ヴィオレさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

仮面ライダー対ショッカー(1972年製作の映画)

3.8

TOKYOMXでの三作連続放送にて鑑賞
「シン仮面ライダー」鑑賞時には今作のようなオリジナルに触れずに挑んだが、今作を
みた後では庵野秀明がシン仮面ライダーで
挑戦したかったことが少しわかったような気
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犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

4.0

前作が「実話ベース」という名目だったため
振り切ったマドンソクアクションにはなれていなかったが、今作はフィクションに振り切っているために爽快なアクション映画に
仕上がっていた

前作からの班員たちのコ
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フレーミングホット!チートス物語(2023年製作の映画)

4.2

disney +作品オリジナルでここまで面白いのも久しぶりかも

圧倒的にテンポが良い。脚本と編集が見事に噛み合っており、決して焦らずに丁寧に素早く描くべきことを描けていた。
主人公の生い立ちから背景
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ポゼッサー(2020年製作の映画)

3.8

画の構成とビビッドなカラーで物語を強引に進める形には思うところがない訳ではないが
最後まで興味を持続しながらみれたから、
充分な映像であった。

考察したくなるように絶妙な余白が計画的に用意されており
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ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

4.0

THE 娯楽アクション大作!
まだまだ若いトムクルーズを主演に据えて、
なるべく地に足立ったアクションと男心を
くずくられるかっこいいガジェットの数々が
面白くないわけがない!

ストーリーも複雑そう
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怪物(2023年製作の映画)

5.0

圧倒的今年度邦画ナンバーワン!
日本最高の監督と脚本家と音楽家のタッグ
これが素晴らしくないわけがない

実に美しく、全てが空い
そこに意思があるないに関わらず、もう
起きてしまったならしかたがない。
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

3.2

個人的にヒーロー映画として満点に近かった
前作の続編であり、期待と不安が入り混じる
中での鑑賞

いかに前作が偉大だったかを知った本作
スポットもミゲルオハラもいくらでも
掘り下げようがあるせいで、脚
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

5.0

これこそがアメコミヒーロー映画なんだ!
と思わせてくれる傑作アメコミ映画

バリーアレンのようやくのソロ映画であり、
尚且つマイケルキートンがカムバックする
とあうなら期待しないわけがない。
本作はそ
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ウルヴァリン:X-MEN ZERO(2009年製作の映画)

3.7

陽の当たらない地味な作品ではあるものの、
テンポ良くさまざまなミュータント達が能力をお披露目してくれるのはやはり楽しい

ストーリーや映像などには納得のいかない点もあるが、軽く見れる作品で地味に好き
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許された子どもたち(2019年製作の映画)

4.3

たとえ配給がいなくても絶対に公開する、
といった恐ろしい執念すらも感じさせる作品

自主制作映画というハンデを自分のものへと
変換し、その中で自分の色を惜しみなく
出せることはすごいこと

研ぎ澄まさ
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十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

1.9

久しぶりな大作邦画失敗作

いくらでも発展させられそうな物語をただ
人気キャストを見るだけの作品に成り下がっており、ただ脚本を読まされている映画に

どちらかといえばドラマ向きな原作なのかな

きさらぎ駅(2022年製作の映画)

2.0

笑えばいいのか怖がればいいのか分からない

カメ止め的な二段構造を2ch発祥の都市伝説に応用すると言ったアイデア自体はよく、
POV視点など真新しい視点も多かった

しかし話が絶望的にひどい
脚本制作
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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.0

ガバガバならガバガバなりに振り切った
バカをやって欲しかった

DC がんばれ!スーパーペット(2022年製作の映画)

3.8

DCユニバースはアニメでも変わらず、
高クオリティの作品を作れると証明した作品

ペットとDCがかけ合わされば可愛くない
わけがない!っていうノリがずっと続く作品
中身もなく、ありきたりといえばそうだ
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

4.0

近年の韓国映画のクオリティの高さを決定
づけるこれまた素晴らしい映画

韓国と北朝鮮 
交じわってはいけない二つの国が、それぞれの利害の一致から協力するのはやはりアガる

カーアクションが地に足ついた
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その日、カレーライスができるまで(2021年製作の映画)

4.1

短編映画として語りすぎず、語らなすぎない
ちょうどいい塩梅で描かれた作品

観客にある程度の余白を残し、何よりも
リリーフランキーの演技が本当に素晴らしい
ほぼ彼の一人芝居であるにも関わらず、
リアリ
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

2.6

かなり嫌いというかムカつく映画!

