今フランスで一番の売れっ子女優イザベル・ユペールが、プレステ4のゲームメーカーの女性社長役。
この社長が猛女で実に嫌なタイプ。映画の冒頭でいきなり暴漢にレイプされても平然としている。職場ではワンマンで>>続きを読む
原作がヤングマガジン誌に連載中は丁度就職等で忙しく、単行本も読む機会がなかった作品。
この原作者自身が監督映画化した作品は、原作がまだ完結していない時期に作られたという事もあるので、切り離して観るべき>>続きを読む
ローワン・アトキンソン主演スパイ・コメディのシリーズ第一作。
ミスター・ビーンの無口なイメージが強いせいか、スラスラと喋りまくるローワンにビックリ。ギャグはビーンと基本的に同じ。
ハリウッド風ドタバタ>>続きを読む
一応幽霊船ものホラーという形ではあるがホラー度は薄く、どちらかというとファンタジー。
特に最後の幽霊船が沈没して魂が開放されるシーンは、ちょい感動的。
オチも良く出来ている方で面白かったけど、なんでこ>>続きを読む
オスカー・ワイルドの戯曲の映画化コメディ。
舞台で観れば面白いのだろうけど、映画にする利点はそれほど感じられないといった印象。
舞台が100年以上前のイギリス社交界なので、会話劇に終始するため実に退屈>>続きを読む
実話を元にした料理映画。
エイミー・アダムスが現代の、メリル・ストリープが50年前の素人料理研究家役。
どちらも子供のいない(できない?)夫婦のせいか好きな料理に没頭するが、旦那二人の寛容さが無ければ>>続きを読む
さすがに二の腕が映ると完全に老人になったなと感じてしまう、7年前のイーストウッドの俳優出演作。
野球をネタにしたドラマで、ラストはハリウッドらしく夢物語もいいところなのが残念。
イーストウッドの台詞>>続きを読む
ヒットした『サスペリア』に便乗したような邦題からゾンビもののイメージがあるが、中身はカルト宗教(ブードゥー教)もので、ゾンビは後半に味付け程度でちょっと出るだけ。
いわゆるアメリカの田舎は怖いよ話だけ>>続きを読む
マシュー・マコノヒーとアン・ハサウェイが元夫婦役、すっかりオバさんになってしまったダイアン・レインが脇を固める豪華キャストのNetflixオリジナル作品。
中盤過ぎまでガチな海洋ミステリー、と思ったら>>続きを読む
フローベールの古典の最新映画化作品で、過去に3~4回も映像化されている人気のあるネタ。
医者の我儘な奥さんの話で、結婚生活に夢を持ち過ぎたせいか不満がどんどん溜まり、あっというまに破滅していく。
落ち>>続きを読む
一昨年にSNSでちょい話題になっていた海洋パニックもの。
殆どのサメ映画が船や陸の視点からサメの恐怖を描いたものだが、本作の主人公達は全体の三分の二が海底というのが斬新。
サメも怖いけど、真っ暗な海底>>続きを読む
地方新聞による告発もので、いかにもアカデミー会員が好きそうなテーマの社会派作品。
途中まで観て疑問に思うのが、告発される教会側が殆ど登場しない。被害者や末端の関係者の証言だけ。
教会側を庇護する気は毛>>続きを読む
女性専門の連続殺人犯vsブロンソン刑事。
この殺人鬼が殺人の時にワザワザ全裸になるというド変態。そのくせ指紋を残さないようにと、必ず手袋だけしているという変な奴。
悪党がこんな小物なので、ブロンソンの>>続きを読む
ノオミ・ラパスが一人七役の近未来ものSFアクション。
顔は迫力あるが、声が可愛いというギャップをいつも感じていたラパスの特性を最大限に活かした傑作である。
近未来ものというと変に小難しい話にしがちだが>>続きを読む
カトリーヌ・ドヌーヴが家裁の少年担当判事役。おフランスの妖精のようだったドヌーヴも体型と同じく貫禄が付き、もう引退してもいい年齢なのに毎年主演映画を撮っている辺り、正に本物の大女優といえる。
そのドヌ>>続きを読む
H・G・ウェルズの有名な原作の映像化作品。
約60年前の特撮にしてはまあまあ。核戦争が勃発し、ついでに地殻変動でマグマ噴出の場面は良く作られている。
終盤に登場する緑色の地底人は、ちょっと着ぐるみっぽ>>続きを読む
若い頃のゲイリー・オールドマンがチャラいキャラの警察官役。
汚職とまではいかないが、グレーな仕事っぷりで小銭を貯めこみ、庭先に埋めて喜んでいるというセコさ。
ここにレナ・オリン演じる悪女モナやマフィア>>続きを読む
文豪トルストイの中編小説の映像化作品で、ロベール・ブレッソン監督の遺作。
一枚の偽札により真面目に働いていた労働者の青年の人生が狂わせられる物語で、久しぶりに観た救いの無い話だが傑作。
強盗で逮捕され>>続きを読む
回りくどい恋愛映画。
スリの場面は、そんなやり方じゃすぐに気づかれるだろといったレベルのもので、後のジェームズ・コバーン主演『黄金の指』の方が遥かにプロらしかった。
凄い美人のジャンヌが、こんなロクデ>>続きを読む
これもNetflix製作の良作。従来通り配給会社から上映ロードショーされてもおかしくないクオリティの力作である。ただし、日本では娯楽性が皆無なので見送りの可能性大だが。
時期は第二次大戦中で、アメリカ>>続きを読む
最近よくある投げっぱなしホラーではなく、起承転結のしっかりした良作。
モンスターが出るわけではなく怖さはライト級とはいえ、オーソドックスなじわじわと来る感じに好感が持てる。
子役二人の演技が実に上手い>>続きを読む
ドウェイン・ジョンソン主演のCG怪獣もの。
猿、ワニ、狼に冒頭のネズミと巨大化した動物とドウェインや米軍が戦う!巨大ワニはゴジラのアンギラスにソックリ!
