あんのさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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神と共に 第二章:因と縁(2018年製作の映画)

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第一章でもいい味出してたキム・ドンウク演じるキャラが今回も楽しかった。本来、裁かれるために地獄に来たはずなのに、検事志望という設定を生かしてカンニムにノリノリで迫っていく脚本がとてもツボでした。

冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた Fine(フィーネ)(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

まさかのエンドロールの後が本編以上に大事な本編になってるの笑ってしまった。そりゃ原作が完結したの2年前だし、ファンサービスのための映画だし、ここまでやらないと意味ないよねーww 映画館でもエンドロール>>続きを読む

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

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見終わった後「久しぶりに面白い香港アクション映画見たなー」と思ってしまった(最近の香港映画は妙に「ドラマ」入れすぎ)
でも今回のMVPは観客のヘイトを一身に受ける演技を見事にやりとげた裁定人の女優さん
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毒戦 BELIEVER(2017年製作の映画)

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いろいろオリジナルとは変えてたけど、オリジナルで面白いシーンは全部残ってたので笑ってしまった。
でも脚本では冒頭で死ぬ未成年の女の子のドラマのなかでの比重がもっと重かったような気がする。完成した映画だ
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空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

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この脚本家と監督の作品は本音をペラペラ大声で話すシーンがいつも見せ場で今回も映画も主要キャラはみんなペラペラ本音を大声で話すのに、唯一、最後までとぼけた感じで一切本音を話さない姉(予告や宣伝と全然イメ>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

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中国で覆面禁止法が導入されることになったタイミングでこの映画を見るとかいろいろ思うことがあった。「アーサー本人」はどこまでも否定されて娯楽のためのキャラ消費される存在として描かれるジョーカーが悲しい。

HiGH&LOW THE WORST(2019年製作の映画)

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村山が一番好きなのでバイトのシーンがすごく楽しかった。オロチ兄弟との絡みがもっと見たかった。団地6人組もよかったので、続編で彼らを主役に寅さん映画みたいな人情喜劇のノリのミニシリーズをドラマで作って欲>>続きを読む

HELLO WORLD(2019年製作の映画)

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主人公がSFが好きだと言っとけば伏線になってどんなラスト作っても許されると思うなよー!!!
「東宝だからヒロインは芸能人が演じるよね」から逆算して作られたようなヒロインが予告と全然イメージ違ってかわい
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工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

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「国とか金持ちとか上司とか関係ないから。みんなクソだから」で今の時代のエンターティメント映画になってるのに感心した。今の韓国の庶民の気分を反映した娯楽映画作るとああなるのだろうねー。
女優を出すための
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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

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中編2話のオムニバスな構成なのだけど、前半と後半のエピソードの順を逆にしたほうがもっと面白かったと思う。
公開された構成のほうが観客にキャラの感情はわかりやすいけど、前半のエピソードのほうがテンポいい
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引っ越し大名!(2019年製作の映画)

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『クローズZERO』の時の山田孝之のように高橋一生が全てを持って行く映画だった。高橋一生も『クローズZERO』に出しておくべきだったぜ!

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

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あれが「伏線」だと初見でわかる観客がこの世にいるわけないだろ!(褒め言葉)
「リア充」をテーマに監督が撮るとこうなるのかー。新海誠と同じ種類のオタク監督のくせに『天気の子』と対極にあるみたいな映画だな
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

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「ジュブナイル」の大人の描写が嫌いだったり、何回も何回も「この監督と趣味合わない」と思ってきた私でもこれは最高に面白かった。田中泯と柄本佑が物語のギミックキャラとして抜群にして素晴らしい仕事してたし、>>続きを読む

ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

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美味しいラーメン屋が2号店作ったら薄味のラーメン出してきたような映画。
悪役もバイク以外つまらなかった。

劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer(2019年製作の映画)

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前の映画の佐藤健出演の10倍ビックリした。

20年続けたシリーズでしか作れない作品になってるのも好感度高いし、ジオウの物語の決着の最終回になってるのもよかった。

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

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「そりゃあ悪手じゃろ」と映画見ながら思った次の瞬間にもっとヒドい展開が(褒め言葉)

きみと、波にのれたら(2019年製作の映画)

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女優が生涯で一番の当たり役に会ってしまってる瞬間を見続ける映画。もうこれは川栄李奈が声優をうまいかどうかという問題じゃないレベル。
演出も水についてのファンタジーの部分より、消防士やカフェや調理の部分
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青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない(2019年製作の映画)

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面白い娯楽青春映画。映画見ながら友達が死んだ時のことや後悔ばかりだった年月のことを思い出してた。台湾あたりが映画のリメイク権買いに来そうとも思ってたけどw それくらい分厚い原作(上下2冊)からの美味し>>続きを読む

町田くんの世界(2019年製作の映画)

