あんのさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

あんの

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ジャングル・クルーズ(2020年製作の映画)

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最初の30分が面白くなくてどうしようかと思った。とにかく前半のヒロインの見せ方が面白くない。
中盤で弟が姉との関係を語る部分で観客のヒロインである姉を見る目が逆転するのだけど、ちょっと遅かった気がする
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映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園(2021年製作の映画)

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まったく無駄のない脚本のレベルが高すぎる。ミステリー映画としての見せ方も上手い。このスタッフでクリスティーの『ポアロのクリスマス』と『死との約束』と『オリエント急行の殺人』をアニメ化して欲しいレベルだ>>続きを読む

返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

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過去にたくさんの人が死んだ廃墟に立った時と同じ気分になる映画。
登場人物の動機や行動の選択理由が全員、個人的な感情や日常の「仕事」で「愛国心」を理由にしている人間が1人もいないと当たり前のように描いて
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Fate/Grand Order -終局特異点 冠位時間神殿ソロモン-(2021年製作の映画)

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今までゲームやってなくてもFATEのアニメ楽しかったから今回も大丈夫だろーと思ったら、『男はつらいよ』シリーズを1作も見たことないのに『おかえり寅さん』を見た気分。
隣の人達は「キター」とか「出るよ出
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劇場版 Gのレコンギスタ III 宇宙からの遺産(2021年製作の映画)

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劇場版ⅠとⅡにくらべて全然キャラの見せ方がよくなかった。よかったのはノレドとアイーダぐらい。特にベルリ君にIやⅡに比べて急に魅力なくなったのは辛かった。でもここまで文化が違うと現代の地球人(日本人)と>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

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細田守は頭の中のバランスがやっぱりおかしいと思いました(今回は誉め言葉です)

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

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演出とリズムが完全に映画館で見る作品で嬉しくなった。やっぱりMCUは映画館で見るのが嬉しい。
シナリオと演出が今の時代版『ウインター・ソルジャー』だったのもよかった。スティーブ・ロジャースではあの『ウ
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

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「あの」母親の娘は母親以上にやべーヤツだと思う。コングの描写とバトルシーンはまた映画館で見たいと思うくらいには最高。ゴジラはトカゲを飼育してる人には大満足な描写だったと思う。

少年の君(2019年製作の映画)

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2020年の大阪アジアン映画祭で見た時に、『天気の子』(両方とも公開年は2019年)と同じテーマ、同じことを描こうとして中国でやるとこう違うのかと思いながら見てた。中国の受験の描写が圧倒的な迫力で見て>>続きを読む

RUN/ラン(2020年製作の映画)

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娘の行動力が最高の見せ場だった。これ絶対に、不利な状況で苦労しながらアドリブで反撃する娘の描写の元ネタは『ダイ・ハード』の1作目でしょ?追い詰められた物置からの脱出も楽しくてワクワクした。ホラー映画好>>続きを読む

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

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バスで乱闘するまでの脚本や編集がうまいなーと思った。クライマックスの銃撃戦より最初の30分を退屈させないのに力入ってた気がする。猫は出しても悪役は出さないとか。

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

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初めて原作を読んでから約30年、富野監督は映画『冒険者たち』(ロベール・アンリコ監督のやつ)をこの物語でやろうとしてたんだと、やっとこの映画見て理解できました。画面が洋画っぽいというか、『タイラー・レ>>続きを読む

ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(2021年製作の映画)

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面白かった。前半が後半より面白かった。『アーミー・オブ・ザ・デッド 』と『ジャスティスの誕生』がなんであんなに面白くなかったのか悩むくらい面白かった。一番印象に残ったのはサイボーグの学生時代のアメフト>>続きを読む

アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

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素材(俳優陣)はいいのにダメになった鍋みたいな映画だった。YouTuberの兄ちゃんとかめっちゃいいキャラだったのに。女性キャラが昭和のオッさんが好きそうな女性キャラ感じでちょっと古臭くて気になった(>>続きを読む

街の上で(2019年製作の映画)

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『殺したいほど愛されて』かよ!前半、ウザいなー退屈だなーと思った描写や演出が中盤から徐々に裏返って面白くなり面白さの零距離射撃になるのに大好きな映画『殺したいほど愛されて』を思い出した。楽しかった。

楽園の夜(2019年製作の映画)

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拳銃を使うシーンが全部よかった。あんなシナリオなのに銃撃戦は爽快で気持ちいい(笑)
私はチャ・スンウォンが大好きなのでヤクザの権化のようなマ理事をのびのび演じる彼を見るの楽しかった。パク課長とヤン社長
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21ブリッジ(2019年製作の映画)

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冒頭から後半の展開やオチをわざと観客に予想させることで各キャラクターの途中の描写を面白く見せるのがすごくよかった。
最後の「対決」のアクションの演出は藤沢周平の「隠し剣」シリーズを思い出した。最高。こ
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ザ・バッド・ガイズ(2019年製作の映画)

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クライムアクションじゃなくてクンフー映画だった。後半のノリが完全にクンフー映画。ドンソクさん主演でB級アクションのノリのクンフー映画が見れるとは。もっと「幽霊の足」のキックアクション見たかった。でもこ>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

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大金と手間をかけて質素な風景を丁寧に撮れるハリウッド映画の良さを堪能。アマゾンの配送センターとかノマドの登場人物達の職場訪問が映画の見せ場になってるのも好き。主人公に時々イラっとさせる演出をワザとさせ>>続きを読む

