鳩さぶれさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.9

映画とは、かくあるべし。

キューブリックがホロコーストの映画を撮ろうとしたが、本作品を見て製作をやめた理由がわかります。キューブリックも、スティーブンスピルバーグもjuiceですし。
映画史に残る、
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アダムス・ファミリー2(1993年製作の映画)

4.9

全キャラクター愛しい。(再)
ゴメスは1よろしく直ぐに体調崩すし、どんな局面に立たされようとも微笑を崩さないしモーティシアは美しいし、全伽羅勝ち。
the thingの可愛さはもう言わずもがなですね。
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アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)

4.0

全キャラクターが愛しい。
the thingがモールス信号で意思を伝えるシーンは激カワです。

ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

4.0

よき。是非bookerとButcherの目覚めが始まって欲しかった。

ショック・ドゥ・フューチャー(2019年製作の映画)

4.7

音楽オタクには胸が高鳴る空間。
ロックもエレクトロもヒップホップも、音楽オタクが集まると早口になり胸が締め付けられるのは同じである。
我々にとって音楽は娯楽を超えた、血と骨だ。

冒頭主人公が、「ダッ
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海獣の子供(2018年製作の映画)

4.0

難しいし理解できてないけれど好き。解説を読み、再度見ます。
原作の方が面白いとのことなので、機会があれば購入したい。

7番房の奇跡(2013年製作の映画)

4.7

素晴らしい作品です。
ダンサーインザダークのように救いのない話ではなくて良かった。
当方ダンサーインザダーク大好きです。

シャイニング(1980年製作の映画)

4.0

演技、流石としか言いようがありません。
流石完璧主義のキューブリック先生。
紛う事なきカットの回数世界記録が生み出した迫真の演技です。あと映像が時計仕掛けのオレンジ同じくとてもオシャレね。

ソニック・ザ・ムービー(2020年製作の映画)

3.8

小難しい映画を挟んでからのソニックは純粋に良い。ポケモンも見たい。

ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

4.0

有名なヒトラーとその周りの人たちを無学な私に教えてくれました。
女性と動物に優しいヒトラーたん。あれだけ権力持っておきながら女遊びせず愛した女は1人だけ。ヒトラーたん。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.5

映像技法が圧巻!とあったので期待していたがそこまで印象に残らなかった。
宗教好きとしては、まぁありそうよね。
ただ一枚絵としては美しいシーンがたくさんあったね。
9と13数字の扱い方とかも、男女の立場
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.5

音楽は良いがストーリーは駆け足すぎた印象。
所謂社会から弾かれた者たちが、成り上がる最初のエピソードをもっと掘り下げて欲しかった。大女優のなんやかんやは不要。

僕らの先にある道(2018年製作の映画)

4.3

久しぶりに王道ラブストーリーを見て号泣。

僕より少し不幸であって欲しい。分かりすぎて泣ける。

怒り(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

最後の最後まで信用されていたのは、犯人だけでしたね。

風に飛ばされてしまいそうな愛子ちゃんであったが、冒頭と対比された田代を連れて帰っているラストシーンだけが救いだった。後は不幸な人生の天丼。
父演
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新宿スワン(2015年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

絵本の描写は、園子温監督の意向なのか?
題材はとても良いと思う。
原作未読ですが、キャラクターに違和感がない。俳優陣流石です。

以下は作品の評価というより私の個人的な思いである。
個人の幸せを他人が
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

5.0

庵野監督、福島原発事故直後、
この作品を生み出すまでの熱量。
創作への衝動とプライド、天晴れとしか形容できません。
我々日本国民全員への強すぎるアイロニーを、ラストシーンの新個体で描写しています。
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大統領の執事の涙(2013年製作の映画)

