面白い、の一言だけで済ますテーマでも中身でも無いが、まず面白い。
トランスジェンダーの主人公が、育児放棄にあっていた親戚の少女を預かるという物語で、冒頭から二人のやり取りなどに気持ちがザワつき、そこか>>続きを読む
可もなく不可もなく。と言う印象。
主人公とタイムスリップ先で遭遇した映画監督目指してる男が、一つ屋根の下状態にも拘らず、何ゆえ関係を持たないのかが
分からない。役者同士がプライベートで結婚した事にしか>>続きを読む
今頃、スピルバーグ御大の名作を拝見したのだが、当時の彼の演出は良い意味で偏屈というか拘りがあって素晴らしい。「激突」や「ジョーズ」にもあった見せない演出が際立っている。ETそのものだったり、彼を探す大>>続きを読む
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力作である事に疑いないが、主人公が誰なのか視点がはっきりしない映画のように思う。はじめ八坂という異物が利夫・章江夫婦のもとに来たことで物語を引っ張り、その後 事件が起き、夫婦には事件後の人生が待ってい>>続きを読む
初めて深田晃司監督作品を拝見したが、僭越ながら、なかなかの力作と感じた。静かに事象が積み上げられてゆくサスペンスで、構成の巧みさもあって惹きつけられる。筒井真理子がまた素晴らしい。日本のシャーロット・>>続きを読む
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時にコミカルに、ややもするとファンタジックに、痛々しく
描かれる主人公の内省世界と、現実(ギャップ)の描き方が秀逸で、
特に現実であるラストのロングシーンは文字通り目を見張る。
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子どもたちの自然な演技が素晴らしかった。
随所に挟まれるブタのPちゃんが住む豚小屋のカットもまた良い。
要所要所での音楽の使い方も良い。
担任教師の在り方が新米教師のせいか少々弱い気がした。
もう少>>続きを読む
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もっと笑えて感動できる素材だと思うのだが、
上滑りしてる感が否めない。これは脚本のせいなのか、演出のせいなのか、編集のせいなのかと考えると、残念ながらいずれも少しづつ当てはまる事なのだと思う。俳優陣は>>続きを読む
入江悠の作品は、根底に「田舎」への愛憎と、
「都会」への渇望が渦巻いているように思う。
彼が描く「田舎」は全て土臭く見える。
地方都市の持つ土着感が滲み出ていて、
それを結びつける骨と血が離れた兄弟を結びつける。
桐谷健太の熱演が鉛色の如く光る。
篠田麻里子の凄みのある表情もいい。
要所要所のアップの撮り方が力強くて印象深>>続きを読む
ややご都合主義なところもあるが、ノンストップで見る事が出来た。
日本映画もここまでテクノロジーを題材にしたパニックサスペンスをオリジナルで撮れるようになったかと思うと感慨深いものがあります。
マッドマックスシリーズなど恐らく影響受けている。特に2や3。
オリジネイターとして敬意を表したい。
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事実婚の女性が亡くなっても、
ギャンブル依存症で精神的にも破綻していく男を香取慎吾が熱演している。
が、自暴自棄になって暴れる図が邦画にありがちな風に見えもう少し工夫が欲しかった。
女性の娘とその祖父>>続きを読む
得ないの知らない恐ろしさよりも、アマンダ・ペイズの印象が強い。それで映画を覚えていた。
今はなき新宿の劇場に遅れて入って、通路に座って観た。しかも女性連れで。。悪い事した気がして、映画は全く頭に入らなかった。