IPPOさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

4.2

やっと観た!
上手く当てはまる言葉が無いけど、エモいってやつですか!?この感情の正体は!

やっぱり公開時に映画館で観るべきだったなぁ。爽快さと満足感で劇場を後にしたはず。

人生は送りバント
しょう
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君の心に刻んだ名前(2020年製作の映画)

4.0

Netflixにて公開となった台湾の同性愛青春ムービー。色々クサいけど、熱量高めで良かった。

舞台は1987年政治的な転換期。高校生アハンと転校生のバーディ。2人とも密かに自分は同性愛者ではないかと
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真犯人(2019年製作の映画)

2.9

名女優 ユソン。
今まで彼女の才能を見過ごしてましたよ。
『幼い依頼人』に続いてユソンの狂演ここにありにけり。この方の過去作振り返って名演技をプレイバックしたい。

対するソン・セビョク。
ようやく主
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私のボクサー(2018年製作の映画)

3.7

待望のオム・テグ主演作!
そう、韓国映画好きなら誰もが一度目にする彼。イケメンだが決まって脇役。決まって悪役。そのしゃがれ声が妙なインパクト。ついに主演作が作られる時が来た。
※本作は日本未公開で晴れ
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飛べない鳥と優しいキツネ(2018年製作の映画)

2.8

「いじめ」をテーマにした映像コンクールの佳作みたいな一作ね。
いじめの経験者や当事者がこれ観て胸が動くかしら。「んんんんぇ?そう描く???」って気がしてならない。

つらい時には泣けば良いんだ

とい
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クワイエット・ファミリー(1998年製作の映画)

3.9

さぁて、今年1発目の韓国映画鑑賞は未DVD化の本作をレンタルビデオにて待望の鑑賞!お探しの方、渋谷TSUTAYAに在庫2本ありまっせ!!

いや〜面白かった!秀逸なブラックコメディ。突き抜けた残酷さと
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マークスの山(1995年製作の映画)

4.1

これDVD化されてなくて、ずっと見たくて見たくて。ようやくVHS見れる環境に辿り着いたので渋谷TSUTAYAにてレンタル。
95年公開、高村薫のベストセラーが原作、中井貴一&萩原聖人のW主演。

新年
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花、香る歌(2016年製作の映画)

2.7

Netflixの「スタートアップ」にどハマり中なんです。主演ペ・スジの映画出演作ならば!って事で。

男しか歌う事を許されないパンソリという日本の浪曲的な伝統芸の道を志す少女の成長ストーリー。…だけな
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.6

先行上映決まったんなら行くでしょ。
今年の劇場鑑賞の締めにふさわしい一作をTOHOシネマズ日比谷にて。

さて韓国映画どハマりのきっかけとなった『新感染』の続編のお出ましです。
…が、感想が整理されず
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クローゼット(2020年製作の映画)

3.0

今年最後の劇場鑑賞かな。
2大スター共演の期待作。
「神と共に」見たことありません?
…の台詞には笑った。

色々な既視感が混ざり合って新鮮な眼差しが向けられなかったのが残念。
最初の30分はものすご
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恋の潜伏捜査(2005年製作の映画)

3.9

ちょっと待っておくれ、
めちゃ面白かったわ。上がるわ〜。
コン・ユの無駄遣い感が清々しい 笑。てか、『新感染』と並ぶくらいコン・ユ出演映画の中で名作(迷作)

漫画過ぎる。気持ちが良いほど漫画。
00
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スパイダー・フォレスト 懺悔(2004年製作の映画)

3.2

久々にマイナー韓国映画の発掘。

小説のようだ。台詞が少ない。映し出されたものは主人公の回想なのか、幻想なのか…わからんくて若干の苦痛の果て、耐えきれない者は脱落(いや、普通に寝落ち 笑)

雰囲気は
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権力に告ぐ(2019年製作の映画)

