momongaさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.5

監督インタビューでADHDのメタファーと言うのを聴いて、すごく納得した。

人生はALL AT ONCE(まとめて)不幸や嫌なことが、ふりかかってくるし、マルチタスクができない自分からしたら、モノや人
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太陽の帝国(1987年製作の映画)

4.5

御涙頂戴の演出が極まったら、誰も文句言わなくなると言う。

要素要素のシーンが凄い。

トータル・リコール(1990年製作の映画)

4.0

ナァーウ!

顔芸大会最高。

変な奴しかいない映画最高。夢の中の癖にディテールがシュワちゃん以外なのがまた夢っぽくて良い。

白色で終わる。夢は終わってないのだな

ベネデッタ(2021年製作の映画)

4.5

ポールバーホーベン最新作にして、またしても問題作になりそうな伝記映画だった。

しょーもない事を一生宗教学術的に捏ねくり回すお話であると同時に、いくらでも神格化できそうなストーリーを俯瞰して描くバーホ
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エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

4.5

安易なノスタルジーに浸らず、映画史を辿りながら子供達の青春期を描く作者凄い

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.6


この映画は凄いと思います。殆どメイン2人しか登場しない本作ですが、恐らく目の肥えた映画ファンや勿論、評論家さんであってしても着眼点や感想が変わる作品だと思います。

しかし、それであっても普遍的な映
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ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

4.8

タギル映像と、長回しの使い方が失禁するレベルで、好み。

スモークの炊き方がバルサン並みで、クラシックな映画技法も兼ね揃えながら、決してハッピーエンドとは思えない、「運命」に対する着地。

見事としか
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非常宣言(2020年製作の映画)

4.1

うっひょー!!

日本軍だ!!自衛隊じゃない!!日本軍だ!!!

ちょっと韓国保守層的な思想は見えなく無いが、パニック映画として満点出してるのでOK

とりあえず体張ります!!なソンガンホもおもしろか
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.8

ボクシングの身体性一つで戦うスポーツと手話という身体性を持って表現する言語が、呼応し合う事で「他者」を浮かび上がらす大変、美しい映画だった。

この映画を観終わった後、街の雑踏を眺めて世界のレイヤーが
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

4.1

序盤と終盤の演出の呼応の仕方が上品。

背中を押す映画として素晴らしい。10代の頃に見たかった映画。

でも、大人になっても癒されるものがある。

ホワイト・ノイズ(2022年製作の映画)

4.0

錯綜する情報の中で、どんな現実も映画の様にしか観れない現代人の我々が、本当の事なんて誰も分からないし、答えなんてないが、『知ったかぶり』するんじゃなくて、愛する人に、『本当の性癖』言ってけ!

映画

アラビアのロレンス(1962年製作の映画)

4.5

オネェー走りに爆笑しながらも、血に濡れた刀を観てウットリするロレンスはかわいそうな人でならない。

ペルシャン・レッスン 戦場の教室(2020年製作の映画)

4.8

無惨にも殺されてしまった者たちの一人一人人生を語る事が言語の存在する最大の価値の様なものにも思えた。

凄い作品

ブラックアダム(2022年製作の映画)

4.3

たのちかった。

ワカンダWFはこの民主主義精神を見習いなさい。

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.2

ちゃんと作られたいい映画だと思います。

しかし、性的暴行を想起させるシーンがあるので、そちらは注意喚起をした方が良いと思うのは私だけですか?

ある男(2022年製作の映画)

4.8

ルネ•マグリット『不許複製』が示す意味と、撮影された画角がヨーロッパ•ビスタと呼ばれる横側に縁がある形での上映。

そのスタイルで上映された意味と、鏡が示すものと、平野啓一郎が提唱する『分人主義的』思
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

4.0

宇宙計画の雑誌を開いて、1999年から2008年のも間、孤独に飛び続けた宇宙船が太陽系の外に出た記事を見た時に、主人公が自分も一人遊泳していた事に気がつくシーンが良い

シークレット・サンシャイン(2007年製作の映画)

4.5

地獄に堕ちて行く中で、禁断の果実(リンゴ)を食べてしまった彼女は神の救いを乞うても、自分だけが救われない。

空想である事への宗教が起こす悪夢と、神の仕業としか言い様がない悪夢も繰り返す。

ラスト、
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

4.5

ハリースタイルズのジャックに思いれをするとかなり面白いと思う。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.2

震災を題材にした、大衆向け映画を作ってるんですけど、意外と尖ってるのが、

ノリ弁資料やダイジンの不在。これは政治的風刺も入ってる気もしました。


あと、非常に自己言及的な一作だと思うんですが、それ
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.5

ブラックパンサーワカンダフォーエバーウォッチしてきました。

結論から申し上げますと、喉に小骨が刺さった感じ…でした。

まず、Dolby cinema IMAXが3Dでしかやってないのが、いい加減に
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