Jumblesoulさんの映画レビュー・感想・評価 - 30ページ目

Jumblesoul

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エニイ・ギブン・サンデー(1999年製作の映画)

2.5

プロのアメフト・チーム版スポ根ドラマ。久々の再鑑賞。
アメフトの試合はその昔、東京ドームで行われた日本社会人チームのリーグ戦を生観戦した事がある。ボール周りの選手同士の激突よりも、フィールド全体を見た
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ドント・スリープ(2016年製作の映画)

1.5

いわゆる夢魔ものホラー。代表格は『エルム街』のフレディ。
健康体なのに睡眠中に死亡する現象をホラーに結びつけ、あくまでも医学的に解明しようとする姿勢が仇になったのか全く怖くない。
襲ってくるのが、何故
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真夏の夜の夢(1999年製作の映画)

3.0

シェイクスピア原作といえば、ヘビー級の悲劇というイメージだが、本作は珍しく気軽に見れるファンタジー・コメディ。
あらすじや結末など予想通りのベタな話だけど、それでも面白い。ケヴィン・クラインやクリスチ
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課外教授(1971年製作の映画)

1.5

ロジェ・ヴァディム監督が70年代に作った、お下劣お色気コメディ。
女子生徒がほぼ全員ミニスカという、けしからん高校が舞台。最初は真面目な男子生徒の成長物語っぽいが、結局性豪アメフト部コーチ役のロック・
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ウルフマン(2010年製作の映画)

3.5

1941年に大ヒットしたが、戦時中のため日本公開されなかった作品のリメイク作。
レビューが低評価なのが不思議なくらい結構面白い。狼男伝説を変な演出を加える事なくオーソドックスな形で映像化したスタイルは
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肉体の門(1988年製作の映画)

3.0

原作は戦後初のベストセラー作品で、何度も映画化されているもの。60年代の鈴木清順監督版や、70年代のにっかつ版を観たいところだが、なかなか機会が無い。
88年制作の五社英雄監督版は東映制作という事で、
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危険な関係(1959年製作の映画)

4.5

長らく観たい聴きたいと思っていた、ロジェ・ヴァディム監督作品。原作は貴族社会が舞台だが、本作は現代のブルジョワ社会に変更。これが大成功と思う。
相手の浮気話を報告し合うという変な夫婦が主役で、オチはも
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

2.5

夏だ!海だ!鮫だ!というわけで昨年公開の新作鮫映画。
アメリカ制作なのに中国資本の匂いがプンプンする作品で、主演は元水泳選手だったジェイソン・ステイサム。
ハイテクなジェット潜水艦で大ザメを退治する以
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ダーク・スティール(2002年製作の映画)

3.5

70年代にブームだった汚れた警察ものを、2000年代に焼き直した様な作品。原作はジェイムズ・エルロイ。
カート・ラッセル主演のB級アクションと思ったけどドラマ部分もしっかりしていて、なかなかの傑作であ
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SF/ボディ・スナッチャー(1978年製作の映画)

3.5

1956年のオリジナル版は、あまり怖いという印象は無かったが、このリメイク版は立派なSFホラー。
宇宙植物が人間に寄生し複製をどんどん作っていくというシンプルな話だけど、あっという間に町の殆どの人間が
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アンダー・ファイア(1983年製作の映画)

2.0

70年代のニカラグア内戦を取材するジャーナリスト達の話。
重厚な戦争ドキュメンタリー・タッチの作品だが、主人公達が兵士ではなく一般人なので映画的な楽しさには欠ける。
むしろエド・ハリスが演じた雇われア
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影の軍隊(1969年製作の映画)

2.0

大戦中、占領下のフランスのレジスタンスを描いた、ジャン・ピエール・メルヴィル監督作品。
題材そのままに終始重苦しい雰囲気。ギャングものと違って銃撃戦やアクションも少なく淡々としているので、2時間半の上
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帝都大戦(1989年製作の映画)

1.5

続編の本作も公開時に劇場で観たはずなのに、全く内容を覚えていなかった。
前作から続けて出るのは甦った加藤保憲と、成長して大人になり看護師になった辰宮雪子。
時代が二次大戦中という設定のせいか、とにかく
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帝都物語(1988年製作の映画)

3.5

劇場公開時以来の久しぶりの再鑑賞。
再度観てストーリーを追ってみたが、相変わらずさっぱり分からない独特な荒俣宏&実相寺ワールドである。
だがこの作品は明治末期から昭和初期の東京を再現した見事な美術セッ
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.0

ある意味、これもアメリカの田舎は怖いよ映画。こんな作品を観ると、有色人種の自分なんかとてもアメリカに住むどころか、行くことも躊躇してしまう。
堂々の主演は、ジョエル・コーエン監督夫人のフランシス・マク
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ブラック・ファイル 野心の代償(2016年製作の映画)

2.0

それなりによく出来たサスペンスではあるが、全てがどこかで観たり読んだりしたような話なので、終わってみると印象が薄くてすぐに忘れそうな残念作。
病気持ちの暗殺者のイ・ビヨンホンなど、余計なキャラやエピソ
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アサインメント(1997年製作の映画)

2.5

爆破テロリストを抹殺するため、顔が似ている海軍軍人が潜入行動する話。テロリストは実在した人物らしい。
指南役がドナルド・サザーランドとベン・キングズレーという豪華な顔合わせ。
CIAやKGBなどを巻き
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

2.0

原作や先に映像化された映画&テレビドラマはA級だが、このリメイク作はB級の残念作。
まず外見からして、こんなのはポアロじゃない。本物の特徴をカットして平凡な名探偵にした理由が分からない。
解決編を列車
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.0