スピルバーグが映画オタクなのは過去作品を見れば一目瞭然で、潤沢な資金とそれを映像として世に送り出せる設備が整うなら自分の好きな作品をぜんぶミックスしたい!と思うのも
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

4.1

実に好きな恋愛映画

ラストのオチがかなり賛否が分かれ、嫌いになってしまう人の意見もよくわかる。ただ、
それでもわたしは主人公の選んだ選択が
好みであるし、共感もできる

自分なら一体どうするのか、考
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窓辺にて(2022年製作の映画)

4.4

近年の邦画の中でもかなりすきな恋愛映画

変に気取ってるように見える女子高生の
小説家だって普通に恋愛に悩んだり、作家
崩れの小説家も夫婦の問題に悩まされてる
普通な人の普通な問題に対する小さな答えを
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.5

あの小林靖子脚本であるなら、心配も無用!
と思っていたが今回はそうでもなかったかな

ルーヴルというなかなか撮影のできないところでの撮影などリッチな映像が連続し、贅沢な作品ではあったが青年期の露伴を演
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

2.0

量子世界といういくらでも膨らませられる
題材に対してありきたりな表現のみで挑んだ
本作

アントマンシリーズの魅力は他の壮大な物語に比べて、お話がミニマムで小規模に展開
されていくのが大きな魅力だった
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ソナチネ(1993年製作の映画)

4.1

ヤクザたちの修学旅行

実によくできた映画
全てが洗練されていて、間の取り方や脚本に至るまで全てに有り余るセンスを感じる

相撲や花火をして、その間に挟まれる乾いた
暴力
実に好みの見せ方でなかなか刺
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

3.8

「過去の逆襲」に先だって本作を予習
前作と続きで鑑賞したが、全体としては
圧倒的に前作推し

練習シーンが少ないのが一番の原因かも
あの荒野の練習場でも、もっと特殊なことをやるかと思いきや案外ベーシッ
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パニッシャー(2004年製作の映画)

3.4

一応マーベル作品でもあるこちらも鑑賞

丁寧にアンチヒーローのオリジンを二時間
使って描いているので、感情移入もしやすく
アクションも思い切っていてスッキリしたが
二時間だから、少し単調に思える場面も
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来る(2018年製作の映画)

4.2

めっちゃすき

ホラー描写のやらせ具合を振り切るぐらいに
やり切ることで、もはやコメディに思えて
くるくらいにまで極めてるのが好き

サム・ライミと同じ才能を感じた
かといってストーリーがおざなりとい
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マネーモンスター(2016年製作の映画)

3.1

よくあるアメリカ映画というか、軽くて
見やすいサスペンス

状況の深刻さにいまいち入り込めず、ただ
勝手に登場人物たちが焦ってようにしか
見えず

テンポは悪くないので離脱するような作品
でもないが、
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ミスト(2007年製作の映画)

4.4

キング映画のなかである種最もキングらしい
作品

パニック モンスター スリラー
どのジャンルを切り取ってもバランスよく
調整されており、監督の技量がよくわかる
作品

一つ一つが無駄にならず、もはや
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.8

このSNSが浸透している今だからこその作品
一つ一つの描写に強い説得力が付与され、
その中で最大限やれることをやり切った
作品

ただやりきることと面白いことは=でなく、
一つのスリラー映画としては惜
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導火線 FLASH POINT(2007年製作の映画)

3.6

お話は雑極まりなくてもはやドニーイェンの
PVみたいになってるけど、肝心のアクションがもの凄いからギリギリのラインで耐えてる作品

やっぱりドニーは毎回ラストバトルで心を
ぶち上げてくれる

レイジング・ファイア(2021年製作の映画)

3.8

とにかく熱い映画

その愚直なまでの熱さが鬱陶しい時もあったが、ラストの教会でのバトルシーンは本当に素晴らしい
いかにドニーイェンが優れたアクション俳優なのかを示している

ヴィランもなかなか良き
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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

3.0

いかにもって感じの日本映画
「電気が一切使えなくなったら?」という
検証に基づいた作品であるが、どこまでが
本作のリアリティラインなのかがいまいち
掴みづらく、展開にも入り込みにくい

ただ所々で光る
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.0

90分でテンポが良くて脚本も面白い
いかにも90年代ホラーという演出、脚本も素晴らしい

ラストのオチなど諸々含めてかなりすき
この頃くらいからプラムハウスを意識し出した

LEGO(R) ムービー(2014年製作の映画)

4.5

個人的子供向けアニメ映画ベスト
子供を楽しませんことだけでも本当に大変
なのにも関わらず、本作はその親の大人までもが共感できて感動できる作品を制作した。

最後の仕掛けには見るたびに驚かされる
ここま
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.8

イルミネーションがディズニーに勝っていると確信できる作品

子供をいかに楽しませられるかをとことん
追求した作品
任天堂にとってもここまでの作品作ってくれるのであれば、本望だろう

「マリオ」というブ
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.0

ガーディアンズシリーズ堂々の完結!!
ジェームズガンは本当にチーム物映画のツボを抑えている

アクションはとても見やすくなっていた
なるべくカットを割らずに見やすいアクションを追求するアクションで、特
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コマンドー(1985年製作の映画)

4.2

大好きな作品
ここまで吹き替えを有り難がったのは初めて

全部バカで脚本も監督もみんなバカだと思って作ってるのがひしひしと伝わってくるが、
それが尚更良い