橋さんの映画レビュー・感想・評価

橋

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ビバリウム(2019年製作の映画)

3.0

ビバリウムは生き物クラスタからすると瓶や水槽など隔絶した密閉空間に生態系が完結する要素を入れてそれを観察する、というものが思い浮かぶんだけど、たしかに小規模SFにすごく使えそうなモチーフだなあ。

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.3

鬼太郎生まれ悪魔くん育ち水木しげる作品はだいたい既読の自分からしても大喜びの内容で、
「乳母が……?のんのん婆だ!」
「これラバウルだ!!!!」
随所で盛り上がれて水木というキャラ自体にも、もちろん鬼
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デジモンアドベンチャー(1999年製作の映画)

3.8

めちゃくちゃ東京都練馬区光が丘団地郡の再現度が高い。ここは完全にそのまま、ここは海にしたの?!とか聖地巡礼の楽しみがある。
都営大江戸線・光が丘駅の公式アニメ。

エアフォース・ワン(1997年製作の映画)

3.3

ゲイリー・オールドマンは出てきた段階で「なるほど!おまえが悪役やな?」感があるよね。

バッドランド・ハンターズ(2024年製作の映画)

3.2

あらすじの冒頭から「大地震によって無法地帯の荒野と化したソウル」で視聴者にワンパン入れてくる。そして思ったより10倍くらい荒野になる。
せっかくマ・ドンソクを使うならもっともっと見せるべきじゃないのか
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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.8

生き物クラスタから言わせてもらうとクマの再現度が高すぎないか?!ショボくなるのにビビって出し控えしたりもしないし、CGもきぐるみも近年見た中では一番違和感が仕事してない。えらい。
演出がほぼジュラシッ
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.0

監督がYoutuber嫌いなんだろうなというのがひしひし伝わってくる。いるよねこういう奴ら。
監督インタビューでヒース・レジャーのジョーカーと並べて話してたのは流石に傲慢。
これは演技指導の限界なのか
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.8

若い女が存在しない世界か?とおもうくらい音楽とそれを中心にした男同士の人間関係だけにフォーカスされてる。音楽中心なんだけどキャラそれぞれの目的が違う、いいかんじの青春の通過点。
視聴者のメガネが光った
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アタック・オブ・ザ・キラートマト(1978年製作の映画)

2.8

スベるコントの連続、無駄に冗長なシーン、突っ込んだら負けでしかないしつこいツッコミどころ……まぎれもないC級映画なんだけどなんだか憎めない。トマトの様子に予算のなさを強く感じるけど、序盤のヘリ墜落シー>>続きを読む

黄龍の村(2021年製作の映画)

3.8

な、なんだこれ!!!???
最初に感じた違和感があとから全部仕事してくる。
全員が強キャラ感増しましでニッコリ笑顔にならざるを得ない。

地下に潜む怪人(2014年製作の映画)

3.4

スカーレットの狂気ですべて動いていく。もうおまえがひとりで無双できるだろ!
いい感じのホラーゲーム感がただよう上質なB級映画。

新・仁義なき戦い。(2000年製作の映画)

3.5

布袋寅泰さんの音楽&演技が両方良くて感心する。ドラマ自体は人間関係の把握などが一見だと難しいかもという印象。(カメラワークと画質的に顔の把握がかなり辛い)
相関図なんかもネットに落ちていないので、見な
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御法度(1999年製作の映画)

2.8

お耽美が極まった大島渚監督が老境にいたってなりふり構わず観た夢みたいな映画。
これがデビュー作らしい完全に見た目採用の松田龍平の演技と、他キャストとの演技の差に震えちゃう。

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.8

面白い!DCは暗くてじめじめしたイメージがあったので敬遠してたけどがっつりコメディしてる。これはきちんとワンダーウーマン、アクアマンも見なくてはならないなあ。
バッドマン関連はキャスティングからスーツ
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エル・マリアッチ(1992年製作の映画)

3.7

デスペラードを観て刺さった人はぜひ見るべき、低予算ながらデスペラードにつながる展開演出満載!あとやっぱり出演者全員の顔が濃い!さすが!

