vanillaさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

私はゴースト(2012年製作の映画)

2.8

成仏できない系女子のワンシチュエーションほぼ一人芝居、発想はとても斬新で良かった。アナログ風に撮られたチープな映像もよかった

肝心のストーリーは割とどうでもよかった
ヒロインの顔が好みじゃなくて女装
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希望の灯り(2018年製作の映画)

3.8

めちゃくちゃでかいスーパーマーケットの中に海もシベリアもあって波の音もする

荒れてた過去から足を洗って慎ましく生きたくても、過去の仲間が足を引っ張りにきたりするんだよね。
登場人物それぞれ善人という
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THE MOLE(ザ・モール)(2020年製作の映画)

3.9

北朝鮮友好会などというものがあるのを知らなかった
世界のために立派なことをしたのはわかったけど、奥さんの立場だったら許せんな

海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

2.9

恋愛観会話劇からスタートしてめんどくさいけどこれはこれで面白いかな?と思ってたけど、とっくに振られて相手は結婚してるのにずっと食い下がってる元彼が気持ち悪すぎたのと、モテるのはわかったから15歳の女の>>続きを読む

ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)

3.4

正論で人を追い詰める人って、自分が恵まれてる立場だってことに気付かんよね
アラスカに行けば幸せになれるわけじゃなくても、今居場所がないんだから動くしかないじゃないか

静かなふたり(2017年製作の映画)

3.2

日本のラブコメなんか見てるとやたら歳の差は関係ない!とか極端な歳の差の恋愛が見受けられる気がするんだけど、実際歳の差なんてのは関係しかなくて、歳さえ近ければ恋愛という選択肢もあったんだろうなみたいなこ>>続きを読む

トウキョウソナタ(2008年製作の映画)

3.5

登場人物が全員悲劇の中にいる、笑えないタイプのコメディ。ツッコミどころはけっこう多い
結局家の外にだって居場所なくて、あんな家でも帰るしかない。家族と言っても結局は違う人間なので、一緒に生活する上では
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ベロニカとの記憶(2017年製作の映画)

2.8

自分大好き自己中ストーカーおじさん、過去を振り返りいろいろ考えた結果少し反省するの巻
本人は納得していい話みたいにまとめてるけどストーカー気持ち悪すぎてはよ通報されてくれって思った
元カノと親友付き合
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危険なプロット(2012年製作の映画)

3.5

小説を読んでいるような進み方で面白かった。
日記書いてくる宿題ってあったけど教師に読ませるの嫌だったし、作文をしょうもない教師に添削されるのも嫌だった。なんでお前が”導いてあげる”立場だと思ってんの?
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ヘンリー(1986年製作の映画)

3.1

息をするように人をぽいぽい殺してくやつの話
ヘンリーよりもヒロイン兄の方がだいぶ気持ち悪かった…
シリアルキラー系って妙に紳士的で頭の回転が早くてモテる感じの男性に描かれがちだけど、それに付随してるお
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メタルヘッド(2010年製作の映画)

3.8

喪失中の家族に突然野生のロン毛半裸のJGLが住みついて再生に至る話
フォークの握り方などお育ちは悪そうだがおばあちゃん子なことが見てとれるのが微笑ましい
メタルの話かと思ったらぜんぜん違った…
やっぱ
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92歳のパリジェンヌ(2015年製作の映画)

4.2

尊厳死を巡る悲喜交々、実話。
息子が一見身勝手に見えるけど、残された側は辛いだろう。息子ってこういうの受け入れられんよね…。うちのばあちゃんも施設から出たがってる。
実際自分の親が言い出したらわからん
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ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

3.0

予備知識なしで見たら薄味のラブコメだったので拍子抜けした
ブラピみたいな人っていっぱいいるけどブラピは1人しかいないよねとしみじみ
ラドクリ氏も胡散臭い金持ちの役をとても楽しそうにやっていてなによりで
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料理は冷たくして(1979年製作の映画)

3.3

ブラックコメディが結果的にシュールになるんじゃなくて、どうだ!シュールだろ!?これがナンセンス映画よ!みたいな感じなので秒で飽きて中盤苦痛だった
昔のフランス映画ってこんなん多いよね。
ストーリーは意
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マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

3.7

子供は反抗期だからまだおいといて、夫がナチュラルに妻を下に見てるのは気になるけど、この夫婦がどういう時間を積み重ねてきて彼女がどう振る舞ってきたのかわからないからなんとも
私ならお茶くらい自分で入れさ
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アップサイドダウン 重力の恋人(2012年製作の映画)

2.3

いや…
設定ガバガバすぎん?
話がアホすぎて20分くらいでやめるかどうかかなり悩んだけど最後まで見た
そこは大した問題じゃなくて、引き裂かれた世界の2人の禁断の愛やら、上下の重力を使ったファンタジーな
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ブルジョワジーの秘かな愉しみ(1972年製作の映画)

3.3

上流階級の人ってプライド高くて大変そう。社交社交会食会食で自分の時間なさそう…
その割に空いた時間で不倫するという。精神的に暇なんかな。食事くらいしか楽しいことないのは痴呆症まっしぐらだなぁ。。

WEEKEND ウィークエンド(2011年製作の映画)

3.6

ワンナイトの相手に朝コーヒーを入れてあげてティータオルでマグを拭いて、曇りの多い地域だから遮光カーテンじゃないところなどなど

ゲイからストレートには政治の話などがしにくい、というのはそうなのかもしれ
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プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命(2012年製作の映画)