ジェフリー・ディーン・モーガンが、登場時は『W>>続きを読む
『ROMA』の影に隠れてしまった感があるが、同じくNetflix製作のアカデミー短編ドキュメンタリー賞を受賞した作品。
インドの都市部はIT大国という印象だけど、地方の方は女性の生理用品の使用率が僅か>>続きを読む
男も女も同じ髭面になるウィルス(?)のパンデミックものかと思ったら、オカルトっぽい方向にも行きそうになる何だかワケ分からないメキシコ作品。
むしろ完全にコメディにした方が良かった気もするけど、まぁこん>>続きを読む
コメディの達人、ベン・スティラーが監督、主演の佳作。
本作で一番笑ったのは、前半のデヴィッド・ボウィ『スペイス・オディティ』とルパート・ホルムズ『エイケイプ』をネタにしたところ。特に髭の上司がスティラ>>続きを読む
ベストセラー・ミステリー小説の映像化作品。原作は読んでないけど主演のエミリー・ブラント以下、気合いの入った作りで見応えがあった。
犯人探しについてはそれほど難解なものではなく、やっぱりお前かよというレ>>続きを読む
ハリー・ポッターのダニエル・ラドクリフが、物語の最初から最後まで死体役という珍作。
死体といっても豪快な屁はする、口から飲料水を出す、途中から喋り出すという、自力で動けないがスーパー・ゾンビみたいなも>>続きを読む
ポール・ニューマンが本職は泥棒だが、雇われスパイを演じるアクション&サスペンス。
ジェームズ・ボンドばりにカーチェイス、刑務所からの脱獄、客船から海への逃走とニューマンが大活躍するのは珍しいかも。
終>>続きを読む
変わった手法のシチュエイション・スリラーで、こんな方法もあったのかと感心する部分もあり、そこそこ面白かった。
でも冷静に考えるとツッコミ所が沢山。殺人鬼が一人なのに若い男性が二人もいるから反撃や逃走は>>続きを読む
怖いどころか終始眠くなる和製ホラー。
無理に怪談話にしなくても、ガチなミステリーにした方が面白くなった気がする。
ホラーにしては有名なキャストを起用しているが、あまり役者の個性が生かされていない。
こ>>続きを読む
解雇通知代理業なんてバカバカしい職業は創造上のものだろうけど、広いアメリカにあっても変じゃないと感じてしまうのが面白いところ。
ジョージ・クルーニーとヴェラ・ファーミガの熟年俳優はさすがの存在感。ナタ>>続きを読む
5年ぶり位の再鑑賞。
いわゆる汚れたCIAもの。マット・デイモンのボーン・シリーズよりも悪質なCIAで、状況がマズくなったらとにかく殺しちゃえっていうのは、殆どマフィアかギャングみたい(笑)
今回観て>>続きを読む
ネトフリ製作によるサム・クックの伝記映画。
YouTubeでもお目にかかれないレアなサムが動く姿が盛り沢山。音楽家としてはもちろんだが、マルコムXやモハメド・アリと親交があり、実業家としても野心があっ>>続きを読む
シチュエイション・ホラーの出来損ないのような作品。
真犯人は誰もが予想したであろう人物だし、手数をかけた割には生き残った者が多すぎる。第一、こんな手の込んだ犯罪は単独では無理。
何故か監禁されなかった>>続きを読む
1879年の南アフリカのズールー戦争初期の実録戦争もの。
侵攻してきたイギリス軍と先住民ズールー族との戦いで、イギリス軍の武器は単発銃、ズールー族の自前の武器は槍のみという、何とも前時代的な戦い。ちな>>続きを読む
劇場公開時以来の再鑑賞。
サリー・フィールドが1979年のアカデミー賞女優賞を受賞した作品で、作品のテーマは地味ながら彼女の独壇場ともいえる熱演にグイグイ押され、クライマックスの「ユニオン」のシーンで>>続きを読む