久しぶりに大きなスクリーンで見た。好きな映画10本に必ず入る作品。
崩壊していく都市にゆっくり雪が降っている情景は詩のようだ。『インターステラー』でrage, rageの繰り返しが入ったとき、ああも>>続きを読む
前半のコミカルなタッチが激変する後半から怒涛の展開。まだ数本しか見てないけど、韓国の映画はこういうギャップ演出が得意なのかな。ラストはまさに衝撃。
王冠被って拗ねた顔したジュードロウが見られます!お色直しもいっぱいあります!鼻血とかも出します!
古き良き松本清張作品を思わせるような重いサスペンス作品で見始めたら止まらなかった。韓国映画を見始めたばかりで俳優さんの知名度がわからないけど、凡庸を絵に描いたようようだった刑事が後半別人のような顔で語>>続きを読む
キーラナイトレイがなかなか精神状態ギリギリな女性をうまく演じていた。不倫の三角関係の話なので、ふーんと思ってみるしかない。マッツのストラヴィンスキーの話をもっとイヤな感じにしたような。しかも史実とは。>>続きを読む
1のハンドキャリーカメラによるドキュメンタリー形式から、スティーブンキングの正しい映像化みたいな風味に変わっていた。主役の女優さんが本当に上手で、それだけで見ていられる。
看護師が切った髪を入れてい>>続きを読む
ラジオ、鈴、長い廊下、嵐、エレベータ…というエレメントが出てくるたびに「やだ、これで脅かす気でしょ!」って思って、その通りちゃんと脅かしてくるから楽しかった。怖がらせることに手を抜いていなくて、物理で>>続きを読む
ある明白な理由により再鑑賞。これ見て以来、ほかの何に出ていても、サミュエルLジャクソンを信用しきれないでいる。
見ていて途中何度か「あ、こういう話なのかな」とカテゴライズするんだけど、それが何度も覆されて飽きない。女優さんの演技が見事。『TRUE DETECTIVE』のシーズン1で描かれたルイジアナ州の貧困地域>>続きを読む
『ピウス13世』で延々ジュードロウの顔を見ていたらいつの間にか落ちていた。顔も好きだけど声が好き。そして英語の発音が好き。ジュードの「ee」は、トトロのメイちゃんが「いーーっだ!」って悪態つくときの「>>続きを読む
ツイッターで2の評判がすばらしいのであわてて見てみた。
これが公開されていた当時、マーベルの映画は1本も見たことがなく、アメコミにも全然興味がないという、いわゆる「映画会社が宣伝活動によっていちばん>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
『シックスセンス』であっと言わされた印象が強烈だったのと、月9の『貴族探偵』で毎回「この人は実在するのか、女探偵の幻覚ではないのか」とピリピリしながら見ているためか、「すべてはこの地味な女の子の幻想な>>続きを読む
これまでどんなに危機的な状況でもクールを失わなかったヴィンディーゼルが、取り乱し、うろたえ、感情を爆発させる場面がいくつかあって、そのたびに胸がつまった。前作にまつわる悲劇へのリアクションを、今作で初>>続きを読む
ストーリーの複雑さも、出てくるギミックも、アクションで描かれるファンタジーも、ワールドクラスの超大作にふさわしいスケール感なのに、ファミリーから抜けていくひとりひとりのエピソードをていねいに盛り込んで>>続きを読む
前作ですでに「お金のある映画ってすごい…」って思ったのに、「さらにお金のある映画ってすごい…」と思った。
初期の頃はヴィンディーゼルに勝てるキャラいないだろうと思ったけど、ロック様は互角だなと思い、>>続きを読む
明らかに予算の桁が変わった感じ。それでいてギャラのお高めなキャストに総とっかえすることもなく、これまでのシリーズの人たちみんな出てきてとてもいい。庶民の007みたい。
このシリーズ、カーチェイスはもちろんメインの見せ所としても、人間ドラマがすごくわかりやすく描かれていて、もう早くポールウォーカーとヴィンディーゼルに仲直りしてもらいたいという気持ちで見てしまう。役者さ>>続きを読む
え!すごくおもしろかったけど!!