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

『VOYAGER〜日付のない墓標』はずるい。
しかも『VOYAGER〜日付のない墓標』を、映画の中でこの曲にとってこれ以上ない場面でちゃんと使うとか。
これが『さよならジュピター』で見たかったんだよな
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エイト・ハンドレッド 戦場の英雄たち(2020年製作の映画)

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大阪アジアン映画祭にて。大作戦争映画の雰囲気と撮影は楽しかったけど編集とテンポが悪くて退屈したのが残念。中国で公開が延びた時に「技術的問題」とアナウンスがあって「検閲のせいだ」と言われてたけど、ホント>>続きを読む

藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

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撮影がよかった。ロケ地もセットもどちらの撮影もよかった。物語の舞台をソウルじゃなく地方都市にしたのもすごくよかったと思う。撮影もセットも少しベタすぎてわかりやすすぎる演出とセットだけど、欲望にフラフラ>>続きを読む

ノンストップ(2019年製作の映画)

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アクションのレベル高い!吉本新喜劇みたいなアクション映画なのに狭い場所(飛行機内)でのアクションの演出すげぇ!イ・ソンビンが演じるキャラの見せ方も上手かった(笑)飛行機に乗ってからゲスト出演みたいなチ>>続きを読む

すばらしき世界(2021年製作の映画)

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西川美和監督『男はつらいよ』。劇画オバQ版『男はつらいよ』。役所広司が車寅次郎を演じたらどうなるのかよくわかる映画。ペラペラで中身のない業界人キャラを演じた仲野太賀の演技が映画のアクセントになっていて>>続きを読む

KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

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世界中のどの国の人が見ても自分の国の政治家を思い出して面白く見れるのがステキな映画。堂々のエンタメ娯楽映画で韓国史とか知らなくても全然OK。役者陣もノリノリで見ててとにかく楽しい。とくに裏とか嘘とかな>>続きを読む

燃えよデブゴン/TOKYO MISSION(2020年製作の映画)

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この数年のドニーさんの映画で一番面白かった。最近はクンフーのドニーさんより役者のドニーさん見てるほうが楽しいので、その意味でも満足。『導火線』の続編(笑)なのも嬉しいし、クライマックスの丞威とのバトル>>続きを読む

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

このシリーズは露骨なロメロのオマージュはやらないと思っていた時期がオレにもありました……て、終盤の展開が男女が逆の変化球の『ゾンビ』オマージュなのでビックリした。この映画にカン・ドンウォンを起用したの>>続きを読む

スパイの妻(2020年製作の映画)

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蒼井優の役を「十四歳のまま大人(妻)になった女の子」にキャラ設定したのがうまいと思った。観客を退屈させないのがスリルでもアクションでもホラーでもなく「高橋一生」なのも面白かった。もう彼が出てないシーン>>続きを読む

ホワイト・ストーム(2019年製作の映画)

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プロデューサーもやってるアンディ・ラウさんの「映画が大好き!楽しい」愛に溢れていて、彼が演じる主人公がどんなにつらいシーンでも背景にラウさんの楽しいオーラが見えるようで微笑ましい気持ちに。ルイス・クー>>続きを読む

ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

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「男と女」とかジョゼの両親のこととか、生臭い部分を全部切り捨ててキレイキレイな部分だけで『ジョゼと虎と魚たち』を作りよったかー。中盤まではアニメにした価値あるやんと思いながら見てたのに、後半が物語のた>>続きを読む

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

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実質的に物語の主役であるマックス・ロードは、マイケル・J・フォックスをCGで復活させるわけにはいかんかったのですか?ぺドロ・パスカルは、がんばってたけど、どう見てもマイケルやチャーリー・シーンやディカ>>続きを読む

劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- Wandering; Agateram(2020年製作の映画)

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演劇の舞台の第1幕を劇場公開用に再編集した映画を見た気分(ゲキ×シネだよ、それじゃ)。もうシナリオ(劇団☆新感線の台本書いた時の中島かずき作品みたいだった)や演出がホントに演劇。でもアニメなのだからバ>>続きを読む

魔女見習いをさがして(2020年製作の映画)

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ライト風味で良質な大人の青春映画。1本の映画として完成してるので元のアニメ知らなくても大丈夫(この世界にはそんなアニメが放映されてましたぐらいの認識で大丈夫)。大人の青春映画好きな人はすぐ見ろ。主役の>>続きを読む

日本沈没2020 劇場編集版 シズマヌキボウ(2020年製作の映画)

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やっぱりどこかで上演された舞台版『日本沈没』の戯曲をアニメにしたようにしか思えない(笑)舞台で「日本沈没」するなら家族が主役であの展開にすごく納得できる。でもシナリオが舞台のまんますぎる(たぶん監督が>>続きを読む

羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

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今川版GR(ジャイアントロボ)!バトルが今川版GRじゃないか!こんなエキスパート同士のケレン味溢れるカッコいいバトルを今川版GRで見たかったんだよ!まさかこんな所に今川版GRの後継者がいようとは。キン>>続きを読む

77回、彼氏をゆるす(2017年製作の映画)

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ジャンルこそ恋愛映画だけど、『八仙飯店之人肉饅頭』や『エボラ・シンドローム~悪魔の殺人ウィルス~』と同じノリで「男の誠意」が演出されてるのが大好きな映画。