4.6

セシルもルイスも、それぞれの形で差別と戦っていたのだ。
歴史を学ぶことが我々の未来を作る。我が日の本出る国も、まだまだ良くなる。まだまだ優しくなれる。

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

4.2

すっごく良い映画だけど仕事もいいぞ。
私は仕事に生き甲斐を感じて生き抜く上司も大好きだよ。どっちも大切にして生きような。

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.5

映像が美しくて至り。
エヴァに惑わされるアダム、この概念は永遠のthemaであり女性蔑視の始まりである。
モーセに使わされたケルビンが不憫。

はじまりのうた(2013年製作の映画)

5.0

デイヴ役でジェームズコーデンが出てきた瞬間笑った。
配役豪華すぎてクチコミで広がったって言うのはビジネスの臭いしかしないけど凄く良い映画。

グレタがダンの手を引いて「今すぐ踊らないと!」って走り抜け
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アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

4.0

原作未読ですが、絶対好き。
配役もいいね。濱田岳はブータン人に見える。ブータン人会ったことないけど。
良い映画でした。

最高の人生のつくり方/最高の人生の描き方(2014年製作の映画)

4.5

仕事を満了した年齢からの恋愛、うーん、最高!そんなジジイとババアになりてぇ!

ショート・ターム(2013年製作の映画)

2.0

評価されている理由もわかるんだけど、
私が問題だと感じたのは、主人公は子どもの気持ちに”共感”しているのではなく、子どもを通して見ているかわいそうな自分に”共感”しているように見えた。
父親に愛されな
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.2

断固しておにぎりは鮭梅干しおかか。おにぎりはこうあるべき。
1つの背骨を持つことは大切だけれど、シナモンロールをきっかけにマダム3人がお店の扉を開けてくれたことに人生を感じた。

アジアに住む我々は北
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南極料理人(2009年製作の映画)

4.5

大好きな上司を含めた同僚たちと夜桜を見ながら散歩をした。いつもなら人でごった返している造幣局も、伝染病からの自粛で人も疎ら。私はアルコール片手に桜を見ている人や、花火を楽しんでいる人を見るのが好きだ。>>続きを読む

オアシス(2002年製作の映画)

4.6

□oasis
ソル・ギョングが演じる社会に適応できない(枠に嵌めるならADHD)青年ジョンドゥと、ムン・ソリが演じる脳性麻痺のコンジュの極限の純愛を描いた作品。第59回ベネチア国際映画祭で銀獅子賞(最
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愛を読むひと(2008年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

□愛を読む人

これまた邦題が「なんでやね〜ん!」の類の映画です。
いや、恋愛はしているんだけれど。ここで描きたかったのはナチス政権下で起きた2種類の罪である。
ナチス政権下でドイツ人が犯した罪。そし
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.5

美しいパリの映像と偉人たち、この時代は創作物の女神がごきげんだったのであろう。
自分の教養のなさに膝から崩れ落ちた。
これの日本版やって欲しい。志賀直哉や夏目漱石やらがカオスに入り混じってさ。タイトル
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アマンダと僕(2018年製作の映画)

3.7

便利屋として働く25歳(24?)のダヴィッドは、パリでシングルマザーの姉と姪っ子のアマンダと穏やかな日々を送っている。
そんな日常にある悲劇が襲い、姉の命を奪ってしまう。
残された姪っ子アマンダとダヴ
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.7

ヤンデレエイミーたんのドタバタサスペンスです。
ニックと映画見てるときに「やだ、ダンかっこいい…」ってうっとりしてるところとか割と好き。

「幸せなひとりぼっち」見てからのゴーンガールで結婚に対する情
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人生、ここにあり!(2008年製作の映画)

4.8

□we can do it

「組織から追い出された健常者」と「社会から追い出された障害者たち」が「自分らしく、社会で生きる」物語。

彼らは変わっているのではなく、それは個性なのだ。ネッロは、彼らの
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

4.5

愛する人に向けて花を贈る人に悪い奴はいない。

愛情表現が不器用な堅物おじいちゃんって愛しさしか湧かないね。