しばらく電源を入れてなかったBDプレーヤーの動作確認を兼ねて、一年半ぶりのレンタル・ディスクで鑑賞。
いわゆる騙し騙されの女スパイもの。人間ドラマの芝居も充分上手いのに、最近はすっかり猛女キャラが定番
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.5

本編はよくある青春&アクションもの。
だが、この作品の80%以上の魅力は使用曲のセンスの素晴らしさにある。特に自分のような70年代からの年季の入った洋楽ファンにとっては、あーこんな曲をこんな場面で聴き
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残像(2016年製作の映画)

3.5

戦時下に迫害される高名な画家の物語を描いた、アンジェイ・ワイダ監督の遺作。
主人公が第一次大戦で負傷し、片手片足が不自由な障がい者の老人という設定。今なら健常者よりも社会保護される立場だが、体制寄りで
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サンバーン(1979年製作の映画)

3.0

リアルタイムでテレビ版『チャーリーズ・エンジェル』シーズン1のオンエアを毎週楽しみに観ていたが、その流れで劇場鑑賞して以来で懐かしい。
そのエンジェルの人気者ファラ・フォーセットの主演のB級アクション
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三人の女性への招待状(1966年製作の映画)

2.0

マンキウィッツ監督のコメディと思って観ていたが、殺人事件発生の辺りからシリアスなミステリー風になって雰囲気が違ってくる。
映画自体はお屋敷の中が殆どの会話劇で、2時間超えはちと辛い。
キャストではキャ
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.5

アイデア無断借用、出演者達がほぼノーギャラ等のケチが付いた昨年のヒット作品。
確かにその後注目されたのは監督ばかりで、熱演&好演だった役者達が全くメディアに出てこないのはどういう事?
などとキナ臭い作
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

1.0

日本デビュー直前から4ピース・バンドとしての終焉をリアルタイムで見ていたバンド、クイーン&フレディ・マーキュリーのヒストリーもの。
結論から先にいえば、駄作でははないにしろこんな凡作が何故大ヒットした
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天使のはらわた 赤い教室(1979年製作の映画)

2.5

『天使のはらわた』シリーズの中では一番有名な作品。
物語はいわゆる裏業界もので、主演は蟹江敬三。ヒロインは現在は占い師が本業らしい水原ゆう紀。
二度ある濡れ場がとにかく長く、さすがにシラけてしまう。女
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天使のはらわた 赤い淫画(1981年製作の映画)

3.0

80年代邦画の名作中の名作『人魚伝説』の池田敏春監督作品。
石井隆原作の人気シリーズの映画化作品で、物語はありふれたものだが何といってもヒロインの泉じゅんが素晴らしい。
この時代の女優さんは品があって
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ロミオとジュリエット(1968年製作の映画)

2.5

シェイクスピアの古典で、何度か映像化されているものの中では決定版といえる作品。
さすがにセリフなどは古臭く、舞台版を観た方がしっくりくるかもしれない。2時間超えの映画ではちょっと辛い。
このレトロなメ
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フォー・クリスマス(2008年製作の映画)

3.5

リース・ウィザースプーン主演の90分クリスマス・コメディ。
ドタバタが中心だが、笑いのプロが作った佳作で結構楽しめる。ちなみに雪のシーンが全く無いので、クリスマスらしい雰囲気は希薄。
一番の見どころは
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12モンキーズ(1995年製作の映画)

1.5

テリー・ギリアム監督のドタバタSF。
『バンデットQ』や『未来世紀ブラジル』と同じく、色々盛り込み過ぎ、詰め込み過ぎでよく分からん話に。
集中して観なければ理解できない映画なんて所詮二流。ボケッとしな
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トコリの橋(1954年製作の映画)

2.5

50年代の朝鮮戦争もの。
40年代の大戦ものでは犬猿の如く憎みあうように描かれていたアメリカ人と日本人が、終戦後10年もしない内に友好的な間柄になり、家族同士で温泉に入るシーンなど不思議な感じがする。
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ファンタズムV ザ・ファイナル(2016年製作の映画)

2.0

第一作目から37年後の完結編になる五作目。
今どきの流行りに乗ったようなSFホラーもどきになり、レジーが多次元世界を行ったり来たりする展開は正直なところ好みではない。
それにしても一作目の三人組がまた
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ファンタズム IV(1998年製作の映画)

1.5

シリーズの解決編かと思ったら、結局何がどうなのか良く分からないまま終了という四作目。
全体的にテンポが悪く、過去映像が何度も出てくる辺りネタも予算も底をついたのかという残念な印象。美女のオッパイが銀球
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ファンタズム III(1993年製作の映画)

3.0

三作目はトールマンによって廃墟にされた町めぐりのロードムービー編。
一作目から10年近く経ったため、トールマンは完全に老人になりレジーもジジ臭くなったが、一作目の女の子みたいだったマイク役のマイケル・
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96時間 レクイエム(2015年製作の映画)

2.0

シリーズの蛇足になってしまった第三作目。親子三人でハッピーエンドの二作目で完結した方が良かった。
リーアム・ニーソンはさすがにアクションものはもう無理。本作でも動きのキレが悪く、早回し等の演出無しでは
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96時間 リベンジ(2012年製作の映画)

2.5

一作目から約4年後に制作の続編。
目玉はイスタンブールの街中でのカー・チェイス。運転するのがニーソンではなく、免許をこれから取得する娘の方というのが面白いアイデア。