トーキョーもトーキョーでよく描かれてたし、ハンもかっこよかった。舞台を日本に移したことで、レースの内容を変えてきたのも工夫されててよかった。障害物のたくさんある日本>>続きを読む
「うおおおお、○年型の○○(車種)に○○(エンジンとか)積んでる!」「ええええ○○(車種)をあんなクラッシュさせるとか!」…的な見方が全くできないため、カーアクションシーンは「はやーい!すごーい!ニト>>続きを読む
これまでこのシリーズは他の映画を見に行ったときに流れた予告編しか見たことなかったんだけど、カーアクション、マッチョな男たち、露出の多い女たちしか目に入らず、「白人至上主義のミソジニストが、大きな車を早>>続きを読む
He's the hero Gotham deserves, but not the one it needs right now. So we'll hunt him. Because he can>>続きを読む
オープニング曲ですでに「みんなと馴染めない、とても変わっている、本を読んでは夢ばかり見ている、見た目のいい男になびかない」ベルを「わたしもこちら側の人間だ」と思って見始める。たぶん世界中の観客が「わた>>続きを読む
ベン・メンデルソーンがこのトリロジーの最後の作品に出ているというので、せっかくだから1話目から見てみた。
これまでこういう不思議なスーツを着た○○マン的な作品には食指が動かなかった。完全なる食わず嫌>>続きを読む
ベン・メンデルソーンの出演作を観ていこう月間第4弾。
この世界の終わりとか、ファーストコンタクトとかが好きなので、これは当時映画館に観に行っている。ほかに1組しかお客さんがいなかったことを覚えている>>続きを読む
いやー、おもしろかった!一作目のスーパーマン的強さは少し影を潜め、時に攻撃を受けたりする人間的な部分も描かれるようになって、逆にいっそう強さが強調されている。終始冷静で一歩引いたところから大局を眺めて>>続きを読む
ベン・メンデルソーンの出演作を見よう月間第3弾。ニコラスケイジとニコールキッドマンの共演だしおもしろいかなと思ったけど、よくある話でおもしろいところが特になかった。とにかくみんなずっと叫びっぱなし。で>>続きを読む
ベン・メンデルソーンの出演作を見ていこう月間その2。クズ男の見本市。いろんなクズが出てくる。みんなとにかく一回お酒と薬やめよ?ご飯食べてシャワー浴びてぐっすり寝よ?って言いたくなる。ベンもほぼほぼラリ>>続きを読む
ベン・メンデルソーンの出演作を見ていこう月間を開始しました。Netflixに映画が7作あって、ベンにホラーの印象がなかったのでこれから見ることに。
オープニングクレジットの登場順がラストで「and >>続きを読む
とても映画らしい映画だった。ストーリーも画もスクリーンで観るに値するスケールのお話だった。子役の2人も、大人の役者さんたちも、みんな本当に「be there」していて、初めから話に没入できた。
ただ>>続きを読む
『イップマン』という語感が『アイアンマン』とか『アンパンマン』とかを連想させて勝手に中国版のスーパーヒーローものなのかなと思っていたら全然違った。
とにかくイップマンがかっこいい!イギリス的ジェント>>続きを読む
小島監督が去年のヒデチューで激推しされていて、ずっと見たかったオーストリアのサスペンス。
おしゃれなおうちで金髪のオーストリア人少年の双子が楽しそうに遊んでるところから始まるんだけと、カラクリは最初>>続きを読む
DVDで一度、ノーザンライツで一度鑑賞。
これはダメだった。マッツの自慰行為ぐらいなら笑って見ていられるけど、身体的な特徴や明らかな精神遅滞を笑う気にはどうしてもなれなかった。ノーザンライツではけっ>>続きを読む
ついこないだピータージャクソン版を見て「全然キングコング出てこないじゃん…」と思ったばかりだったので、早々に嵐のコンサートの登場シーンみたいにバーン!と出てきたから笑ってしまった。
好きな人が好きな>>続きを読む
ポスターのビジュアルに示唆された男女の力関係と、宣伝にレビューを寄せた男性陣からの「エロスがエロスが」に辟易してなかなか見たいと思わなかったんだけど、実際にはすがすがしいほど男は不在だった。
男のひ>>続きを読む
こんなにも何も不満のない映画体験は久しぶりな気がする。繰り返し繰り返し使われるターコイズブルー。客と寝る部屋に入って行く母親に当たるライトの強烈な赤。3つの世代を演じた役者たちの、それぞれうつむいた一>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
よくある設定のよくあるストーリーで、こうなるだろうなと思う通りに話が展開するのにこんなに満足できるのは、ただただもうすばらしく歌える人たちがそろっているから。ああ本当に歌がうまいってすばらしい!ひとは>>続きを読む