ハリーさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

4.3

韓国版『狐狼の血LEBEL2』

さすがに上映順から言ってあちらを日本版『犯罪都市THE ROUND UP』とは言うまい。

しかしなんかデジャビュ。
ソン・ソック演じる敵役と鈴木亮平演じる上林。どっ
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犯罪都市(2017年製作の映画)

4.3

韓国版『孤狼の血』

・・・いや、あっちが日本版『犯罪都市』かな?

こっちは韓国映画らしく、コミカルなシーンも多く、エンタメとしてシンプルに楽しめる作品。マ・ドンソクが敵を無双していくのを楽しめます
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.5

2008年11月26日。
日本ではリーマンショックによる不況が直撃し、年越し派遣村とか作られてた時期か。

イスラム過激派が未成年者を洗脳しテロの実行役とする。テロ犯はとにかく人を殺すのだけが目的。
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ライド・ライク・ア・ガール(2019年製作の映画)

3.8

2015年のメルボルンカップを、プリンスオブペンザンスで制したミシェル・ペイン騎手。
史上初の女性騎手によるメルボルンカップ制覇である。

そのミシェル騎手の半生を描く作品。

10人兄妹の末っ子、ダ
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ナイチンゲール(2019年製作の映画)

3.8

オーストラリア・タスマニア島が舞台。
囚人のアイルランド女性クレアは同じく囚人だった男との間に子供をもうけるが、イギリス軍人たちにレイプされた上に夫子を殺されてしまい、その復讐劇を描く作品。

クリミ
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.2

アカデミー賞その他色んな賞を受賞した作品。自分以外の家族は耳が聴こえない漁師の家の少女の物語。

幼いころからそうした家族と周囲との通訳をやってきて、相当束縛されてきだんだろう。そんな少女が歌の才能を
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エリミネーターズ(1986年製作の映画)

3.3

ターミネーターの劣化版・・・

いや、別モノかwww

【あらすじ】
タイムマシンを使って世界征服を企む悪の科学者を倒すため、敵の要塞に乗り込むSFアクション。女科学者を筆頭にカウボーイ風の水先案内人
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最強のふたり(2011年製作の映画)

3.8

実話を元にしたフランス映画。

ほのぼの温かくなる作品・・・と言うやつだろうか。

白人で車椅子のセレブな老人と、黒人で貧困層で前科持ちの若者。
いろいろ対局的な2人が交流を続けるうちに、互いに新しい
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

4.4

※日本語吹替版で鑑賞
なんか、話したいことが沢山ある作品だ…

チャドウィック・ボーズマンの他界、そのあまりにも大きい穴を埋めないといけない。
作品完成へのハードルは本当に高いものだったんだろう。関係
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

3.5

イギリスの片田舎で大工をやってるダニエル・ブレイク。心臓病を患い仕事ができなくなったので、役所に手当の申請に行くが…

と言う内容。
なんか、徹底して「弱者」の視点の物語になっている。いわゆる社会派映
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RRR(2022年製作の映画)

4.7

バーフバリに続くインド映画の超大作。
1920年代のインドが舞台で、大英帝国が強権をふるって支配している状況。

ある部族の少女が帝国総督に連れ去られてしまい、それを助けに行く男(ビーム)と、帝国に従
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海賊とよばれた男(2016年製作の映画)

3.6

日本の映画って、警察官とかお殿様とか町奉行とか、要は公務員が主人公になることが多いんだが、本作は昭和初期のビジネスマンが描かれる。
個人的にはとても珍しいんじゃないかと思う。

石油資源をめぐる駆け引
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アイ,ロボット(2004年製作の映画)

3.5

ロボット3原則が冒頭に流され、それが作品内の強いルールになってるのが印象付けられた。

ロボたちの動きは機械的であり滑らかであり、とても上手に作られていると思う。

暴走した人工知能が人類に牙をむく…
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天気の子(2019年製作の映画)

2.4

家出少年が終始逆ギレし続けるだけの物語。
家出の理由も帰るのを拒む理由も作中では語られてない分、なんの感情移入もできなかったよ。

ヒナは可愛いのにね。

発砲事件の調査、という当たり前の仕事をしてる
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モービウス(2022年製作の映画)

3.3

この作品こそ『バットマン』じゃないのかなぁ…(笑)

スパイダーマンのヴィランの一人であるモービウスを主人公とする一作。
ヴェノムと同じ世界のようで「アイアムヴェノム」と言うシーンがあるが、ヴェノムは
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.7

出る杭は打たれるというか、天才とは理解されないものというか。

ドクターストレンジ役の人が主人公として、実在の人物の物語を描く。第二次世界大戦下のイギリスを情報戦で勝利に導いた立役者アラン・チューニン
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.9

主人公のエロイーズ(日本的にはすごい名前)、デザイナーになるためにロンドンの学校に…

エロイーズはもともと霊感というかシックスセンス的なものが強いんやね。
過去、同じ部屋に住んでいたサンディという女
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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

なんともすごいストーリー。

南北戦争前の南部地域を舞台とした、黒人を奴隷として使役するシーンが続いたかと思えば、スマホを使う現代のシーンが始まる。

意識が過去と現代を行き来してるのか…?と思ったら
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ザ・シークレットマン(2017年製作の映画)

