スペイン内戦下の孤児院が舞台。
『パンズ・ラビリンス』の姉妹作品みたいな感じ。あっちは派手でこっちは地味。

B級ホラーみたいなパッケージと煽り文句ですが全然そんなことはない真面目で深みのある良作。
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あの夏のルカ(2021年製作の映画)

4.4

ピクサーの前作『ソウルフル・ワールド』がかなり大人向けかつ完成度の高い作品だっただけに今回どうなるかと思ってたけど個人的にはこっちの方が好き。


設定凝りまくり&テーマが深すぎな『ソウルフル・ワール
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クルエラ(2021年製作の映画)

3.8

『101匹わんちゃん』のヴィランであるクルエラを主人公にしたスピンオフ。

だけど『101匹わんちゃん』の世界線とは異なっていてそもそも年代が違うので別物として観るのが吉。
『101匹わんちゃん』の前
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残酷で異常(2014年製作の映画)

3.5

一日を繰り返すタイムループもの&死後の世界を描いた変わった設定の作品。
海外の映画で死後の世界が描かれるのってあんまり観たことなかったので新鮮。

普通のタイムループものと違いループの最中に施設でのセ
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.0

煽り文句やあらすじを読んだ感じではサスペンスやスリラーの様な印象を受けますが、実際観てみると抑圧される女性の描いた真面目なドラマでした。

ショッキングなシーンはありますしサスペンス的な演出はあるもの
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学校の怪談2(1996年製作の映画)

3.5

1に比べてあまりスケールアップしてる感もなくやってることも殆ど同じな続編。

コミカルな部分の面白さは1より上ですが、全体的にとっちらかっていて微妙。
ですが新たに仲間に加わった謎の子どもポジションの
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学校の怪談(1995年製作の映画)

3.6

平成初期のジュブナイルホラー。
夏の晴れた日の午後に観るのが丁度いいノスタルジックな作品。

これ小学生の頃に観ておきたかったなぁ。

全体的に可愛らしいですが口裂け女のビジュアルが普通に怖かったり、
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嵐の中で(2018年製作の映画)

3.8

Netflixオリジナル。
設定がよく出来てるSF。

『オーロラの彼方へ』『バタフライ・エフェクト』『ザ・コール』『デジャブ』なんかが好きな人にオススメ。

過去を変えちゃったせいで現在に影響が出て
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フラッシュダンス(1983年製作の映画)

2.4

ストーリーの軸が弱くオーディションを受けるだの受けないだのでうだうだやってる話。


ダンスのジャンルに関して全く詳しくないんですけど主人公が目指してるのってどんなダンサーなんですかね?バレエのオーデ
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大空港(1970年製作の映画)

3.2

つまらなくはないけど溜めが長すぎる&その割に爆発がショボイ。

スプリットスクリーンや集合写真で欠席した人みたいな合成の映像が多くて最初は面白いと思ったけど段々飽きてくるし、シリアスなシーンでやられる
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暗数殺人(2018年製作の映画)

3.6

むさ苦しいおっさんが主人公の韓国のサスペンスにハズレ無し。
容疑者の謎の自白とそれに取り憑かれる刑事の話。

事件の真相や犯人のキャラクターもさることながらやはりそれに必死に食らいつく刑事サイドの執念
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ビバリウム(2019年製作の映画)

3.0

尺長めの”世にも奇妙な物語”。
星新一のショートショートや藤子・F・不二雄の短編感もあり。
こういう設定は好きだけど2019年にやるか?って位に手垢のついた設定。

ジェシー・アイゼンバーグを起用して
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ヒドゥン(1987年製作の映画)

3.6

人間に寄生するエイリアンもの×刑事とFBIのバディもの。

エイリアンの寄生シーンは中々気持ち悪いし、バディものとしてのお約束も抑えてるしでどっちかの要素が好きなら楽しめる作品。

メタルや高級車や女
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デジャヴ(2006年製作の映画)

3.7

トニー・スコットによるSFアクション。
設定が面白い。

時間が絡むSFにお馴染みのタイムパラドックスがどうのとか科学的ななんちゃらが云々みたいなのは知りませんが、映像と話にプラスに作用していたので特
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アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

3.6

デヴィッド・ロバート・ミッチェル監督による青春もの。

新学期が始まる直前のスリープオーバー(お泊まり会)の一夜を描いた作品。
群像劇ながら個々のエピソードが深く絡むわけでもないし、どのエピソードもち
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クラシック・ホラー・ストーリー(2021年製作の映画)