3.0

イ・ハニさんってものすごい伸びしろがありそうな女優。クールビューティーが邪魔にならない素敵な活躍が見たいなぁ。

自分は韓国映画慣れし過ぎてしまって本作は入り込めなかったけどトータルでは力作だと思う。
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タチャ ワン・アイド・ジャック(2019年製作の映画)

2.9

僕らの期待の星、近所の大学生にしか見えない演技力の王子、パク・ジョンミンが主演だ主演だ、うぇ〜い。と、期待の本作。大ヒットした花札賭博バトル映画『タチャ』シリーズ第3弾。

前作『タチャ 神の手』の完
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ソン・ランの響き(2018年製作の映画)

3.8

良いでないの。
密かに気になってたやつ。TSUTAYAの準新作無料券(なぜ発行されたか不明なやつ)を有り難く活用して鑑賞。

ベトナム映画、良いですね。
80年代サイゴンを舞台に孤独をまとう2人の青年
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ザ・コール(2020年製作の映画)

3.8

この週末、韓国映画好きの皆さんは劇場で『君の誕生日』を見るか、Netflixで配信開始のこの『ザ・コール』を見る方が多くてびっくり。見えない熱量に嬉しくなります。
続々投稿されるレビューの通り、予想よ
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君の誕生日(2018年製作の映画)

4.1

ラスト30分に泣けるシーンが詰め込まれ過ぎているので、映画館を出た後しばらくは泣き腫らした目をマスクでも隠せないこと必至。
2014年4月、韓国海難事故史上最悪の犠牲を出した旅客船セウォル号沈没事故を
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僕の中のあいつ(2018年製作の映画)

4.0

完全にB級な内容かと思い舐めていた自分を後悔。笑える秀作!
ジニョンくん、なんやこの青年。むちゃ演技上手い。アクション見事。涼やかさと情熱の同居。って韓流映画スターに必要なものほぼ持ち合わせてるし。『
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不夜城の男(2020年製作の映画)

3.7

ようやく観に行った。
コテコテでイケイケの悪事成敗系爽快韓国映画。あるある展開なんのその。無駄を削りひたすら加速する攻防戦のスピード感が快感。

はい以下、注目キャスト
「愛の不時着」でセリの生存を信
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ラブ・アゲイン 2度目のプロポーズ(2018年製作の映画)

3.6

笑った笑った!
休日に気楽に見るのに最高。
ソウルのアラフォー生態が洒落おつに描かれる。街並みも華やいでいてナイス。
離婚式から始まる別れた男女のラブストーリー。

クォン・サンウとイ・ジョンヒョクの
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詩人の恋(2017年製作の映画)

4.1

言い表せない感情が胸に押し寄せて絶句した…この痛み。良い作品だった。意外性のかたまり。

『息もできない』でその名を知らしめたヤン・イクチュン。本作は不思議なことに『息もできない』アナザーバージョンの
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ベストセラー(2010年製作の映画)

3.8

掘り出し物。チョ・ジヌン史上、最もデブで『最後まで行く』と肩を並べる程のチョ・ジヌンの怪物っぷりが楽しめます。
※彼は主役ではないのだが。

前半で精神崩壊するジョンファ姉さん。
後半で肉体的にズタボ
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黄泉がえる復讐(2015年製作の映画)

3.6

あれま、面白いじゃん。
不評が多いよね…悪くないのに。

韓国映画には珍しいSFサスペンス。
殺された母親が蘇り、息子に襲いかかる。つまり、母を殺したのは息子なのか?真実を巡り、息子である検事と警察、
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とんかつDJアゲ太郎(2020年製作の映画)

4.0

泣けた!………いや、泣いてないけど、伊勢谷と健太郎のおかげで匠海くん演じるアゲ太郎の姿がすっごいつらく響くったら。

原作漫画が好き過ぎなんです、自分。

匠海くんが見事にアゲ太郎だった。
音楽がテー
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スタートアップ!(2019年製作の映画)

