なりさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

なり

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ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

4.0

まあまあ、あり得ない設定のスーパースターと普通の男のラブストーリー。

気づいたらウィリアムの友人になった気持ちで観ていた。変態の同居人も活躍!

メイクをしてないアナの表情が自然過ぎるし笑顔がとにか
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グリンチ(2000年製作の映画)

3.5

ジムキャリーの時からイルミネーションの最近まで、グリンチの言葉も全く聞かないから日本には馴染みがないのかな。ひねくれたキャラ設定はクリスマスのせいだけではないようなエピソードだったのはちょっとしっくり>>続きを読む

ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

3.5

ゴッホの死の真相に迫るサスペンスのようなミステリー。仮説をもとにしている。

全て油絵が動く不思議な映像。どの瞬間も絵画作品のようで表情の些細な変化も表現していてすごい。特に水の反射やモノクロになる回
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こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

3.5

筋ジストロフィーと闘う男の日常を知ることができて良かったと思う。

田中と美咲ボランティア二人のストーリーは不要かと思ったけど、この難病にはボラの力が絶対必要なことも、ボラにだって人生があるってことも
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ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜(2011年製作の映画)

4.0

人種差別が当たり前の時代を過ごすメイドと女性ライターの話。

Helpって、お手伝いさん(メイド)のことなんだね。差別に苦しむメイドの助けてほしいという気持ちも入ってるのかな。

不思議なことに、白人
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シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

3.0

今のディズニーの力を存分に使った映像だった。権利的な意味で。そんでプリンセスの歌のシーンはほんの僅かなのに感動した…ブランド力がすごい。

今回の主人公はラルフだと思う。ずーと孤独だったラルフ。ヴァネ
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

5.0

ADHDと診断を受けている息子を持つシングルマザーの話。

バーで流れるsimple planのwelcome to my life。明るくカラオケしてるけど、このような母子のことは他方面には理解され
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シンクロナイズドモンスター(2016年製作の映画)

3.0

あらすじが難しくて簡潔にまとめられない。

コメディ寄りかと思いきやコメディ要素はほぼないが、いろんな要素が盛り込まれてる。雑に。だからなのか面白味はあまり感じなかったのに結末が気になって気が散らなか
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スプリット(2017年製作の映画)

4.0

アンブレイカブルがヒーロー誕生なら、スプリットはヴィラン誕生。

思い返すと冒頭から多重人格者ケビンが車に近づくシーン。1人だけど、人格の誰かと誰かで背後から歩いているようで怖さがある。

アンブレイ
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.0

少ない描写でもアリーの生活感とキャラクターが良くわかる。歌手になれない理由はどうかと思うけど、それのせいで動けないのはわかる。若くも年でもないというところも今だから出せる自然なまま。

逆にジャクソン
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アンブレイカブル(2000年製作の映画)

3.5

個人的に名前を言いたくなる監督No.1。Mナイトシャマラン監督。ミスターガラスのためにDVD見直し。

続編があるとわかったら、これは能力に気づいた男の誕生で序章。当時は物足りなく思っていた不満部分が
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グリンチ(2018年製作の映画)

3.5

珍しく嫌なやつはグリンチだけで、出てくる子どもたち町の人が普通にいい人で可愛いかった。クリスマスを浮かれて過ごすんじゃくて大切にしようってのが良い。

グリンチはそのへんを良く知らずに53歳まで来てし
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NERVE ナーヴ 世界で一番危険なゲーム(2016年製作の映画)

2.5

スマホPC操作しながら友達とやり取り、挑戦ができそうなすれすれのものであと一歩の決心を匿名の視聴者に煽られて勢いで遂行してしまう、ランキング等欲求を満たすため繰り返すやつなど本物に近い。ありそう。>>続きを読む

幸せへのキセキ(2011年製作の映画)

3.5

母(妻)を亡くした家族と、潰れかけた動物園の再生の物語。

家族を亡くしたことは子どもたちだけでなく環境を変えたい父親ベンジャミンも隠せない辛さがどっちの再建にも奮闘する姿に見えた気がする。

動物と
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.0

ギフテッドの項がwikiにあった。平均より高い知能を持つ者のことらしい。そういう人の集まる学校やクラスがあるとは。

天才児だから、という接し方をしないフランクとメアリーの本当の兄弟のような、父子のよ
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Merry Christmas!~ロンドンに奇跡を起こした男~(2017年製作の映画)

4.0

クリスマスの意味を一新したというか、本来こうあるべきなんだろう。

誰もが持ってる心の狭さは幻想の中のスクルージで、余裕のないときに現れる姿だ。借金まみれの自分自身に向き合って問いただすようなディケン
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ロード・トゥ・パーディション(2002年製作の映画)

3.5

パーディション。破滅とか地獄なんて言う意味があるようだ。もうひとつは地名でもある。二つの意味が上手く重なりあってくる。

裏家業マフィアの話だが怒号や暴力はかなりシンプルに描かれている。美しい音楽と景
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.5

自分の育った町から抜け出したかったり、どれだけ親との関係が嫌で他人が羨ましくても、名前がバードだけにそこから飛び立つ時、これまでが本当に良いものだったと思っただろう。

思春期、自分中心なレディバード
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エンド・オブ・ザ・ワールド(2012年製作の映画)

