umakoronさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

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ブギーナイツ(1997年製作の映画)

3.0

ファントム スレッドが印象的だった為
同じ監督の作品をチョイス

ファントム‥‥で気に入ったテイストとは
かなり違う雰囲気で
守備範囲の広さと多才ぶりに驚く


しかし、この作品は
好みのベクトルでは
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.9

支配するのは男か、女か

静かに、だが着実に
形勢が逆転していく様に痺れる

オートクチュールの
艶やかで上品な
ドレスの作成風景に心躍り
芸術家の癖ある感性から
目が離せない

人物描写が巧みで
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セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

4.6

最高としか言いようがない

まさにアルパチーノ大劇場
圧巻の演技に
スタンディングオベーション


脚本.音楽.演技力

全てが揃った作品で
余韻までもが心地良い珠玉のフィルム

また、あなたとブッククラブで(2018年製作の映画)

3.2

いくつになっても冒険をしよう
何かを始めるのに
遅過ぎるなんてことはない

何故なら、今日があなたの
1番若い日なのだから


たわいもない会話ができる友に囲まれ
恋をして‥‥
最高じゃない


年齢
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その手に触れるまで(2019年製作の映画)

3.7

嗚呼
もう言葉にならない

彼の目と我々の目に映る世界は
何故にこうも
大きく違ってしまったのだろう

いたいけな姿と狂気的な行動が
結びつかず、頭がショート寸前に

得体の知れない恐怖から
抜け出せ
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ザ・ブーケ 花束に愛を込めて(2013年製作の映画)

2.6


グリーンに癒しを求め
見た作品

「素敵な庭を眺めたい」

この目的は達成できるが
もっさりとした展開と
予定調和すぎる内容に
辟易してしまった

 

靴ひも(2018年製作の映画)

3.5

人生は時に過酷である

それでも、
日常が愛おしい
そう思える作品

汚れのない純真な心がつなぐ
イスラエル発、絆の物語

靴ひもに込められた
その真っ直ぐな思いに
心揺さぶられる

ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出(2015年製作の映画)

3.5

王女のはじめての
プライベート外出

勝利にわくイギリスを
プリンセス目線で
瑞々しく可憐に


明快な脚本とリズムの良さで
階級社会の縮図を見る
楽しさ溢れる作品

小難しい事は抜きにして
リラック
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赤い靴(1948年製作の映画)

3.2

古い作品ながら
赤い靴のバレエ演出は
目を見張るものがある

恋とバレエに
揺れ動く乙女心を描いた大作

言わずもがな
バレエファン必見

しあわせへのまわり道(2014年製作の映画)

3.4

ジャケが好きで気にっなっていた作品

ほっこりと緩やかな時間が流れ
刺激はほぼない

ぬるめの露天風呂に浸かり
眺めや風を楽しむ
その感覚に違い


教習車が愛おしい場所になるとは
誰が想像したであろ
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ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣(2016年製作の映画)

4.2

ずっと見たかった作品

生きる芸術
セルゲイ ポルーニン

計算されたポージング
繊細さと力強さのバランス
プロポーションの素晴らしさ

どれをとっても非の打ち所がない

舞台を離れた彼が発する
繊細
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説きふせられて(2007年製作の映画)

4.1

展開のもどかしさが
良い意味でたまらない

ブリティッシュイングリッシュで紡ぐ
詩の旋律と
この時代ならではの
ゆったりとした暮らしが好きすぎて
にたにたが止まらない

女心を目と息づかいだけで表現す
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私の親友、アンネ・フランク(2021年製作の映画)

3.3

アンネ フランク

日記や写真のイメージが先行し
冷静沈着な女性を想像していたが
おシャマで天真爛漫、
イタズラ好きな少女がそこにいた

重い作品ではあるが
有名な人物を
違った角度から見る面白さのあ
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スペシャルズ! 政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話(2019年製作の映画)

3.4

心根が優しく
分け隔てなく接するその姿は
あくまでも自然体

公私の境はなく
常に相手を信じ
リスペクトする

何をどうしたら
こんな域に達するのか

オアシスのような1人の男の
真実の物語



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オールド(2021年製作の映画)

2.7

高揚感あふれるリゾートホテルから
一気に澱んだ空気の岩場へ

全く別の映画を見ているような演出が巧み

中盤から突如B級ホラー化するのが
どうも好みではなく
何度も挫折しかかったが
ラストでレビューの
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定められし運命(2012年製作の映画)

3.8

ナチスドイツ支配下においては
暗さが前面にくるものが多い中
光や希望も描かれた作品

字幕と画像の荒さ
パーケージが残念だが
好きなテイスト

時代背景が分かりやすく
心地よい重さの良作

ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

2.6

モデル達の嫉妬を描いた
なかなかセンセーショナルで独創的な
アート作品

面白さには欠けるも
拘りを感じるカットと色彩は印象的

選り抜き美人に囲まれるフィルム

ワールド・オブ・ライズ(2008年製作の映画)

3.7

スケール大きめの
ハリウッドらしい作品

自分の足では生涯歩く事がなさそうな
中東の国々の様子に
興味をそそられる


レオナルド ディカプリオと
ラッセル クロウの豪華共演の本作
つまらないわけがな
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シークレット ウインドウ(2004年製作の映画)

3.5

湖畔に佇む緑豊かな我が家
住み慣れたはずの場所が
見る見る不気味さを増す

音楽や小道具が不穏な空気を
作り出し、
見るものの心を張り詰めらせる

作家が主役なだけに
言葉の紡ぎ方が美しい

ラスト5
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コンカッション(2015年製作の映画)