シークレット・ヴォイス(2018年製作の映画)

3.6

楽曲が非常に印象的なんだけど主演女優自体が実際に歌手であるとのこと。
人間関係の歪んだ繋がり、独特な映像づくり、全体的に「ああ!マジカルガールの!」と思わされる個性的な作品。

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.7

近年の作品なのに奇抜なことはやらずに古典SFのような堅実な歯ざわりの作品。80年代ハヤカワSFあたりが好きな人はがっつりお口に合うかと。

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.5

なんだこれ思ってたんとちがう!
高級なチャッキーだった。コラボ作品作ってほしい。

ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間(1992年製作の映画)

3.5

これあきらかに映画から観ちゃいけないやつだと思うんだけど、ドラマシリーズまったく未視聴で映画から観てしまった。
とにかくわけはわからないんだけど、バーにいる意味深な年増美人や年齢差ありすぎどう考えても
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.6

いい映画なんだけど、長いのよ
とにかく長いのよ……
そういう繰り返しと情緒が必要なのはよく分かる内容なんだけど、やっぱり長いんだよなあ…

ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

3.7

マシュー・マコノヒーの体型自由自在の術がすごい。本当に体調をおかしくしそうな役作りぶり。
「おまえもヘルシーな物を食うんだ!」が「ここまで変わるか…!」感があって良かった。
正しさは必ずしも法律で決ま
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マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

3.6

「面白い」と「わからない」が同じ配合比率で同居する。私達はなにを見せられてるんだ?!
ニコラス・ケイジ、借金返済おめでとう。

ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国(2010年製作の映画)

3.0

ウルトラマンが存在する世界線のタトゥイーンの話。いかにも特撮!って感じのVFXがなんだか懐かしい。

大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE(2009年製作の映画)

3.6

ウルトラマン未視聴勢ですがコアなファンの方々に全力解説してもらいつつ視聴。ウルトラ怪獣のプロレスバトル楽しい!ゴモラ可愛くて可哀想!あれこれポケモンだ?!
ウルトラマン同士の関係性も理解して原典を知ら
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

1.3

もともと滑りギャグ系の監督さんだけど、これはことさらに「は???」みたいな理解を拒みたくなるようなギャグが頻発する。
役者さんが悪いわけじゃないんだ…と自分に言い聞かせつつ、何度も深呼吸しながらなんと
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ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)

3.6

実話をベースとしたフィクション作品だが、どこまで実話なのか、特に主人公の女性捜査官マヤのモデルになった人物が本当に実在するのかがミステリアス。
ビン・ラディン殺害作戦に参加した兵士の匿名の告白では「中
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ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

4.0

突っ張らないと生きていけない油田採掘業者の人生。嫌なピタゴラスイッチがハマッていくストーリー。最後の息子との対話はグッとくる。ビンタシーン&追いかけっこがすごく良い。泣きっ面にイーライ。
決して明るい
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この空の花 長岡花火物語(2012年製作の映画)

2.7

ワイドショーとかでながれる再現ドラマの長大版という印象。画面づくりと演技プランが安っぽいのがどうしても気になる。あと映画中で何度も何度も同じことを言ったりしたりするので間延びして印象がぼやける。これだ>>続きを読む

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.6

カンヌ!!!!!!という感じのまったり映画。
韓国では実際に赤ちゃんポストの使用率と新生児の失踪率が高くて、キリスト教系団体が管理していててんてこ舞いだそうな。
警察官の女性とソン・ガンホの顔演技が良
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.8

最低の殴り合いが最高でたまらない。
差別、ドラッグ、金満主義、不正、賄賂、トロフィーワイフに業の塊みたいな男だけど立ち回りとハッタリの魅力にすっかり惹きつけられてしまう。
お薬キメキメのディカプリオの
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

3.4

悪いやついないなと思ったらとんでもないコンプライアンス違反で無自覚な悪に震え上がった。
あとクリエイターが締め切り守れないと思われてたら心外だなあ。作画がとても良い。

ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

3.5

ブロークバック・マウンテンは架空の山脈だそう。結ばれざる二人の友情の先にあるものが美しくとらえられていると思うけど、普通に倫理観なさすぎて奥さんが可哀想なんだよな。

サンタ・ボックス(2020年製作の映画)

3.4

ほっこりクリスマスムービーかと思いきや日本人とあまりに感覚がかけ離れてて「え?現金?!?!?」とか倫理的に驚かされるスパイシーな映画だった。これが本場のクリスマスムービーかあ。日本のやつはやっぱり日本>>続きを読む

ロンドンゾンビ紀行(2012年製作の映画)

3.6

ゾンビも老人もゆっくりしか動けない!
史上最遅のチェイスが観れる、ほっこりゾンビ映画でした。

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.9

全方向に喧嘩売っていくスタイルの監督嫌いじゃない。めちゃめちゃ笑った。
とりあえず今夜は肉を焼こうかな。

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