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面白かった!……けど、高校生ラブコメマンガの実写化への松岡錠司監督の映画『バタアシ金魚』の呪い(…ともう言いたい)がここまでとは思わなかった。途中で何回、今の時代の映画『バタアシ金魚』のリメイクを見て>>続きを読む

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

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まさか東宝から『アレ』と「アレ」と「アレ」の使用許可までもらってるとは思ってなかったので見ててビックリした(「アレ」は怪獣ではありません)
とにかく監督が某樋口のシンジさんよりオタクすぎる。

プロメア(2019年製作の映画)

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一番心配してた早乙女太一が声優うまくてビックリ。確信してた松山ケンイチはやっぱり「がんばって演技してる松山ケンイチ」以外の何者でもなかった。出演発表された瞬間から「あ、悪役だ」と思っていた堺雅人はやっ>>続きを読む

神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)

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宣伝のイメージと全然違う。ハリーポッター焼肉ドラゴン編みたいな映画。だが、そこがいい。つまらない役だと思ってた「弟」のキャラがドンドン面白くなっていくのが意外で楽しかった。

轢き逃げ -最高の最悪な日-(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

前半の主役である若者2人の描写に、水谷豊によるドラマ『傷だらけの天使』への「あの2人の最終回はこうあるべきだったんじゃないの?」というアンサーな気がした。
あのドラマの最終回は、亨がアニキに依存しすぎ
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劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~(2019年製作の映画)

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主人公のヒロインに妙におっさんくさい描写があるのだけど、そこがかわいいという演出がいい(原作の主人公にあのおっさんくさい描写はないのでアニメ化のオリジナル)。
でも親衛隊みたいな部下ができるなら麗奈の
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シャザム!(2019年製作の映画)

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すごく上質のファンタジー映画だった。ハリポタみたいな宣伝したほうがよかったのに。日本では絶対に宣伝では損してる。
クリスマス映画好きだし、血縁や家族と正面から向き合う良さも厳しさも難しさも描いててとて
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映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~(2019年製作の映画)

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「女性ヒーローのアメコミ映画で恋愛要素があると女性軽視だから切り離すとかめんどくさいことするなら最初から“主婦”にしとけばいいじゃない」とハリウッドに「クレヨンしんちゃん」からアンサーする勢いの男性と>>続きを読む

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ネタバレを見ずに見れて本当に嬉しかったし楽しかったし何回もビックリした。
以下、見ててとくに楽しかったシーン

【エンシェントワンとロバート・レッドフォード】
2人とも好きだったので出演してくれてビッ
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名探偵コナン 紺青の拳(2019年製作の映画)

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「ここまでやるのが大人のタイアップだぜ!」と実在の建物や場所に『あの扱い(褒め言葉)』を許すシンガポール観光業界の度量の大きさに震えた。でもあそこまでされたらむしろ現地に行きたくなる。現地に行ったら楽>>続きを読む

劇場版『えいがのおそ松さん』(2019年製作の映画)

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高畑勲じゃん。表面やギャグはファンサービスの「おそ松さん」だけど、物語や演出はまさかの高畑勲(それも『じゃりン子チエ』の頃の全盛期の高畑勲)風の作り方で映画やるとは思ってなかったのでビックリした。「お>>続きを読む

イップ・マン外伝 マスターZ(2018年製作の映画)

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「今の時代でショウブラザーズなの!でもマックス・チャンのクンフースター映画にその演出は最高!」な1本。とにかくスター技が出せてスターの動きができるマックス・チャンが最高。何回映画を見ても飽きないだろう>>続きを読む

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

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クライマックスまで脚本と編集と猫が最高!……とワクワク見てたけどクライマックスのアクション(今さらマトリックスかよ)で「あれー?」だった。ジュード・ロウの「おとこらしいけっちゃく」オチは面白かったけど>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

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後半のブラックコメディ―に笑いたかったけど劇場内で誰も笑ってなかったのでガマンが大変だった。クライマックスの元奥さんとの会話も家族との和解も客観的に見てる観客にはギャグにしか見えないよ。前半のシリアス>>続きを読む

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

中盤までいろいろなスパイダーマンで「おじさん(つらい人の死)」をギャグっぽく見せてたくせにクライマックス前に主人公でそれを逆転させて「観客がもう見飽きたはずのおじさんの話」で観客の心を鷲掴みしたり、「>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

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やっぱり緩急のリズムがうまい監督。撮影も好み。わざと古いスタイルやセンスを映画に持ち込んだのも正解だったと思うし、ヴィゴ・モーテンセン演じる白人主人公を一番面白いキャラクターにしたのもよかったと思う。

ビール・ストリートの恋人たち(2018年製作の映画)

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脇役を演じる役者の演技とキャラが面白かったり魅力的すぎて主役の2人のシーンになると退屈になる現象が起きてた。全シーンを最高のシーンにしようとしすぎる映画にありがちだけど