あんのさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

あんの

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フロントランナー(2018年製作の映画)

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政治ドラマの映画じゃなくて「仕事と人間」「働くとは?」がテーマの労働者映画だった。1人の大統領候補の転落劇をめぐってそこに携わる人間の「働く」がいろんな側面から描写されてるのが面白かった。プライベート>>続きを読む

雪の華(2018年製作の映画)

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冒頭10分の主人公のナレーションで全部の設定と伏線を説明してくれるので「あとの1時間55分なにを見せられるの?」とドキドキしてしまった。あと田辺誠一とハマケンは役を入れ替えたほうが2人とももっとノビノ>>続きを読む

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

全てがミスターガラスの妄想とも思える演出を(わざと)した本編をさんざん見た後では、ラストシーンの「世界が変わる瞬間」もあの3人の願望(妄想)にも見える。
女医さんだって変な妄想団体の仕事でネット漏れさ
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

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「『ロッキーⅢ』のアポロ戦でロッキーが投げなかったタオル」のドラマの中での使い方がよかった。娘の描写はスタローンの趣味なんだろうなー。
本家『ロッキー』が失敗した「大人になる青春映画」を正面から描くの
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

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リタ・レストレンジとジュード・ロウのダンブルドアの設定や演出が大昔の花とゆめのマンガ風キャラだったのが面白かった。
前作を映画館で見て以来だったので映画を見ながらずーっと「クリーデンスって……誰?」と
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SHOCK WAVEショック ウェイブ 爆弾処理班(2017年製作の映画)

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テンポよく見せ場が来るので最後まで面白かった。監督の職人芸が堪能できた。主演のアンディ・ラウがプロデューサーもやってるので主役がラストで観客を泣かせて死ぬか生き残ってハッピーエンド(ヒットしたら続編作>>続きを読む

来る(2018年製作の映画)

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ホラーシーンより「中身もなにもない歩く地獄人間」を演じる妻夫木聡が一番怖かった(彼の最後のシーンもぼわぎんよりずっと怖い)。
将来、この映画の心霊シーンは忘れても彼が演じる「俺って最高!」シーンは一生
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

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ブラッドリー・クーパー「イーストウッド師匠に『スター誕生のリメイクやれや』と言われたけどどないしょ?そや、全盛期のロバート・レッドフォード監督がスター誕生をリメイクしたらどうなるか風に撮ったろ」……と>>続きを読む

恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

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たっぷり金と時間と技術を使って「汚れて不潔な場面」を描くのは映画監督の最高の贅沢(「天国の門」みたいw)面白かったけど殺し屋の事情だけは分かりにくかった。
地獄の環境で地獄の仕事をする人を見るの人生で
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狂獣 欲望の海域(2017年製作の映画)

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脇役のはずのウー・ユエのほうが主演のマックス・チャンより得すぎる役だった。彼が「彼女が来てるから」と部屋に入れなかった本当の理由が観客に分かるシーンがすごくよくて、あの瞬間「もうここからはウー・ユエ主>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

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フレディ以外の3人がソックリすぎて見てるだけで笑ってしまった。でも編集がもっさりしててラストのライブエイドまでテンポ悪いのが残念。

The Witch/魔女(2018年製作の映画)

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ヒーロー映画にありがちな「相手を確実に殺すつもりなのになぜ無駄なジャブをしたりするのか」問題への回答があって面白かった。X- MENやアベンジャーズみたいなアメコミ映画を韓国映画が食べて消化したらこう>>続きを読む

ヴェノム(2018年製作の映画)

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原作に思い入れないので『アントマン』みたいな『ヴェノム』楽しめましたけど、原作の『ヴェノム』好きな人が映画版を好きじゃない理由がわかる気がする。マッドマックスの新作が『アントマン』みたいになってたら『>>続きを読む

若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

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黒沢清みたいな「死者」の演出にビックリ。あんな絵柄で画面からリアルな「身近にある死」の気配を漂わせるとかすごい。でもそれが映画のいいスパイスになっている。キャラクターの描写も細やか(会話の途中で気づく>>続きを読む

ザ・プレデター(2018年製作の映画)

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脚本はちゃんとしてたけどスタジオの介入やら追加撮影やらで物語の編集がものすごく雑になってる気がする。ホントは学校で全ての決着がつく映画だったんじゃないの?

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

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30年前の『アビス』の便乗パクリ映画の没脚本で作ったようにしか見えない映画だった(…と書くと好きな人いるからニーズあるな)見る前に期待してたより死者の数が10分1以下だったし、『アビス』より海中の見せ>>続きを読む

SPL 狼たちの処刑台(2017年製作の映画)

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やっぱりサモ・ハン演出の室内アクションは最高。あとトニー・ジャーとサモ・ハンってめちゃくちゃアクションの相性いいのでは?

