Hashimaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

オアシス(2002年製作の映画)

4.6

2人それぞれの愛が、誰にも、きっとお互いにも正しく伝わっていないのが悔しくて悔しくて。映画が終わって現実に帰ってから、想いが込み上げてきてしばらく涙が溢れた。でもその全ては私のエゴで、ただ2人のオアシ>>続きを読む

アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台(2020年製作の映画)

3.8

ガラの悪い囚人たちのあいさつもフランス語ではBonjour、と上品に聞こえる

ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

令和ブラック・スワン
序盤の諸々のちゃっちさに油断していたが、孵化してからのホラータイムが長かった〜チクタク音と喉の鳴る声がいや〜な感じで、もう途中は目を細めたり覆ったり、ぐったりです。(前情報0だっ
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.7

何が異常か、何が残酷か、そしてそれぞれにとっての幸せは
雄大な自然たる大きな母体の中で、嘲笑う風のように観る者の思考を掻き乱す一作。因果応報は無論、種族の壁とかもテーマなのかなぁ
チラ見えするアダのお
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

アナ・デ・アルマスのなんという贅沢使い!レア・セドゥの困り顔とフランス語!ありがとうございました、お疲れさまでした
映画館で観たかった〜🧪🚕

海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

4.4

正直本当に退屈で、心の底から憧れる一夏のいざこざ。監督の想いはわからないけど、これぞ映画かよ、と。
「別れは苦手だから」😮‍💨

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

4.2

今なら観れるかもしれない、と思って友達を誘った。1人だったらきっときっちり泣いていたと思う。シイノのように「あたしがいるじゃんか!!!!」と胸を張って怒鳴れないけれど。
自分にとってのマリコを考えた夜
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ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

4.3

クィディッチ大会の選手控室でハリーを激励しに来ていたハーマイオニーへの校長のリアクションが何度見てもツボ、
次から見る方々には必ず注目してほしい

ブロンド(2022年製作の映画)

-

ノーマ・ジーンが受けた哀しみや辱めを、再び現代の女優にさせていないか?
マリリンの半生を綴ったように見せかけて、事実とは異なる描写も。どうしてそんなことするの?

オールド(2021年製作の映画)

3.0

ホラーと聞いていたのでどこでおどかされるのだろうと構えていたが、案外そんなことはなく、また思いの外ちゃんとしたストーリーが作られていた。
少なくともスプリット観た時の衝撃の何やねんこれ?!感よりは最後
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.5

ど、どういう会議があって映像化したのか...我らのダニエルラドクリフが死体役というパンチライン。
終始変なんだけど主人公を応援してしまう気持ち、なに?

さがす(2022年製作の映画)

-

「ここには二種類の人間がいる。生きたがっている患者と、周りが生かそうとしている患者と。」
タイトルからだけでは想像し得ない内容の混み入り

おくりびと(2008年製作の映画)

-

「死は、門だ」

納棺士に対して御礼の意味で放たれた、「今までで、一番綺麗でした」という言葉に腹が立った。生きていることほど美しいことはないのに。ありのままを受入れるべきなのに。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.5

もちろん全部良かったのだけど、ルビーの歌が初っ端からうますぎたな、、、
お父さんとの2人のシーンは、やはり最高だね。自分にはなかった親との絆を突きつけられる。喉に手を置いて音を感じるのね。

エール!(2014年製作の映画)

4.8

主人公ポーラの歌声が、素朴で力強くて、染み入ってしまう。どう楽に聴こうとしたって、沁みて沁みてしまって仕方ない。
登場人物の心持ちが機微に描かれていたと思う、私が仏映画好きなのもあるけれど、あまりに良
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鉄道運転士の花束(2016年製作の映画)

-

何年も前に目黒シネマで上映していたが行けずに長らく気になっていた作品。鉄道運転士という職業に課せられた、ある意味宿命的な花束の、悲しくも致し方ない意味。国柄だろうか、クラシック、バレエの様な物語性とテ>>続きを読む