4.0

地球滅亡カウントダウンの中で、出会った男女のロードムービーだけど、本当に滅亡するのかなんて全く実感わかないのと、どうせ終わるなら意味ないよな、という虚無感が画面から溢れてる。もちろん過激なことをするや>>続きを読む

のみとり侍(2018年製作の映画)

3.0

江戸には色々な仕事があったようで、蚤とりもその一つ。でもこの話の中では裏家業。パッケージだけ見て歌舞伎的な者が出ると思っていたので内容を知ったら拍子抜けした。

にしてもトリックとかテルマエだとか阿部
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ザ・サークル(2017年製作の映画)

2.0

この作品の中でほどではないけど、現在でも似たような状況下はある。

SNSは便利なツールだけど敵も味方も作り出す。使い方には気をつけなくてはならない。そういうところは改めてこれで見せてくれなくても大体
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アップサイドダウン 重力の恋人(2012年製作の映画)

3.0

重力の違う上と下の世界。下界が貧困層ってのがまるで銃夢みたい。世界観は全く違うけど。

上下行き来きを発見されると政府?に始末されてしまうのに、公式とは別の抜け道とかが簡単なのはどうなの。お互い近いの
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.0

前回と、前シリーズのハリー・ポッターありきの映画で、一応シリーズすべてリアルタイムで追ってきているのに複雑で謎が多すぎる。いつの間にかオブリビエイトされてたのかな?

ポッターシリーズの後半から冷たく
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ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~(2018年製作の映画)

3.0

純粋な二人と、友人関係、父娘の温かさがどれも素敵だった。

オリジナルのタイヨウのうたにくらべ、悲しみより爽やかさが残る。

オリジナルも、ドラマ版も小説も好きだったので気になるのがパーティーがあった
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最後の恋のはじめ方(2005年製作の映画)

3.5

敏腕コンサルタントとしてのウィル・スミスと、ドジな一面や色んな表情も見られるし面白いバランスになってる。女性を落とすという意味の男目線のストーリーで進むのでそこが気になる方はあまり良く思わないかもしれ>>続きを読む

ディセンダント(2015年製作の映画)

3.0

かつては泣く子も黙る悪だったヴィランの子ども達版ハイスクールミュージカル。現代版ティーンヴィランズってイメージ。

子どもたち自身も学校の皆も親のヴィランの影を感じてる。そんな背景と、すっごいわかりや
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.5

Cが引っ越しを渋る理由が、そこに歴史を感じるからだと言ったとおり穏やかにMと暮らしていた。

長いと言われるMがパイを5分近く食べ続けるシーンと、それをただ見ているC。Cはそれよりもっと長く永遠が待っ
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THE PROMISE 君への誓い(2016年製作の映画)

3.5

オスマン帝国内部のアルメニア人大量虐殺の話。帝国の中で力を持ち始めたアルメニア人を排除しようとする動きらしい。

正直、主人公を好きになれないが、彼が勉学と婚約等の幸せの瞬間を日々感じながら過ごしてい
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アメリ(2001年製作の映画)

3.0

他人のことではお節介なくらい間を取り持つことを楽しむが、自分のことで現実に直面すると、全く機転がきかなくて回り道ばかりのアメリ。

こういうことあるかもと思えばアメリは可愛いく見えるんだろうが、そうで
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ラースと、その彼女(2007年製作の映画)

4.0

コメデイではなかった。
ラース出生時の辛い母の記憶。身近な人物の妊娠等、元々ラースが女性と交わるのが苦手ということ?でリアルドールのビアンカに恋する。

ラースがリアルドールを買う前から始まっていて小
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

クイーン、そしてフレディ・マーキュリーの誕生の物語。

正直、この映画を観て彼らのことをよく知ることはできない。けれど、この世界にフレディがいたんだと、伝説級の曲たちが共に証明している。これは事実。
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I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE(2015年製作の映画)

3.0

CGとアニメーションとごく僅かなリアルを融合した綺麗な映像でした。

チャーリー・ブラウン、ダメダメすぎませんか。そんな彼をスヌーピーは助けたり、支えたりするかと思ったら…あくまで犬笑。

キャラクタ
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ヴェノム(2018年製作の映画)

4.0

マーベル作品としては珍しいのか、ヴェノムとエディの1人バディムービーとなっている。自分を表現するときは『we』。

ヴェノム達の目的はいったいなんなのか、人と同化するとどうなるのか。そこら辺よくわから
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グッバイ・クリストファー・ロビン(2017年製作の映画)

3.0

こんな映画あったのかな?と思い調べたら日本では未公開だった実話ベースの作品。

戦後の悲しみの多い世間でクリストファーロビンの父親ブルーが、息子を主人公としたプーとの物語を出版。時代に合ったからか大ヒ
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.0

出会ったばかりのノアの強引さが気になるるし、婚約破棄だったり未亡人を余計に悲しませたりと気になるところは幾つかあるが、記憶を呼び戻すためのノア自身の脚色もあると思えば、そうでもないかもしれない…

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エンジェル、見えない恋人(2016年製作の映画)

2.5

目の見えない少女と透明人間の少年の出会いの話。

透明であることを知られずに触れ合うことができるマドレーヌとの日々はお互いにとって不利のない素敵な時間だったようだ。

目が見えるようになったら自分の存
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