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宇宙飛行士って不確定要素が多すぎる中で即座に正しい判断を下したり正確な作業を遂行したりしなきゃいけなくて、自分だったら死んでるなと思いながら観てた。あの状況になって絶望せずに生き延びるという選択をする>>続きを読む
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労働の悲しみと美しさを13歳の女の子に代弁させている点で、千と千尋の方が好きだった。あれは子供が労働することを拒絶する作品だったから。キキにはサツキちゃんと同じ感じの苦しさを感じた。サツキちゃんの方が>>続きを読む
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バービーランドはどこにも存在しないのだが、私たちは生きていかなければならない。自分という存在を格率し、人を許し、涙を流し、婦人科に行く必要がある。
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おじさんのなろう系小説とか言われていたが、私はなろう系小説が好きなのでとても好みだった。ラストの役所広司の表情凄すぎる。
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嫌なことが連続で起こり続けて疲れた。
序盤の街から早く引っ越すかなんかしろよと思ったけど、母親から徹底的に支配されていたボーは自分の居場所を選ぶことすらできなかったんだなと後から思った。
いや凄すぎる。NOPE大好きだけど、ゲッドアウトみた人が拍子抜けするのもちょっと頷けてしまうくらい凄かった。
いくつものモチーフが無駄なく繋がり、最後までダレることなく展開が進んでいった。
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半生くらいのスケールをイメージしてたけど思ったよりごくごく一部だった。
映像は、こんなふうに生きたいの集大成。アトリエの天井が高くて羨ましい。
トーベは自分のことを自由な人だと思っていたけど、ヴィヴ>>続きを読む
画面のどこかしらで明るい色があって観ていて楽しかった。ワンちゃんがかわいい。
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アイリーンはクレアを愛していて憎んでいる。両義性(白くも黒くも見える)が作品を貫いている。ラストは押しているようにも守っているようにも見える。素晴らしい映像化。
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表面的にさらえば、ヘインズと恋に落ち、『普通』になれた女の話である。しかしラストで示唆されているように、言葉の上で沈黙を貫き、ピアノですべてを物語る彼女はもう死んでしまったのだと思う。
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雑用の質感がめちゃくちゃリアル。コピー機待つとか備品補充とかホチキス留めとか。
映画業界に憧れ、業界のドンのアシスタントになったら雑用ばかり。しかも朝イチから深夜までオフィスにいなければいけない。少し>>続きを読む
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レズビアンへの差別、どうせ女には何もできっこないのだという侮りへの怒りが最後のカタルシスへと繋がっていく。
ハラハラしてみてられなかったので3日に分けて観てしまった。それくらい緊張感がすごい
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裕福で幸せな家に謎の魅力的な青年が突然現れ、家族全員と関係を持ったあと、突然去ってしまって家族がおかしくなってしまう。
青年自身には、家族を崩壊させようという意図は特に感じず、後半はまったく姿を見せな>>続きを読む
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トムはフィリップを愛しており、財産を盗むのは金目当てではなく、自分を船から降ろそうとした裏切りが許せなかったから。
対象への固執が対象への同一化に転じてしまうあたりが好みだった。画が美しく、話もテンポ>>続きを読む
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ブロンコ・ヘンリーは男性性の象徴であると同時に、ホモセクシュアルの象徴でもある。それを信奉するフィルはホモソーシャルのリーダーであるので、ホモフォビアを扇動する。男らしくないピーターをバカにしたり、女>>続きを読む
俳優の演技が敢えて棒読みで終始不気味。社会派SFのようなテーマなのにどこか他人事というか寓話的でなんなんだ?と思わされる。