heroheroさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

パシフィック・リム(2013年製作の映画)

3.9

過去鑑賞備忘録。

海外映画に登場する巨大生物は、ほとんどが昔から言い伝えられてるドラゴン系か、実在生物を巨大化させたイメージからのフォルムなのだが、本作はキッチリ怪獣である事を讃えたい。
その怪獣に
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.7

過去鑑賞備忘録。

綾野剛という俳優は面白い。
TVドラマでは、ちょっと不良っぽい刑事を演じたかと思えば、生真面目で善良な人間を演じたりもする。
どんな役でも上手にこなし、それぞれその役通りの人間に見
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

2.4

過去鑑賞備忘録。

前評判が良かったので、とても期待してたのだが、ボクには凡作としか感じなかった。
もっと爽快感があると思ってたのに残念。

新幹線大爆破(1975年製作の映画)

4.4

昔、テレビ放映してたものを観て、とても面白かった記憶はあったのだが、所詮テレビ放映なので、多分2時間枠であり、CM時間も差し引くと、正味100分程だったのではないだろうか。
そうなると50分はカットさ
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グレムリン(1984年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

過去鑑賞備忘録。

外国映画に登場する実在しない生物は、ETを筆頭に、そのデザインを可愛いと思ったことが殆ど無い。
しかし、本作に登場するギズモのデザインは、とても可愛いと感じた。
モグワイの変身後で
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レイザーバック(1984年製作の映画)

2.5

過去鑑賞備忘録。 

ポール・マッカートニーやビリー・ジョエル、ロッド・スチュアートなどのミュージックビデオを手掛けたラッセル・マルケイの初監督映画という事で話題になっていた作品に、初公開当時かなり期
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セブン(1995年製作の映画)

2.5

過去鑑賞備忘録。

多くの人が「恐ろしくて面白い」と評価していたので期待してたのだが、ボクには合わなかった。
全編通して全く怖くなかったし、「衝撃」と噂されていたラストも予測出来てしまい、拍子抜けだっ
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

過去鑑賞備忘録。

スーパー兵器が出てこない。
それだけで嬉しい。
現代の武器や装備だけで、ゴジラとどうやって渡り合うのか、自衛隊と政府のつながり、連絡網など、可能な限り現実社会に則して見せてくれる事
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インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

3.2

過去鑑賞備忘録。

公開当時、ショーン・コネリーが父親役と知り、期待しつつ映画館へ向かったが、期待はあっさり裏切られた。
1作目、2作目の面白さはどこへやら、なんか話に面白みがない。
話の展開がぬるい
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インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

4.3

過去鑑賞備忘録。

オープニングの乱闘から次々と転がるスピーディーな展開に、ガッツリ心を掴まれた。
まるでおもちゃ箱をひっくり返したような楽しい作品に仕上がっている。
これには、子役のジョナサン・キー
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テルマエ・ロマエ(2012年製作の映画)

3.8

過去鑑賞備忘録。

原作既読の上鑑賞。
古代ローマ人を日本人が演じるという馬鹿馬鹿しいキャスティングが見事にはまっている。
本場イタリアでも大ウケだったようで、向こうの人が見ても日本人よりはイタリア人
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運び屋(2018年製作の映画)

3.7

過去鑑賞備忘録。

同じ脚本家作品の「グラン・トリノ」が、出色の出来だったので、少々期待し過ぎたかも。
とは言え、実在事件を元に作られた物語は、充分見応えがあり、さすがのクリント・イーストウッド作品だ
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第9地区(2009年製作の映画)

4.3

過去鑑賞備忘録。

実際にエイリアンが難民としてやって来たら、やはりこの様な状況になるのではないかと思ってしまう程、考え抜かれた設定だ。
ドキュメンタリー風な作りが、その感覚を増幅させてくれる。
続編
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SP 野望篇(2010年製作の映画)

3.9

過去鑑賞備忘録。

ドラマ版がTVで放送されてた時は、第一話目から釘付けになった。理由は、一にも二にも主演岡田准一のアクションの素晴らしさであり、映画版である本作も、その点は期待を裏切らない。
警察モ
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

鏡を使った人格の重複シーンは、なかなか工夫されているし、60年代の音楽も心地よい。
ただ、エロイーズが中盤から、男性老人をジャックと思い込む流れは、観ている者をミスリードしきれておらず、これではハラハ
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

いつか観なければと思いつつ先延ばしをしてたのだが、ついに鑑賞。
まず、オープニングから患者と偽りカウンセリングの集いに主人公が参加するところまでは「なんて面白いんだろう」とワクワクしてきたのだが、タイ
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黒い家(1999年製作の映画)

2.5

過去鑑賞備忘録。

原作既読の上、鑑賞。
う〜ん、根本的に殆どのキャスティングが合っていないように思う。
特に恐怖の人物である幸子の原作イメージは、ボクが想像する限り大竹しのぶとかけ離れていて、これは
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レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