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.0

シリーズを追えていないので理解は足りていないのだけど、登場人物にアメリカという名前をつける強さはイカつすぎ

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

久々のハリウッド劇場観劇。アメリカってすごい、絶対に敵わないと関係者でも無いながら絶望するほど圧倒され、フライトのシーンでは前のめりで汗をかきながら手すりを握りしめていた!
終わってどうしても瓶ビール
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

3.2

大評判のブロードウェイを映画に落とし込んだ&スパイク・リー監督とのことで超楽しみに劇場へ。主演の方を存じ上げず、歌も踊りも特別上手くもなく表情も硬く、どこかの市長さんかストレンジャーシングスの研究員感>>続きを読む

クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち(2011年製作の映画)

3.2

前情報なしだったので心の準備?モード作り?が足りずちょっと面喰らってしまった。鍛え上げた肉体、女性って本当に美しいな...と思いつつ、あそこまで舐めるように身体を魅せる必要あるかな...いや、あるか.>>続きを読む

29歳問題(2017年製作の映画)

3.3

すごく単純で捻りのないアプローチなんだけど、29歳をこんなに丁寧にリアルに見て考えてくれている映画があることに嬉しくなった。更にこれ、2017年香港の作品とのことで、少し驚いた。自分が想像していたあの>>続きを読む

トップガン(1986年製作の映画)

3.3

ストーリー展開がかなりパワープレーで良い。戦闘機目線の映像も誰が誰かわからなくなりながらも楽しいわけで。

この時代の映画に多いけど、イケイケ男女の会話の絶妙な間、たまらんよなぁ〜...目線で会話を!
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サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)(2021年製作の映画)

4.2

申し訳ないけれど、映画中は正直やや退屈していたの。それなのに...劇場を出てからずっと反芻しているのは本作。思えば、観劇中もずっと、自分ならどう思ったか、彼らの何に胸を打たれるのかを考えていた。ヒリヒ>>続きを読む

ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

5.0

どこの誰が観ても最高としか言わないんじゃない?音楽、超ド級のカーチェイス、下からの変わったアングル、どんどん切り替わり進むテンポ感...大きなジェットコースターに乗ったようで、ずっと飽きることなく終始>>続きを読む

整形水(2020年製作の映画)

2.8

めちゃんこおもろ?!怖!からの後半のカオスぶり&共感できる登場人物がおらずで残念だった...
ただこれはショッキング過ぎてアニメでないと観れなかったと思う...

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.0

自分が男性だったらその場で気分悪くなっていたかもしれない...笑
物凄い執念がポップで可愛い世界観に毒づいていたね。
本筋とは違うけれど、私も色の服着よ〜って思ったりなどもした

アダムス・ファミリー(2019年製作の映画)

3.5

有名な音楽に胸高鳴らせながら楽しく観た〜◎ヘンテコなホラー家族の物語かと思いきや、個性・他人とちがうことについて子どもにもわかりやすく考えさせる作品で、思いかけずメッセージ性を感じて良かった

シャイニング(1980年製作の映画)

3.7

さすが名作...圧倒的な構成と魅せ方でどんどん没入していった...!
一生懸命観ていたけれども解らない点も多く、、致し方なく考察動画を漁るんだけど、それはそれでまた作品の厚さ・濃度があがるあがる!こん
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リトル・ガール(2020年製作の映画)

4.5

多くを語らないサシャだけど、その視線や表情から訴えるものがどれも純粋で、私自身も嬉しくなったり、ぐーーっと胸が締め付けられたり。
けれどサシャの想いを全て図ることは誰にも出来なくて、どうすれば善いのか
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パリ13区(2021年製作の映画)

3.3

初めは女の子たちに問題があるんじゃないか?と見せていたけれど、追うほどにかなりのトラブルメーカーだったのはこの男!だよね?
ルーシーチャンのあのほどけかけた?緩いひとつ結びがたまらなく良くて(少女感と
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ガタカ(1997年製作の映画)

4.2

好きな映画は?と聞かれてガタカと答えるボーイズが多い所以に大納得。
90年代にこのSFかぁ、キャストも内容もかなり現代的に思えた。人工的に良質な遺伝子を選抜するなんてすぐ先の未来にありそうで頼もしい反
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