3.7

アメリカでは絶対的な人気を誇る
アメリカンフットボール

選手たちの若すぎる謎の死が
脳震盪にある事を発見し
NFLと果敢に闘った
移民解剖医の実話

富に目が眩み
選手を消耗品と見なす組織に対し
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父の秘密(2012年製作の映画)

3.0

後味の悪さランキングに
間違いなく入るであろう本作

いじめ、いたぶり以外の
セリフはほとんどない

「父の秘密」
その意味を終盤まで
探し続ける道程が
苦痛の連続

カメラワークや
静かなシーンの映
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幸せは、ここにある(2021年製作の映画)

3.4

老いがテーマのヒューマンドラマ

成熟した男の色気を
ビリークリスタルが好演

年齢を重ねることは
マイナスばかりではない


感性豊かな2人が織りなす空間は
この年代でこそ紡げる
優しさと愛おしさで
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たちあがる女(2018年製作の映画)

3.9

生歌、生演奏の牧歌的な演出とは
似つかわしくない大胆な強行の数々

シュールに見せつつ
本気度高めの社会派映画

タイトル通り"立ち上がる女"の
豪快さと爽快さがたまりません


オリジナリティ溢れる
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ミアとホワイトライオン 奇跡の1300⽇(2018年製作の映画)

4.0

動物好きには
限りなく贅沢なフィルム

CGなしのホワイトライオンを
長回しで楽しめる

撮影秘話ver.を望むほど
野生動物と人間の
稀有なシーンが満載

現在のペースで
ライオンが減り続けたら
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マーキュリー・ライジング(1998年製作の映画)

3.0

特殊能力を持った自閉症の子が
国家機密に関わる暗号を
解いてしまった事から、
命を狙われる存在に‥‥

この子をを守りきる事が
ミッションの
銃撃アクションムービー

設定が面白いだけに
サスペンス要
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カット/オフ(2018年製作の映画)

3.0

なんなんだこれは‥‥
強烈!!

中盤からミステリー要素より
グロさが勝る
途切れなく誰かが殺され
血にまみれる

タイトルのセンスが絶妙で
脚本も悪くない為
サイコ好きな方は
楽しめそうな作品

プロヴァンスの休日(2014年製作の映画)

4.0

全体の雰囲気が良く
久々にしっくりときた作品

現地の風や
生活そのものを映した映像は
日本にいながらにして
旅をしているような感覚を覚える

大きなうねりはないが
ほんわりと沁みる素敵な家族の物語
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NICE 2 MEET U ナイス・トゥ・ミート・ユー(2013年製作の映画)

2.8

"比較的最近のロンドンの姿を拝める"
その点に置いては
満足度が高い

お国柄、父親の縛りがきつい
インド人男性と
平均的な雰囲気の
スコットランド人女性の
国際カップルのお話

素人感が出過ぎたお二
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13 ラブ 30 サーティン・ラブ・サーティ(2004年製作の映画)

3.4

女性ならではの
嫉妬や妬み、
うわべばかりの関係を
明るいノリで描いた作品

30歳の大人な自分は
勘違い女そのもの
性格の悪さが滑稽で
身近にいそうなだけに面白い

外面や体裁だけでは測れない
大切
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わたしたちの愛の距離(2021年製作の映画)

3.3

きちんと踊ってくれちゃう
爽やかめののインド映画

インドの田舎の現実を
多少なりとも知る者は
等身大の恋愛に近いと感じる
シーンが多く頷ける

とは言え、
インドをあまり知らないと
主役男性の優柔不
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ベルファスト71(2014年製作の映画)

3.6

パトロールに出かけた
新兵ゲイリーが
北アイルランドの暴動に巻き込まれる

初出動の緊張感と緊迫感を
ジャックオコンネルが好演

一人取り残されたゲイリーの
サバイバル劇は
敵と味方が入り乱れる
緊迫
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ホームレス ニューヨークと寝た男(2014年製作の映画)

3.4

この男の完璧な容姿と
実生活とのギャップに驚き
人間の真の魅力は何であるのかを
考えさせられる作品

タフで人当たりが良く
身なりにも気を使い
仕事も精力的にこなす
ダンディな52歳

ホームレスの概
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きみがくれた物語(2016年製作の映画)

3.2

ニコラス スパークス作品

例に違わず
純愛にキリスト教的要素を絡めた作風で
新鮮味に欠けるが
海沿いの小さな町という
ロケ地が素敵であった

自然と共にある生活スタイルは
憧れそのもので
穏やかな海
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マイレージ、マイライフ(2009年製作の映画)

3.6

雰囲気の良い作品

ジョージクルーニーの
ダンスシーンの素敵さに
心奪われてしまった

古さはあるが
落ち着いたトーンで
ストーリーもわかりやすい

ストレスなくさらっと
見たい時にお勧め

シアター・プノンペン(2014年製作の映画)

2.9

殺伐とした日常から
当時この国が抱えていた問題が
見えるも
今ひとつ時代背景が
描ききれていないのが残念

ベトナムの歴史を知る意味で
良い作品であるが
テンポの悪さや脚本の甘さが目立ち
あまり響かな
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その住人たちは(2020年製作の映画)

3.5

後半までこの男の
意図する事が分からず
怪しい風貌も相まり
不穏な空気が続く

いそうだと思える
ギリギリのラインの人物設定が面白く、
起こり得るかもな事件なだけに
恐怖を覚える

スペイン映画なの?
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