過去鑑賞備忘録。

個人的には、本作以前の映画作品で、これ程までにスピーディーな展開の作品を観た記憶が無い。
故に、当時は劇場でワクワクしっぱなしだった。
ジョン・ウィリアムズのテーマ曲も、そのワクワ
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シザーハンズ(1990年製作の映画)

4.0

過去鑑賞備忘録。

ティム・バートン監督作品では「チャーリーとチョコレート工場」の方が有名で一般ウケが良いみたいだけど、ボクは本作の方が断然好み。
心優しきエドワードが愛おしい。

日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)

3.6

過去鑑賞備忘録。

一にも二にも松坂桃李の鬼気迫る演技に圧倒された。
彼の演技が物語を引き締めていると言っていい。

HK 変態仮面(2013年製作の映画)

3.0

過去鑑賞備忘録。

当時まだそれほど売れていなかったとは言え、こんな役をよくぞ引き受けたッ、鈴木亮平、そして安田顕。
そういう真面目さ、嫌いじゃないぜ!

十三人の刺客(2010年製作の映画)

4.0

過去鑑賞備忘録。

個人的には、三池監督作品はイマイチのイメージがあるのだが、本作は傑作だと思う。稲垣吾郎のえげつなさが光る。

キック・アス(2010年製作の映画)

4.3

クロエ・グレース・モレッツ最高!
彼女こそ真の主役だ。

ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.7

原作既読。
一作目に続き、勢いを落とす事なく、上手くまとまっている。
岡田准一のアクションも相変わらずキレが良い。
それにしても、堤真一は悪役をやらせると本当に上手いと思う。
原作のキャラへ、彼にしか
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.7

原作既読。
原作における主人公のイメージは、岡田准一とかけ離れているのだが、それが全く気にならないのは、彼の卓越したアクション能力のお陰だろう。
それ程、彼のアクションは、この作品を支えていると言って
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グレイストーク -類人猿の王者- ターザンの伝説(1983年製作の映画)

3.7

過去鑑賞備忘録。

暴れない紳士なターザン。
これこそが原作に忠実らしい。
ボクは劇場で鑑賞して、ちょっぴり涙した。

アルマゲドン(1998年製作の映画)

4.1

過去鑑賞備忘録。

途中色々とご都合主義的展開があるが、ラストで全て許した。
親子愛に泣けたのだ。

トータル・リコール(1990年製作の映画)

3.8

過去鑑賞備忘録。

え?なんでなんで?
シャロン・ストーンの方が絶対いいじゃん。
シュワちゃん、女の好みおかしいよ!と主人公の女性の好みにツッコミを入れながら観ていたのは、ボクだけじゃないはず。

ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

根本的に、主人公が何故両腕に銃を固定されたのかの説得力が足りない。
ネットにおけるシューティングゲームでの世界No.1ランキング保持者とかでもないのに、リクター達が手間を掛けて、あそこまでしてニックス
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野獣死すべし(1980年製作の映画)

3.0

角川映画における松田優作主演モノは「蘇える金狼」で辟易していたので、本作は原作既読でありながら、映画館へは行くことなく、テレビにて初放映された際に鑑賞した。
それ以前に当時は、この作品に対し、原作者の
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マッドマックス2(1981年製作の映画)

4.1

個人的には、マッドマックスシリーズの最高作品だと思っている。
ただ、初見の際は、カーアクションより、簡易な骨組みで軽快に飛行するオートジャイロに、スゲー!と興奮した。

トレマーズ(1990年製作の映画)

4.0

B級映画でありながら、登場人物達のキャラがしっかりしていて、作品の面白さを支えている。
特に銃器マニアの夫婦が印象深い。
以前メーキング動画を観たのだが、怪物が暴れ回るシーンでは、かなりの部分が小さな
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ダイ・ハード(1988年製作の映画)

4.3

個人的嗜好では、ブルース・ウィリスの出世作にして最高峰作。
ボクは、この映画が公開される前に、元となった小説版を読んでいたので、映画を観た時「想像していたイメージに近かった」事が嬉しかった。
しかし最
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暴走機関車(1985年製作の映画)

3.7

パンフレットの記述によると、黒澤明は1962年に起きた機関車暴走事件をヒントに、この作品の原案を考え、1966年には黒澤の演出で日米合作として映画化が発表されたものの、その後アメリカ側が進めていた決定>>続きを読む

スターシップ・トゥルーパーズ(1997年製作の映画)

3.8

ナチズム礼賛映画と捉えるのは間違いであり、製作者側も「ナチズムや全体主義への皮肉を込めている」と公言しており、原作もまた然り。
そういう正しい見方をすると、主人公が戦争に向かう姿や度々挿入される地球連
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汚れた英雄(1982年製作の映画)

3.2

当時、原作既読で劇場へ足を運んだ。
草刈正雄の顔立ちは原作のイメージに近いが、全4巻の長編小説を2時間足らずの映画にすれば、色々と半端な内容になってしまうわけで、原作の重厚さは失われている。
それでも
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