3.4

ウォーターゲート事件の謎の内部告発者、ディープスロート。

死の数年前、90歳代のマーク・フェルトが「自分がディープスロートだ」と告白。

各種の告発の結果、アメリカの大統領として初めて、ニクソンは任
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バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2021年製作の映画)

2.0

なんかもうビックリするくらい駄作。

0〜3までの話を無理やり一つにまとめたって感じ?キャラや状況の描写不足がハンパなく、映像も大したことない。

主役のクレアはまあともかくとして…
レオンはただの不
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バイオハザード ヴェンデッタ(2017年製作の映画)

3.5

バイオハザードCG作品第三弾

主役は定番のレオンと、ついに出たクリス、久々のレベッカ。

6の後7の前の時系列の様子。7のクリスが当時謎だったので、今までどおりのクリスを見られて安心しました。

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バイオハザード ダムネーション(2012年製作の映画)

3.5

バイオハザードCG作品第二弾

主役はレオンとエイダ。
舞台は2011年の某国。レオンはアメリカのエージェントなので、動くには国際的にいろいろ問題もある模様。

プラーガやリッカー、タイラントなどのク
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バイオハザード ディジェネレーション(2008年製作の映画)

3.5

バイオハザードCG作品第一弾

主役はレオンとクレア。
なので2の後日談的なストーリー。そして5の発売前だったので、その伏線的な箇所としてトライセルが登場している。

あの世界は後にTウイルスその他が
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インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)

3.5

アベンジャーズシリーズとしては失敗作的な立ち位置にいるように見える本作。

決して悪くないと思うんやけどね。

ブルースバナーの配役が変更された影響もあるのか、ハルク主人公の作品は以後作られてないから
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム THE MORE FUN STUFF VERSION(2022年製作の映画)

5.0

年明けの公開から早くも特別バージョンが上映されたんですね〜。さすがは超・名作!

主に前作「ファーフロムホーム」でネッドの恋人だったベティ・ブラントのシーンが追加されている。
デアデビルもちょっとだけ
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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

3.6

【内容うろ覚え】

ブライアン・オコナーをなんとしてもストーリー上絡ませたい、という想いに好感が持てました。
顔は映せないけど、存在を示唆させてたよね。

沈まぬ太陽(2009年製作の映画)

3.5

大手企業の労働組合で上役を務める主人公。
あまりに活動を頑張りすぎたおかげでアフリカにまで左遷されることに。さらには自身の出世のために組合を見捨てる仲間まで現れる…

日航機墜落事故をモデルにしたと思
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ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)

4.0

リアル北斗の拳状態のソマリア。
街中で銃火器が並び、人々が一触即発の中で暮らしている様子。
本作のタイトルは軍用ヘリのブラックホークが墜落した時のパイロットの発言が基になっている。

にしても…えげつ
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Returner リターナー(2002年製作の映画)

3.4

邦画のアクションとしては結構がんばってると思う。

金城武、鈴木杏、岸谷五郎、樹木希林…

ネームバリューのある俳優陣も良かったよね。金城武といえばゲーム「鬼武者」での凄まじい棒読みが記憶から離れない
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リョーマ! The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様(2020年製作の映画)

3.8

もはやテニス作品でもなんでもないミュージカルCG映画。でも悪くなかったよね。
今作はリョーマと桜乃が過去にタイムスリップして…
というストーリーだが、
①原作ではヒロイン(?)として存在自体忘れてる人
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ONE PIECE STAMPEDE(2019年製作の映画)

4.5

まさに劇場版という感じのオールスター共演。
ロジャー船団の1人、ダグラスバレット。
もう死んだはずの祭り屋、ブエナフェスタ。

そんな2人を相手に海賊、王下七武海、海軍、革命軍が入り乱れての大混戦。
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ブラック・ビューティー(2020年製作の映画)

3.6

94年のブラックビューティー黒馬物語のリブート(だと思う)。

94年版が19世紀のイギリスだったのに対して、今作はスマホがある時代のアメリカ。

主役である人と馬がメスに変わってるくらいで、話の展開
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ミスト(2007年製作の映画)

3.1

事前に仕入れてた評判どおり。
徹頭徹尾、救いの無いストーリー。

本来なら「あいつら」の細かな正体やら研究の詳細が語られてもいいはずだが、そんなのどうでもいいと思えるほど、人間の描写が圧倒的だった。
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マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

3.4

あの超面白かったマンマミーアの続編。

とは言えメリル・ストリープ演じるドナは作中で既に故人となっており、終盤に少し登場する程度に収まっている。
多分、出演料を抑えたかったのだろう(笑)その分、映画の
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.8

「男は常にハンカチを持ち歩くべし、女性に貸せるために」
了解だ!(笑)

んー、なんか暖かいストーリー。予定調和な気もするけど。ロバートデニーロはいい味を出してますね。アンハサウェイも、なんと美しい…
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オールド(2021年製作の映画)

3.0

急激に老いる状況下に置かれた面々が…という話。
上映時は各所にポスターが貼られ、不思議と高評価が目につく今作。

えっ?地雷でしょ?いや、まさか…
と思いながら鑑賞。

まあ〜、地雷やな。もうご都合主
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