君の膵臓をたべたい(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

韓国や香港映画なら病気の娘の残り少ないであろう貴重な命を奪った犯人への親の憎しみと怒りがスタートラインで別の映画が1本できたよね。娘が書いてた共病文庫を読んで泣きながら残酷な手段で犯人を追い詰めていく>>続きを読む

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

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前作の小さくなればなるほど感じた解放感は希薄で、むしろ小さくなる描写に閉塞感を感じる場面が多いのだけど、80年代の刑事コメヂィアクションみたいなノリが楽しかった。悪役も暴力を徹底的に避けて、車で轢けば>>続きを読む

劇場版 のんのんびより ばけーしょん(2018年製作の映画)

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ただでさえノスタルジックな題材なのに、画面やテンポが90年代の日本映画に似てるシーンが多く、日本映画的にも懐かしさ大爆発映画だった。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

最初の「面白くない本編」をワンカットで面白く見せようとしてるのすごいなーと思ってたら、アイデアじゃなくて編集と演出が面白い映画だった。自分もイベントの仕事で本番当日にドタバタ走り回ったことがあるので懐>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ヘンリー・カヴィルは撮影途中で悪役になってない?
最初はコメディ担当の役に立たない味方だったんじゃないの?
その他、敵も味方もトム達へのリアクションが「なんでそうなるー?」と思うシーンが多い映画だった
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BLEACH(2018年製作の映画)

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ハイローで見たかった早乙女太一がやっとこの映画見れました。満足。ツイッターでよく見た「よくこんなにチャドにしか見えない人を見つけたな」という感想はネタだと思っていたら、本当にチャド本人にしか見えない人>>続きを読む

未来のミライ(2018年製作の映画)

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日本製アニメにおける最先端の技術が隙あれば大爆発してた、子供お断りの大人のためのマイホーム日常家族映画で

名もなき野良犬の輪舞(2016年製作の映画)

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キャラクターが役者さんの演技に頼りすぎで面白くなかったのが残念。ワンパターンすぎたいうか食べ飽きた味というか、もうちょっとキャラの見せ方に工夫が欲しかったです。

殺人者の記憶法:新しい記憶(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

オリジナルを見てたほうが10倍くらい面白いと思う。とくにオ・ダルスの追加シーンがいい。彼と主人公の関係について観客の見る目を変えてくれる。このシーンの主人公を見るオ・ダルスの目(容疑者を見る刑事の目)>>続きを読む

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

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『新・明日に向って撃て!』(大好き)みたいなムードがよかった。列車強盗のアクションとかもう70年代以降の西部劇ですね。これは今の監督より交代前の監督の趣味だと思うけど(だから交代監督がロン・ハワードだ>>続きを読む

スパイナル・タップ(1984年製作の映画)

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初見。『アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち』のほうが面白かった……て、あのドキュメンタリーを作った人達、構成、編集から見せ方まで演出全部の元ネタ映画にしか思えないよ、これ!まさか、このモキュメンタリ>>続きを読む

殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

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観客に主人公のナレーションも行動も一切信頼させない編集と演出の(観客への)暴力がステキだった。主人公の行動が一切期待も信頼もできないのがあれほど面白くて快感だとは。

焼肉ドラゴン(2018年製作の映画)

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キム・サンホが全ての共演者を返り討ちにしていた。さすが。でも演劇をそのまま映画でやりすぎて上映時間が長すぎ。改変してあと30分は上映時間を短くしたらもっとよかったと思う。

軍中楽園(2014年製作の映画)

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「非情城市」みたいな歴史ドラマじゃなくて最近の台湾映画お得意のストレートな青春映画だった。就職した頃に見た風景や会った大人たちのことを思い出しながら見てた。冒頭と最後の字幕に「運命」という言葉が出るけ>>続きを読む

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

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少し前のアメリカ映画みたいなキャラクター描写や演出がとてもよかった。原作を再現したシーンも全然意味や中身が違ってたり、主人公のキャラも原作と違って面白かった。ただ、加瀬くんは原作で好きだった姉絡みの描>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

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面白かった。キャストも文句なし……と言いたいけど江口洋介だけはミスキャストというか妙にカッコつけただけの演技で残念だった。心の底からヤクザ演技を楽しんでいた竹野内豊を見習ってほしかった

デッドプール2(2018年製作の映画)

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『ローガン』が全然面白くなかった私だけどこれは最高だった。これ1本で全てのX-MEN映画に勝てるのがすごい。今後作られる全てのX-MEN映画が「また失敗だよ(orたまに「今回はマシな気がする」)。デッ>>続きを読む

52Hzのラヴソング(2017年製作の映画)

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バレンタインが舞台のミュージカル大甘と思わせて、公式の場で祝福されたい同性愛者や恋やお互いの愛情だけで恋愛できるかだとか少し苦みをさりげなく入れてる構成が好き。あと公開前に聞いてダサいと思っていた「大>>続きを読む

犯罪都市(2017年製作の映画)

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宣伝と違ってマンソクさんのスーパー刑事映画だった(マンソクさん版『ベテラン』?)見る前は『アシュラ』みたいな映画かと思ってたけど全然違った……と思わせながらもヤクザがヤクザだとキッチリ描いているのはや>>続きを読む