あんのさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

あんの

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がんばれ!チョルス(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

普通の人情喜劇だろー、ちょっとお母さんで悲しい過去があるんでしょー、知的障がい者で喜劇作れるのは韓国だよねーぐらいで見てたら、後半、いきなり実際にあった事件がぶっこまれて観客の映画を見る目を変えるのに>>続きを読む

スタートアップ!(2019年製作の映画)

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カメラと編集とアクションの見せ方がすごく上手かったし、人情ドラマもすごく面白かった。庶民の人情ドラマなのにアクションの演出のレベル高すぎ(これが韓国では普通なの?)。ヤクザや現実の暗くてつらい部分は茶>>続きを読む

フェアウェル(2019年製作の映画)

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予告編のイメージと違って静かに笑わせにくる映画。私は身内への情が薄い人間なのだけど、逆にそのせいかすごく面白かった。クライマックス(?)の結婚式の「お前が一番ヤバいんかい!」で爆笑したかったけど、劇場>>続きを読む

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

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全盛期の山田洋次みたいにベタな物語とシナリオに細やかな演出を過剰火力で叩き込んでキャラクターの複雑な感情を表現したり、冒頭からテレビシリーズで一番凶悪に視聴者を泣かせたエピソードを観客にぶちかましてき>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

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後半のオチや見せ場がすぐにわかるように前半が作られてるので、後半の「こうなると思ってたわー」の連発が快感でした。

映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者(2020年製作の映画)

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無邪気な残酷とホラーとバイオレンスの同居が『ジョジョ・ラビット』を思い出した。『ミスト』が好きな人にもおすすめ。とにかく今回は脚本が上手いと思う。ハッピーエンドは分かっていても決着のつけ方がラスト15>>続きを読む

ぐらんぶる(2019年製作の映画)

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映画オリジナルのラストのオチが本質的な部分で一番原作近いのに感心した。原作どおりに伊豆が物語の舞台じゃないのが残念だなーと思いながら見てたけどあのオチのためなら納得。

劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel Ⅲ.spring song(2020年製作の映画)

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事情はあるけど大量の人間を殺したヒロインに「生きていて欲しいから自分は受け入れて許すし生きろ」という展開が好き。90年代に同人活動をしていたマンガやアニメファンの完成された理想郷、そんなファンや作り手>>続きを読む

マルモイ ことばあつめ(2018年製作の映画)

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主役2人が信頼を築くのに前半1時間たっぷり使うのがよかった。愛国心を持つと自負する者が、自分が愛国心を持ってないと判断した人間を見下す描写や、主人公に刑務所経験があるので単なるチンピラかなと観客に思わ>>続きを読む

追龍(2017年製作の映画)

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アンディ・ラウさんがノリノリで楽しそうに演技してるのを見てるだけでほのぼのしてしまった。ドニ―さんは全力で演技しているので、それが作中の2人のキャラとシンクロしていい感じだった。九龍城の描写が魅力的で>>続きを読む

ドラゴン怒りの鉄拳(1972年製作の映画)

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ブルース・リーが一番美しいのはこの作品だよねーと再認識。でも『危機一髪』は映画の制作時や役者の知識があるからこそ今見ると面白かったけど、この映画は逆に細かいところまで情報を知りすぎたせいで今さら見ても>>続きを読む

ドラゴン危機一発(1971年製作の映画)

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ロケしてる後ろで一般の車が普通に走っているような撮影現場なのだけど、今見たら当時のタイの田舎の風景や製氷工場が見れたりするのが楽しい。老人と外国人技能実習制度が働いてる地方の工場や近未来のコンビニを舞>>続きを読む

悪人伝(2018年製作の映画)

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あれ?『アシュラ』とかエルロイみたいなダークな映画だと思ってたのに妙に明るいぞ。笑えるぞ。これじゃいつもの普通に面白い韓国ヤクザ刑事映画だぞ……と思わせてからの後半20分の先の読めない展開とラスト10>>続きを読む

はちどり(2018年製作の映画)

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家も学校も居心地よくない地獄みたいなつらい毎日を生きる思春期の描写がよかった。目の前にあるすぐに手に入るものに飛びついて、すぐに失くすとか昔のトラウマがいろいろ蘇った。前半は20年前の韓国オシャレアー>>続きを読む

イップ・マン 完結(2019年製作の映画)

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俳優ドニ―さんが堪能できたのがよかった。セットが豪華な大作のクンフー映画はそれだけで楽しいねー。
中華総会会長との大人の友情エピソードはよかったと思うけど、他のドラマが後半グダグダになったのは残念だっ
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泣きたい私は猫をかぶる(2020年製作の映画)

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予想外の第三者の乱入で急にガチな「猫と人間」映画になる中盤の展開が意外な面白さ。猫(動物)を愛した経験があるかどうかで感想がかなり違う映画だと思う。でも主人公が男の子を好きになった理由が猫になってたと>>続きを読む

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

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監督、『釜山行』について「自分のと正反対の映画だよね」と言うだけあって、わざと今の時代にアメリカの田舎は怖いぜゾンビ映画を撮ってる。田舎が怖いアメリカ映画大好きなので嬉しかったです。『ゾンビ』より『ナ>>続きを読む

