こめさんの映画レビュー・感想・評価

こめ

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魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.0

 今の感覚でこの映画の中の人間たちを見ているとあまりに真っ直ぐで快活で屈託がない。悪意も不条理も知らないような無垢さは見ていて危うい気持ちになるし、どこか痛々しくて笑ってしまう。純朴な世界。
 現実は
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来る(2018年製作の映画)

1.3

湿っぽい怨念系のホラーだった。妻夫木とその周辺の人物をペラペラに描き過ぎて漫画みたいなリアリティだった。カット割も漫画のコマ割りみたいだった。ホラーが全然怖くない。黒沢清って凄いんだなって思った。津田>>続きを読む

ピアニスト(2001年製作の映画)

4.8

なんなの…

手紙を読むシーンの表情がやばすぎる。抑圧する力が強くなると、そこから解放されようとする力も強くなる。そうやって倒錯した欲望が暴走する。最後のサラッとした再会のあっけなさで胸を突き刺すのな
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罪と罰(1983年製作の映画)

-

アキカウリスマキっぽくない。
余分な人物の動きとかカメラワークを排して今の作風に洗練されたんだなと分かる。

スパイの妻(2020年製作の映画)

-

演技のテンションについて行けず。

会話シーンの切り返しはまだしも、移動とか引きのシーンの構図の悪さが気になる。人物の運動を追うカメラワークも小ぢんまりしている。画面を見ることで聞こえてくるセリフの力
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お嬢ちゃん(2018年製作の映画)

3.5

自分の加害性について考えて、映画の世界と並行して自分の過去を反芻する居心地の悪い映画だった。どの人物も戯画化されてコントの中のようなキャラクターをしているが、そのキャラクターが次の場面ではポツンと1人>>続きを読む

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

5.0

凄すぎて泣きながら笑っちゃった。

ショッキングで獰猛だが湿っぽい悪意ではなくむしろ狂った肯定へ突き抜けていくような映画だった。最高だった。

自分を男性に偽ることで、より主人公の身体が歪なものに見え
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

4.5

怖すぎる。

西野との受け答えの異常さを見てると現実の自分がいかに見えない常識のラインを無意識で守って行動してるか分かる。そういう見えないラインをどんどん踏み越えたり、ズラされたりする違和感が面白い。
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風の歌を聴け(1981年製作の映画)

3.5

好きな変さだった。画を止めてモノローグをいれる演出がすごく良かった。他にも色々見たことないやり方がたくさんあって飽きない。退屈な話だけど退屈な映画ではなかった。

桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

4.0

面白い。所々無理矢理なところもあるけど、屋上のやりとりのカタルシスが良かったし、ちょっとしょぼい所もリアリティに感じた。いわゆる陰キャラのグループの逆襲、のような単純すぎる構図に陥ることを回避していて>>続きを読む

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

-

退屈な映画ばかり見てると退屈さにうんざりしてくる。セリフは面白かった

落穂拾い(2000年製作の映画)

3.0

落ちたものを食べる人が理知的な猿に見える。
人間もハート型のジャガイモみたいに優生でないと見なされたものは社会からこぼれて、優生的な社会に生きてる人から見えないようにされる。そういう視座から見えないよ
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トキワ荘の青春(1995年製作の映画)

-

音楽がベッタリしてて、飯を食っても漫画を描いても喋っていてもずっと映画の中の人物が感傷的なムードの中に埋もれているように感じる。だから生きてる人間が映っているというよりは、気持ちのよい風景がただ流れて>>続きを読む

冬の河童(1995年製作の映画)

-

ずっと画が良かった。話は何となくしか分からんかった。

風呂場の格子窓から入ってくるストライプ状の光のなかで浴槽から上がる湯気が登って見えるシーンがめっちゃ良かった。
ピアノの音が良い

満月の夜(1984年製作の映画)

3.5

バイクに乗るシーンがなんか新鮮だった。

自由に自分の好きに行動しようとするのに、いちいち間に男や女が挟まって嘘をついたり本音を言ったりしないといけない煩わしさ。この煩わしさがずっと付きまとう感じが見
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郊外の鳥たち(2018年製作の映画)

3.0

不吉さがずっとある。余りもののクレヨンで街の姿を描いた子が消えて、そこから子供がボロボロ消えていく。
 覗き込むという動作が反復されているが、測量機を除くと歪んだぼやけた景色が、双眼鏡を覗くと街の詳細
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炎628(1985年製作の映画)

-

酷い光景。
爆撃の後の耳鳴りで銃撃の音がしょぼく聞こえるところが妙に説得力があって感動した。

リラの門 4K デジタル・リマスター版(1957年製作の映画)

4.0

地下室にコケて落ちるところが良かった。地下室をギミックとしてあれこれ使うのだが、全体的にギミックと演出がセットになっていて、上手さに目がいく。窓の外の子供がごっこ遊びしているのを用いて犯行現場を再現し>>続きを読む

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