4.5

長いと思ったら3部構成だった
本当にろくでもない男の話から始まるけど、振り返ってみれば子への愛だけは確かにあったのだと
ショッピングモールしかないアメリカの片田舎から松の森を抜けて、父親の通ったであろ
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マグノリア(1999年製作の映画)

2.5

めちゃくちゃ戸田奈津子やないかーーい
不快な人ばっかでてきた。大体みんな嫌い。まともそうなのは介護士とスタンリーくらい?
言って楽になって許された気になりたいなんてのは図々しい。この懺悔とかいうシステ
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天才作家の妻 -40年目の真実-(2017年製作の映画)

3.9

夫婦のことは夫婦にしかわからないので、たとえ実子であっても他人が口を挟むのは危険だと思ったのでした
ある種の共依存やなぁ…

ラースと、その彼女(2007年製作の映画)

4.3

ライアンゴズリングそんなに好きじゃないけど、これは正にゴズリングの良さのTHE・哀という感じでめちゃくちゃよかった〜〜
役作りなのかな?ちょっとぽっちゃりのゴズリングかわい〜

さっさと家を出てって弟
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フォーリング 少女たちのめざめ(2014年製作の映画)

3.4

スカートを短くするのは違反でも倒れるのは違反じゃない。不安は見えないけど実在する
不安定な思春期ってのは何がきっかけで何をしでかすかわからんな。
自分は理解されてない、自分は嫌われている、私を見て!と
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息子のまなざし(2002年製作の映画)

3.2

主人公なりの前を向こう、向き合おうという気持ちは尊いと思うし、この主人公は優しいんだなとも思うけども…

この監督の作品は雰囲気やら設定やら、フランスのどちらかというと労働階級の生活やら、陰鬱な田舎の
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11ミリオン・ジョブ(2013年製作の映画)

2.9

なんだったんだ
リアムヘムズワースとドウェインジョンソン見たさに見たけど、見事にあほしか出てこない…
ガバガバすぎてそうはならんやろ!と思ったらまさかの実話かよ!!つまらんのは仕方ないけど、ドウェイン
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オアシス:スーパーソニック(2016年製作の映画)

3.5

主に世代的な理由で好きな曲は多いものの、私は破天荒をカッコいいと思えるタイプではないので甘やかされたクソガキという意見が正しいものに見えたけれども、気付いたら一緒に歌ってしまう自分がいたよね
リアムが
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マイ・ブックショップ(2017年製作の映画)

3.3

序盤に本屋に1番大切なことは本が好きなこと!と言い出したので違うよ?と思いながら見ていたけど、そういう時代もあったのかもしれない。仮にそうだとしてもそれを理由に融資はしないので、主人公初っ端から好きに>>続きを読む

さざなみ(2015年製作の映画)

3.8

夫がいきなり元カノ!元カノ!言い出してドン引きする話
結婚して45年も経ってたら単純に嫉妬がどうという話でもないわけだけど、元カノきっかけではじけちゃった夫がひたすら気持ち悪すぎて、かといって離婚すれ
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アンティークの祝祭(2019年製作の映画)

3.6

収集物と振り返る人生
長い人生を生きると心の掃除が必要になる
突然物を捨て出す人って捨てられないなにかがあったりするんだよね。

天国にはお金もコレクションも持って行けないので、死期を悟ったら処分とい
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ゴーギャン タヒチ、楽園への旅(2017年製作の映画)

3.5

伝記というよりは、こういう感じだったのかな〜?くらいの話だと思う
道徳観に欠けたエロ親父をさせたらヴァンサンカッセルはピカイチ
あんま好きじゃないんだけど、タヒチの海みたいな鮮やかなエメラルドグリーン
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永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

3.9

37歳で亡くなった人を還暦の人が演じてるというのは…?と思ったけど、ウィレムデフォーによって”哀”が全面に押し出されてて好みだった。

ゴーギャンとゴッホ、ゴッホは陰鬱でゴーギャンはタヒチのイメージが
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リグレッション(2015年製作の映画)

3.1

容疑者も被害者も記憶喪失だし、警官は悪夢だし、取り調べは催眠だし、ずっとどうでもいい話のまま進んでいくので何を見させられてるんだ…ってなった
が、さすがイーサンホークは思い込みの激しいすぐキレる体育教
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イカした人生/Madly in Life(2020年製作の映画)

3.9

そろそろ妊活をとなったところで夫母が認知症になりてんやわんや
『自分の親』と『パートナーの親』では感じ方が違うので夫婦もすれ違うし、妊娠のタイムリミットや運転などの感覚が男女でも違うし、夫婦問題どころ
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エンパイア レコード(1995年製作の映画)

3.6

昔見た時は勤務先を荒らしたり金盗んだりサボったりって言うのが生理的に無理だなぁと思ったけど、今見返すと10代の悲喜交々を懐かしく感じる
田舎から逃げ出したくてもその勇気すら出ない閉塞感、でも将来この時
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ザ・プレイス 運命の交差点(2017年製作の映画)

3.2

ドラマのリメイクらしい、ワンシチュエーションの群像?発想自体は面白い

カフェの奥の席にいつもいるちょっとしたお告げを聞けるタイプのおじさんのところに何かしら切羽詰まった人がなんとかしてくれと尋ねてき
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ハウス・イン・ザ・フィールズ(2017年製作の映画)

3.4

言わされてる感や謎の弾き語りおじさんは多少気になったけど、興味深いモロッコの山奥のドキュメンタリー
女性にも教育や労働を認める法律ができたのだ、離婚もできるんだと一生懸命語る妹・結婚が決まったので学校
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