vanillaさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

キャメラを止めるな!(2022年製作の映画)

2.8

劣化版という言葉がこんなに似合う映画もそうそうない
低予算風と低予算では全然違う。オリジナルのワークショップでみんなで作り上げました感、実際トラブルに見舞われたけど頑張ったよ感はお金で再現できるもので
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漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

3.2

Cocomiさんの声がよかった
みんな望まれて産まれてきた、に関しては了見が狭いなぁとしか

ハリウッドを斬る! ~映画あるある大集合~(2021年製作の映画)

4.0

だいぶ前に見たので記憶が曖昧だけど、めちゃくちゃ面白いのでおすすめ
葬式遠くから眺めがちで笑った
イギリス人に意味不明なこと言わせると意味深になるって聞いてから、イギリス人が意味深なこと言うと意味不明
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ジゴロ・イン・ニューヨーク(2013年製作の映画)

3.2

パトロールとかこつけて薄々避けられてることに気付きながら毎日話しかけてくる男怖すぎる
↑以外は割といい人が多かった

私は世界一幸運よ(2022年製作の映画)

4.8

なんとなく見始めたらゴリゴリの社会派だった
映画に面白さを求める人にはお勧めできないけど、『プロミスド・ヤング・ウーマン』ほどの救いのない終わりになってないので、必見社会派

劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

3.8

美味しい料理を作るタイプの最近よくある話、というイメージだったけど話もけっこう面白い
なんといっても内野聖陽さんがとても楽しそうなのがよい
りんごのキャラメリゼ作ろ〜

グレタ ひとりぼっちの挑戦(2020年製作の映画)

4.0

この子が何をしてる人なのかよく知らないので知りたくて見た。
ただ自閉症の性質で自分の興味あることに真剣になってるだけの子供、という印象を受けた

超超超お金持ちなのは知らなかったけども、ポンとお金と時
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ブレス あの波の向こうへ(2017年製作の映画)

3.8

オーストラリアの田舎でサーフィンするタイプの少年成長譚
主人公の怒ってる時に声に出さずにただ息を整えようとする音が印象的である
相方のクソガキ本当にクソガキやった
無謀=カッコイイとか誰かに評価されて
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ゴールデン・リバー(2018年製作の映画)

3.5

おじさん達のドタバタ珍道中
ちょっとお育ちのよさそうなリズアメとジェイク
水質汚染やばすぎ劇薬怖すぎ
撮影にあたって馬を傷つけてないかが気になります。
歯磨き可愛い〜
ホアキンフェニックスと兄弟はもう
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ローズメイカー 奇跡のバラ(2020年製作の映画)

4.7

たいへんに好きな感じの話だった
植物全般そうだけど、お花やら多肉やらで稼ぐってのは本当に本当に大変なことで、特にバラは繊細だし虫もつくし肥料も食うし棘もあるのでめちゃくちゃ経費がかかります。大変だから
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さようなら、コダクローム(2017年製作の映画)

2.0

5分くらいでオチまで想像がつく、味のしないガムのような家族愛ロードムービー…見始めちゃったから見たけども…

そうはいっても親子なんだから分かり合えるはず^ ^話し合わなきゃ^ ^みたいなこと言う赤の
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

4.4

トビーマグワイアはアップに耐える美しさと鬱を兼ね揃えていて好き、表情のパターンは限りなくないに等しいけど…
世界恐慌直前の華々しいアメリカを堪能できる。ロケ地巡りしたくなるくらいに美しい。
レオ様、そ
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アムステルダム(2022年製作の映画)

3.6

めちゃくちゃ深刻な話なのだけどコミカルに進んでいくのでどれくらい深刻なのか序盤でなかなかピンとこないし、そこに愛やら美やらを絡めてきて深刻にならないまま終わるので中盤ダレるんだけど、ダレたところに有名>>続きを読む

グッド・ナース(2022年製作の映画)

3.9

普段は知性と育ちの良さを隠しきれないエディレッドメインが、知的精神的もしくは発達上に問題がある不安定な役を演じていて見応えあり
彼が野放しになっていた理由にはシステムの欠陥や看護師不足などいろいろな原
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檻の中(2022年製作の映画)

3.5

ザ・スペインの暗いスリラー
話は面白いけど、夫に黙って1人で不妊治療してる限界夫婦から始まって登場人物みんな暗い。

エベレスト3D(2015年製作の映画)

3.4

いっぱい人が死んだ実話なので登場人物が多い、ジェイクはギリ覚えられたけど他に主要人物が多いので映画としてはとっ散らかった感じ。
3Dで見たらザ・ウォークみたいな感じで臨場感たっぷりで美しかったんだろう
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ザ・ストレンジャー:見知らぬ男(2022年製作の映画)

3.3

囮捜査の実話なのでちょっと面白い
序盤でもあらすじでもジョエルエドガートンが容疑者に感情移入がどうのこうのと言われてるけど、そんなに感情移入してるように見えなかった。受け取り方はいろいろあるだろうけど
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底知れぬ愛の闇(2022年製作の映画)

3.3

お似合いサイコパス夫婦の共依存系ラブコメ
こういうどっちもどっち系ってぐだるんだよな、話同じ展開でループしてるというか…。
夫婦がやばい奴らなのは2人の間でバランスが取れてるみたいなのでご自由に、って
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

