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テリー・ギリアム作品だけでなく、ドラッグカルチャーも好きでないとこの作品を楽しむのは難しいだろうなと思った。薬物やって乱痴気騒ぎを起こすだけの、目的もない映画だと言われればそれはそうなのだが、個人的に>>続きを読む
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史実に基づく話なのかと思っていたが、史実からあまり外れないが、あくまで叙事詩的に観る作品だと思った。そういう見方をするのであれば、戦い方など現実的に突っ込むのも野暮なので、楽しめた。
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1作目や2作目に比べるとストーリーの幅の広がりはあったが、盛り上がりに欠ける印象。本作以外のこのシリーズでは明白に味方が善、相手が悪の象徴となるが、相手が一部を除いてそれほど悪とも思えなかった。
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シリーズ一貫して、マックスはスーパーヒーローではなくて、意外と、あくまで私利私欲のために戦うものなのだけれど(唯一、怒りのデス・ロードはそれが見えにくかった)、本作は最も彼が戦う動機が納得できた。味方>>続きを読む
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怖さという点ではそれほどでもないが、張り詰めた空気の作り方がすごい。ホラー映画となると、緊張と緩和を作り出して、緩和の時にびっくり箱的に怖さを持っていったりすると思うので。
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スミスを好きだということも勿論あるのかもしれないが、そうでなくても、作品としてとても好きだった。挿入歌も、ミュージックビデオのようにはなってはおらず、各場面に合っていてストーリーを阻害していない。台詞>>続きを読む
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仰々しさがあまりなく、ドラマというよりはどこかドキュメンタリ的な撮り方をしているように感じた。しかし、この作品に似たことが現実に起きてしまっているだけに、この3年間を経験した上では、ドキュメンタリとし>>続きを読む
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ストーリーは面白かったが、乱痴気騒ぎも栄枯盛衰もそれほど目新しくない印象。結局仲間や社員を裏切ったことについての心理描写が物足りなかった。
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もちろん1作目と2作目ありきではあるが、個人的にはシリーズの中で一番好きだった。このシリーズはファミリーの栄枯盛衰を描いたものだと思っているので、鮮烈なシーンや目まぐるしい展開は期待していないのだが、>>続きを読む
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分かりやすい展開や一人の主人公を中心とした物語を期待するとしんどいのかもししれないが、このシリーズはあくまでコルレオーネ家の変遷の話なので、そこが腑に落ちているかどうかで感じ方が違うと思う。ビトとマイ>>続きを読む
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村川の、どこか死の影に追いつかれつつある様が素晴らしく良かった。映像も、(必要最低限以上のものはないが)台詞も素晴らしい。ただ、本来の楽しみ方とは違うのかもしれないが、個人的に気に入ったのはシュールギ>>続きを読む
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カリートが裏社会で一流になったのも、どこが優れていたからなのか正直よく分からなかった。逆に、そういった奴でも上手く生き残って一時代を築くも、また新しく出てきた奴(ベニー)に潰されるという栄枯盛衰と考え>>続きを読む
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デニーロの演技は迫力があるが、タクシー・ドライバー程ではなく、また、無実の罪で服役させられた訳ではないため、証拠を葬っていなかったとしても罪を犯したことには変わりないのではないか?と思われ、それほど感>>続きを読む
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こういった作品で粗探しをするのは野暮だが、それでもなお不可解な点はあった。身代わりとなった自殺までをループとするならば、見え方がまた違ってくるような。
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結末は少し小綺麗で苦手だったけれど、極限に至るまでの状況や心理描写は素晴らしかった。あれほどの極限状態になったことがないだけで、もしなったらあそこまで現実と幻覚の区別がつかなくなるのではないかと思う。
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普段は他人の感想など気にならないが、本作については少し見てみた。設定の粗さに不満を持つ人が多いのかもしれないが、そもそもこの監督の作品はある程度そういった部分に目を瞑って観るものだと思っているし、フィ>>続きを読む
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ナチスドイツが描かれた映画の中では、ドイツ人を善か悪かのどちらか極端に描くことはしておらず、その点は良かった。冒頭を除いて全てが敗戦までの12日間にフォーカスされており、濃密だった。ベルリンでナチスド>>続きを読む
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「ゴダール的」な陰に隠れているが、実はストーリーを切り取ってみても流れはシンプルで、主人公やアルファヴィルの人々の行動の基準は至って明快だった。どれが先かなんてどうでも良いが、どの時代でも機械が人間の>>続きを読む
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良い意味で期待を裏切られた。子どもを持ちたくない気持ちは僕にも通じるところがあったし、気持ちがすぐにうちり変わってしまうことや、何かを成し遂げたいのにそれができていないことへのもやもやもよく分かった。>>続きを読む
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アメリカ的とでも言うべきドラマで、全体的には特に好きということも、かといって嫌いということもないのだが、ラストは(僕にとって)とても好みだった。ショーンと心の内を見せ合って信頼関係を築き、悪友のようだ>>続きを読む
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先の見えない展開は面白く、また、イスラエルとパレスチナに住む人の、その歴史によって、僕らの生活には起こらないような出来事や感情を知ったのは良かった。だが、それまでただの見習いだったサラームが突然素晴ら>>続きを読む
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一筋縄ではいかないまでも、最終的に様々な意味が繋がって解決する、上質なサスペンスだった。レクターのキャラクターは魅力的なので、クラリスとのラリーをあと何ターンか観たかった。
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キリスト教に基づいた考察までは至らなかったが、受け止め方を任せるエンディングが良かった。辻褄が合わないところはあるが、僕は333階層の子供までは実在したと思いたい。
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狙っていたのか分からないが陳腐な台詞が多かったように思えるが、それはダニエル・クレイグのボンドも最後ということで、自分の子どもがいたりとか、そういったことも関係しているのかな。終わり方は良いと思った。>>続きを読む
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「ファイト・クラブ」を引き合いに出されそう(実際そのようだ)な作品だが、"自分自身が生み出したもの"に気づいた時に、「ファイト・クラブ」ではおお、盛り上がってきた、と思うところ、本作でそのようなシーン>>続きを読む
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3作で一つの作品だと思った。この上ないフェイバリットになるような作品ではないが、映画でやっぱり夢があるな、良いなと思える作品だった。
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息子の失踪から10年後に息子の面影を持った青年と出会う…というストーリーから、それが母親としての執着だけでなく、多少恋愛感情も含んだ関係性になるとは想像できなかった。ただ、それも関係性の一つの形として>>続きを読む
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一作目よりもこちらの方がストーリーが適度に複雑になっていて楽しめた。続編を一作目の終わりから間髪入れずに繋げる形はよく考えるとあまりないのでは。未来のシーンは思っていた程多くはなかった。過去を改変した>>続きを読む