3.5

イタリアってマリオ・バーヴァやダリオ・アルジェントとかホラーの巨匠が結構いるイメージなんですけど、それも70年代までの話で今は違うんですかね。
イタリアンホラー好きなんで寂しいです。


てことで自国
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ヒドゥン・フェイス(2011年製作の映画)

3.4

似ている作品のラインナップからして分かるようにちょっとした仕掛けのあるサスペンス。

つまらなくはないんですがもう一声と言いたくなる感じで、全く予想も付かなかった展開があるわけでもなくタネが分かった後
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永遠のこどもたち(2007年製作の映画)

2.8

ギレルモ・デル・トロが制作に関わっているらしいダークファンタジー&切ないホラー。

『マローボーン家の掟』と同じ原作者の映画化みたいですが、自分はあんまりこの人の映画化作品好きじゃないっぽいです。
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マルクス兄弟 オペラは踊る/マルクス兄弟オペラの夜(1935年製作の映画)

2.0

コメディの古典的名作ということで半ば教養の為に観たが、映画史における重要性やその後の作品に対する影響はさておき、この作品単体では面白いとは思えなかった。
不快なギャグの連続で観ていてしんどい。

スモール・ソルジャーズ(1998年製作の映画)

3.7

バイオレンスな『トイ・ストーリー』、『チャイルド・プレイ』やそれこそ『グレムリン』の様な可愛さと暴力性が一体となったテイストでいかにもジョー・ダンテらしい。

パッケージにいる兵士の方が主役かと思いき
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ビフォア・ミッドナイト(2013年製作の映画)

3.7

『ビフォア・サンライズ』『ビフォア・サンセット』に続くビフォアシリーズの3作目。

前二作と同じく基本的に2人が場所を変えてくっちゃべってるだけですが、今回は珍しくちゃんと名前のある登場人物がいる。な
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

3.5

前作からリアルタイムで9年。作中の経過時間も9年。


2人の境遇の違いや前作から積み重ねた9年はあるものの良くも悪くも映画の作りとしては前作と同じで、場所を変えてただただ2人が話すだけ。
前作は好き
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

3.7

最初と最後以外は劇伴無し、主演の2人以外の登場人物は名前も出てこない、基本的に場所変えて2人が喋ってるだけ、と中々に攻めたスタイルの恋愛映画。


リチャード・リンクレイター監督は何作か観ていますが、
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アルファベット(1968年製作の映画)

-

デヴィッド・リンチの短編。

ドキュメンタリーを観て気になったので鑑賞。
当時のリンチの奥さんが主演。

これリンチが作った作品って知ってるから観れるけど、何も知らずに観たら夜眠れなくなりそうな位こわ
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6・メン・ゲッティング・シック(1966年製作の映画)

-

デヴィッド・リンチが学生時代に撮った短編。
4分しかないがサイレンの音をバックに同じ様な映像を繰り返していて意味は不明。

デヴィッド・リンチ:アートライフ(2016年製作の映画)

3.5

デヴィッド・リンチのドキュメンタリー。

インタビュアーがいるタイプのドキュメンタリーではなくただリンチが己の生い立ちについて語りバックでリンチの描いた絵なんかが流れてる、というスタイル。
自身の映画
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マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

5.0

デヴィッド・リンチの監督した長編映画とドラマ『ツイン・ピークス』を全シリーズ観た上でかれこれ4度目の再鑑賞。きっとこれからも何度も観るであろうリンチ映画で一番好きな作品。


小人や不気味な老人やヒス
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ストレイト・ストーリー(1999年製作の映画)

3.8

デヴィッド・リンチによるロードムービー。
リンチらしからぬ作風で妄想と現実が入り乱れないしリンチならではのアイテム的なのも出てこない。
主人公の運転する芝刈り機の如くのんびりしたペースで話が進み、出会
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エレファント・マン(1980年製作の映画)

4.2

リンチ作品の中でも異色な作品。
映像は白黒で所々にリンチらしい悪夢的なシーンがあるものの、何よりストーリーが分かりやすく観ていて混乱することがない。
その分主人公であるジョン・メリックと医師とのドラマ
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ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)

3.8

デヴィッド・リンチによるカオスなロードムービー。

『ツイン・ピークス』と同じ年に公開であり役者がかなり被っているのがファンとしては嬉しい。

ニコラス・ケイジとウィレム・デフォーはリンチ作品では見な
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ブルーベルベット(1986年製作の映画)

4.4

デヴィッド・リンチによるエログロミステリー。


『ツイン・ピークス』でお馴染みのカイル・マクラクランが前作『デューン/砂の惑星』に引き続き主演。
『インランド・エンパイア』のローラ・ダーンや『イレイ
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