4.0

おもしろっ!!韓国映画にありそでなかなか無い青春ドタバタ映画。TWICEファン必見!…かな?笑

パク・ジョンミンとチョン・ヘインは好感度大&太鼓判を押したい2大若手。ジョンミン君の適役過ぎるダメな半
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アドリブ・ナイト(2006年製作の映画)

2.4

いつか見ようと思っていた大好きなハン・ヒョジュ駆け出しの頃の作品。
『男と女』『素晴らしい1日』のイ・ユンギ監督にとっても初期の作品。

ストーリー自体はわりとコミカル。もっと笑える演出にしてBGMも
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鵞鳥湖の夜(2019年製作の映画)

4.1

公開から3週間も過ぎたけどやっと観た。
…いんやぁ、洒落てる。良かった。
話題の中国フィルムノワール。

いちいち見せ方が洒落てる(というか工夫されてるというか)。言葉で表すと的確な言い様が無いけど、
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影踏み(2019年製作の映画)

2.7

北村匠海が出てなかったら正直きっつい。
ラスト韓国映画っぽいネタバレがあって…そうかそうか、韓国映画みたいなのに全然エグい感じになってないから物足りないんだなと腑に落ちる。←韓国映画見過ぎ

尾野真千
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生きちゃった(2020年製作の映画)

2.6

観たぞ。ユーロスペース。
久々この手の邦画を引いてしまった。
数年前も今日みたく雨の夜、渋谷ユーロスペースで観たんだ、こんな気分の映画を。それは『その夜の侍』だったな。

石井裕也監督の振れ幅がいまい
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.2

すごく……良かった。
女性の生きづらさ それは 男性の生きづらさと表裏一体。公開初日、品川にてゆったり鑑賞。
アクが一際強い韓国映画界においてこんなにも染み入るヒューマンドラマが作られたことに嬉しさと
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最も普通の恋愛(2019年製作の映画)

3.6

ドラマ『大丈夫、愛だ』を観てからすっかりコン・ヒョジンのファンになってしまい配信で鑑賞。過去の傷から恋に臆病なスタイリッシュウーマンという役が昨今の彼女には一番似合う。等身大かつ色気混じりなのがグッド>>続きを読む

未成年(2018年製作の映画)

3.6

まずは…韓国を代表する映画俳優キム・ユンソク氏が監督ということで、彼がこんなにも透明感ある作品を撮りたかった、いや、撮り切ったことに感激。しかもテーマは「家族、成長、再生」。完全に良い感じのヒューマン>>続きを読む

旅猫リポート(2018年製作の映画)

3.4

この度、実家の猫が大往生で天国に旅立ちました。
そこで見たくなったのはこの作品。

と思ったら竹内結子も出てるんですよね…。色々と涙腺が緩む一作。

多くの方が書かれてるよう、猫を飼ってる・飼ってた方
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人喰猪、公民館襲撃す!(2009年製作の映画)

2.8

遂に見た。『新感染』の猪バージョンに見えなくも……ないか 笑。
オム・テウン、チョン・ユミ、ユン・ジェムン、パク・ヒョックォン氏。キャスト結構良いんですよ。
しかしちょっと退屈。見せ場が散らかってしま
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ブリング・ミー・ホーム 尋ね人(2018年製作の映画)

3.7

良い意味で「思ってたのと違〜〜う!」
失踪した息子を探す女性のヒューマンドラマに泣けるのかと思いきや、ゴリゴリの泥まみれ傷まみれ韓国映画だった…つまりは好きなやつでした。泣ける方に舵を切らない思い切り
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後悔なんてしない(2006年製作の映画)

3.6

韓国商業映画初の男性同性愛ムービー。改名前のキム・ナムギルがお相手役で出演。シネマートの「のむコレ2020」での公開が最近発表。まさかこの作品が!
のむコレを待たずにアマプラで鑑賞。かなり前に一度観て
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