初恋(2020年製作の映画)

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普通に面白かった!Vシネも東映も香港映画も三池監督も知らなくても普通に見てて楽しい映画だと思う。90年代のVシネ風だけど、こんなに面白いVシネなかったよ。ホントに90年代にVシネや東映で作ってたなら染>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

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冒頭10分が完璧すぎる。祭り2日目の緊張感もステキ。序盤であからさまに出てくる熊をいつ使うのかドキドキしてたら予想外の使い方で楽しかった。大学生達の言動がどういう感情で行われているか、過剰なくらい丁寧>>続きを読む

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

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一緒に見た友人の感想「傑作だねー。内容も嘘かホントかわからない中国の人への噂を聞いてる今だと他人事じゃないと思う。映像もカッコいい。でもあの主役とは同じ職場で働きたくない」に何も言い返せなかった。私も>>続きを読む

バッドボーイズ フォー・ライフ(2020年製作の映画)

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「いつの時代の映画やねん!」とツッコミたくなるような演出と設定だったけどわざとやってるから微笑ましく見るしかなかったけど、脚本がよかったので面白かった。たぶん監督のバランス感覚の勝利。マーカスを初めて>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

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音楽がちょっとあざといなーと思ったけど、ドイツ軍人の大尉を普通の気のいい大人にしたり、どこまでもフラットな友達とか、普通の脚本なら中盤から主人公と敵対しそうな2人を「どこまでも普通の隣人」として描いた>>続きを読む

幸福路のチー(2017年製作の映画)

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「帰りたい家=アイデンティティ」なのが観客に理解され始める後半がすごかった。「人生うまくいかない」と思ってるだけの平凡な女の子の話なのに、歴史に流される描写だけで台湾という場所の物語になってるのもよか>>続きを読む

エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

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これだけは香港映画ファンに言いたい。絶対に香港映画ファンは見てくれ。今年一番香港映画ファンが見るべき映画な気がするんだ

劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

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「心」のある悪役が魅力的すぎる。その圧倒的な「心」が映画を面白くしてる。しかもその「心」に悪意も憎しみもまったくない。でも欲望はあるのかないのかよくわからない。感覚が違いすぎる悪役をここまで面白いと思>>続きを読む

ラストレター(2020年製作の映画)

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松たか子の「後輩」演技がレベル高すぎる。映画史に残る完璧な後輩演技だった

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

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撮影の演出がカッコよすぎてビックリした。うまい。映画にしかできないあれは。

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

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おいおい、歴代最高のクリスチャン・ベールが見れるとは思わなかったぜ。マット・デイモンの「損な役回りを演じてる時の俺は最高に輝いてる」演技も楽しかった。でも最高にノリノリでハイテンション演技だったのが副>>続きを読む

男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

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山田監督と橋爪功、自分が老人だから人が老いることの残酷さや滑稽さをノリノリでやりたい放題にやって笑うしかない場面にしてたのが往年の「男はつらいよ」らしくて面白かった。

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

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テレビシリーズを富野由悠季が劇場版に編集したみたいな映画だったけど、アダム・ドライバーが最高だったので満足です。クライマックスのライトセーバーのあれが最高すぎて、あの瞬間からのアクションシーンだけはジ>>続きを読む

スーパーティーチャー 熱血格闘(2018年製作の映画)

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ロケが多くて、昔なつかしい香港映画のノリで見れるのが嬉しかった。先生の生徒の問題の解決の仕方も「家族に会う」が基本なのが、子供の問題は子供の心の在り方だけで解決しないという大人側からの視点を入れてるの>>続きを読む

淪落の人/みじめな人(2018年製作の映画)

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メモ用。ささやかに暖かく、でもさりがなくさみしいエピソードがときどき差し込まれて、見てて心が温かくなる話だった。でもこの映画で一番他人にやさしいのは主役の2人よりサム・リーだよねw

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

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絶対に失敗すると思ってたけど、脚本と演出がよくてびっくりするくらい面白かった。しかも、キングの『シャイニング』とキングらしい部分を切り捨てたキューブリックの『シャイニング』の同時続編にまさかの大成功し>>続きを読む

劇場版 ガンダム Gのレコンギスタ I 行け!コア・ファイター(2019年製作の映画)

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久しぶりにトミノ節を堪能。社畜のベテランになってからトミノアニメ見ると、登場人物がとにかく自分の気分や欲求に自由すぎるのが眩しい。戦争しようが理想に溺れようがとにかく自分の心に自由(すぎる)。でもテレ>>続きを読む

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

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無理にヘンリー出さなくてよかったのでは。上映時間が無駄に延びただけに見えてもったいなかった。1作目は、原作のいいとこ取りでよかったけど、今回はそのせいでかなり苦労してるような。ラストの完全ハッピーエン>>続きを読む

ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

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「1」のB級アクション映画の面白さを再現してくれてるのが楽しかった。80~90年代のアクション映画のノリ再現のおかげで描写のおかしい所とか、あまり気にならなかったし。