2.8

人様の払った家賃、他人が培った経歴で得た仕事、厳しい小受を潜り抜けてきたであろう子供の素直さと勤勉さ、父兄に払っていただいてる高額な授業料に養って頂いてるんだからロックどころかめちゃくちゃ奴隷やんけ。>>続きを読む

ザ・ドア 交差する世界(2009年製作の映画)

3.4

映画だと思うと地味でちょっと無理のある暗いSF、という感じなんだけど小説だと思うと面白い。多分原作はそこそこ面白いんだと思う

MISS ミス・フランスになりたい!(2020年製作の映画)

4.2

コメディかと思って見たら違った
主人公役の人がとにかく凄い、コルセットやハイヒールや歩き方やら、めちゃくちゃ頑張ったに違いない
このクラスのモデルさんともなると男女とも大柄で顔立ちがはっきりしてるので
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いつか晴れた日に(1995年製作の映画)

3.4

そんな都合よくヒュー様やアランリックマンが現れてたまるかい感はあるものの、女性は相続できず仕事もできず、お金持ちと結婚するのがいちばんの幸せ!の時代に、割と好きな感じの人と結婚できるってのはとっても幸>>続きを読む

マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)(2017年製作の映画)

3.6

アダムサンドラーとベンスティラーが兄弟の時点でもう可愛い〜
ダメダメ親父ダスティンホフマンに似て背の低いベンスティラー可愛い〜
家族の呪いは消そうとしても消せないけど、子供の頃仲悪かった気がする兄弟も
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ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

3.7

RUFによる残虐な破壊行為のシーンがずっと続くのでしんどい。
“シエラレオネは平和になった”とあったけども、最近シエラレオネの貧困に関する本を読んだけど平和になったと呼ぶのはあまりに乱暴ではないでしょ
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ジョーライン〜 SNS アイドルへの道〜(2019年製作の映画)

3.8

インフルエンサーになって一攫千金を夢見る男の子と、インフルエンサープロデュースビジネスで稼いでる男の子

前者はどこにでもいそうな男の子でセルフプロデュースでいつか有名になって田舎を抜け出すことを夢見
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史上最高のカンパイ!〜戦地にビールを届けた男〜(2022年製作の映画)

3.9

ベトナム戦争中に友人にビールを届けに行った実話
行って体験することによって現実を知って成長して帰ってくるムービー、たぶんめちゃくちゃ脚色されていい話に仕上がっているという点ではグリーンブックとほぼ同じ
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ミッドナイト・ファミリー(2019年製作の映画)

4.0

人口900万人に対して救急車が45台しかないので有償の民間救急車が蔓延ってるメキシコの話。
やってる側も貧困層で生活かかってるけど警察に行かれたらアウトで、しかし救急車のシステム上後払いだから払わない
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裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

4.5

ゲイリーオールドマンが主演(ゲイリーオールドマンが主演!)かつコリンファースに仲良しマークストロングなど、錚々たる英国紳士の皆様勢揃いの贅沢映画
毛のあるマークストロングやカンバーバッチがトムハーディ
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シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢(2018年製作の映画)

3.7

散々苦労させられたであろう奥さんだけど、野心のない普通の人間からしたらこういう何かに夢中になれる男性って魅力的なんだよね。幸せだったのは本音だろう 

災害大国日本では絶対作れなさそうな建造物。狭い階
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残された者-北の極地-(2018年製作の映画)

3.3

マッツミケルセンの北極ぼっちサバイバル、極寒ソリッドシチュエーションほぼ一人芝居。主にマッツのファン向け
序盤のせっせとお魚を釣って保存して時間を測って、という地味ながらもサバイバル能力の高いマッツは
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桜桃の味(1997年製作の映画)

3.0

本当に死にたい人はわざわざ死にたいことを言わないので、この人は生きる理由を探してるんだと思う。

私は死にたがってる人間に理由はわからないけど誰にでも辛いことはあるよ!俺もあったよ!でも生きてた方がい
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ニューヨーク 親切なロシア料理店(2019年製作の映画)

3.3

軽いラブコメかと思って見たら違った…
境界知能の人間の生き辛さ、みたいなものがこれでもかと詰め込まれてる

教育やケアを受けられない→学校いかず仕事もできず結婚して主婦→若くして子供を産む この先ハッ
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ベイウォッチ エクステンデッド・エディション(2017年製作の映画)

4.0

下品なコメディかと思って見たら思ってた以上に普通にストーリーがあった。なんか水着美女がいて悪いやつがいてドーンみたいな。
そこは本当にどうでもよくて、主に拝むタイプのありがたい映画でした。筋肉筋肉アン
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レイモンド&レイ(2022年製作の映画)

3.4

会話から察するにわかりやすく父親似であろうダメなイーサンホークと、一見正反対の堅物に見えて実は父親似で真面目系クズのユアンマクレガー
死者に暴言を吐いたりもするけど割と自己分析できてて冷静なのはイーサ
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ステージ・マザー(2020年製作の映画)

3.7

ヒロインのゆっくりテキサス訛り?が可愛い。
生きている間に分かり合えなかった息子への贖罪を兼ねた新しい人生への第一歩。

こういうとき都合のいい彼くんがふわっと現れて踏み出すきっかけになるのは本当に都
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