hirizukiさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

七人の侍(1954年製作の映画)

4.0

日本語字幕が欲しかった。3時間半と長尺だが、もっと各キャラクターを見たかったと思えるくらい魅力的。しかしやはり個人的には用心棒がやはりベストムービー

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

仁義なき戦いの中で最後まで仁義を通し続けた男。菅原文太、梅宮辰夫演じる若杉のかっこよさ。「後がないんじゃあ、後があ」
ラストシーンで山守を殺さないことも、若杉の親殺しを止めたことがまさかの伏線だったと
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ブラック・レイン(1989年製作の映画)

4.0

リドリースコット作なのに大味Vシネ感を感じる不思議な味わいですが、そんな事はさておき、めちゃくちゃ痺れるし面白い。
松田優作、高倉健、マイケルダグラス、アンディガルシアは見どころすぎるのはもちろんだけ
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邪願霊(1988年製作の映画)

3.0

Jホラーの元祖、「小中理論」始まりの作品という事で資料的感覚で視聴。
今見てもJホラー特有のこの見せ方は怖いし、後の呪いのビデオだったりフェイクドキュメンタリー物も全てここが始まりと思うと感慨深い。
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ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001年製作の映画)

3.8

前半までは本当にのめり込んで見てたし落涙してしまう箇所もあり。後半だけ急に駆け足になって残念だったけど、トータルではそこそこ好き

エルム街の悪夢/ザ・リアルナイトメア(1994年製作の映画)

3.6

ヘザーがナンシーを受け入れフレディと向き合っていく流れはグッとくる。
あと1番身の危険を感じるシーンでの「レーーックス」はかわいい。
フレディが弱すぎる気がするが、今作曰く、今まで見てきたフレディは映
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ダウン・バイ・ロー(1986年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

トムウェイツがどこまでもイカしてる。
ラストの2人になってから、ジャケットを交換するシークエンス含め痺れる。

ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

4.2

評判の悪い3だけども嫌いでない。むしろ内容はどうあれやはりこの3があってこそマイケルコルレオーネの業の精算があり完結すると思う。

内容については無駄に分かりにくかったり、仕方ないとはいえトムヘイゲン
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

4.4

デニーロコルレオーネが圧倒的。2人の人生を交互に見せて対比するのは圧巻。単作としては1の方が好みだが、トリロジー全体で捉えると明らかに中心をなす作品。
2人の人生を見た後のラストの回想シーンからのエン
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.8

言葉では言い表せない魅力に溢れ、この先何十年も見返すだろう流石の大傑作。
OPゆっくりカメラが引いて、ヴィトーコルレオーネの後ろ姿が画角に入ってくるところからすでに鼻血です

The Strange Thing About the Johnsons(原題)(2011年製作の映画)

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生理的嫌悪が凄すぎて、面白いのかも判別不能。アリアスターは一貫して家族という繋がりの異常性を描いてるんだろうけど、これはさすがにドン引き

地獄の警備員(1992年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

停電してからやっと見どころ満載。これが元力士設定にした理由かい!っていうロッカーぶつかり稽古と野々村のやられっぷりの容赦なさが好き。

警備員の謎は明かされないけど、そこは大して気にならない。てかさほ
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血の祝祭日(1963年製作の映画)

2.5

世界初のスプラッター映画との事でどんなもんかと思いきや、グロ描写、内臓描写は今見てもなかなか見応えのある良出来。

グロ描写以外はおじいちゃんのゆるゆる殺人ショーとみんなの棒読み演技を見るだけなので壮
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リング(1998年製作の映画)

4.4

何気に初見。テンポ良く、普通にエンタメとしてこんな面白いとは。当時のブラウン管テレビ+VHSで見てたら、今と怖さの感じ方が全然違ったんだろうなと言うのが悔やまれる。

貞子のシーンがメインと思いきや、
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呪詛(2022年製作の映画)

3.8

軽くホラーでもと思ったら、のめり込んで見てしまった。エンタメとして楽しめた。

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.0

まさか新たなる支配者が、ぽっと出のイナゴのことだったとは。

いつものジュラシックパーク展開の中で、挙句の果てにまさかの2の「炎の王国」から何の進展もないまま終わってしまった。2のタイトル回収のラスト
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エスケイプ・フロム・トゥモロー(2013年製作の映画)

2.8

面白くなりそうと思いきや、ずっとその手前のまま終わった。結果時間の無駄感

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.5

ワールドは一作目のラプトルペット化が受け入れられなさすぎて、犬猿してたけど三作目のグラント博士復活に備えて鑑賞。

評判の悪い後半の展開は確かに中弛みと失速具合がすごいし、何度も見たいつものジュラシッ
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ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

3.7

ランボー無双残虐殺人ショーも楽しいし、新作が見れるだけで嬉しいんだけども、、
4作目で素晴らしいラストを迎えた先の話としては、ランボーがかわいそうすぎてつらい。
ラストの総集編映像が一番感動。

X エックス(2022年製作の映画)

4.5

ド直球なほどOPから悪魔のいけにえ感。
a24だからと言って難しく考えなくてもよく、こんなストレートにエログロ、disgustingコメディな映画久々すぎて、70sスラッシャー好きとしては最高でした。
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フロッグ(2019年製作の映画)

3.2

期待してただけに中身は発想勝負なだけで、面白いかと言われると疑問。

アフター・ヤン(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

嫌いではないし、演出と音楽のおかげで終始良さげな雰囲気を感じる。ただ個人的には良さげなストーリーのまま、最後まで「良さげ」な話で終わってしまった印象。

家族の中で唯一同じ人種の見た目のアンドロイドの
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FEAR X フィアー・エックス(2003年製作の映画)

3.6

静寂と不条理な恐怖を感じる演出はうっすらデヴィッドリンチ的。ジョンタトゥーロの演技もとても良いし、まさかの音楽はブライアンイーノ。
レフン監督の才気をそこかしこに感じるし、普通に好きなタイプの映画すぎ
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.9

なめてました。最高でした。
あと5回は見れる。

トップガン1で感じた違和感を全て解消してくれました。

追記
なんやかんや3回劇場で鑑賞。見る度にため息と共にあぁ幸せだと溢れる映画はないです。敵に関
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

4.2

生きることを前にした当人からすると善も悪も倫理観もない、ただただそこにある現実を目撃した感覚。なかなかキツイ映画でした。

トップガン(1986年製作の映画)

2.8

2がとにかく最高なので、なんか世間的に1の評価も上がっている感があるけど、こっちはよろしくないでしょう。ただただキムタク映画の元祖。

意外性のないストーリーもそうだが、ほとんどの展開、ある人物の死す
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ゼイラム(1991年製作の映画)

4.2

色々ご愛嬌なところはあるけど中盤以降からグイグイ面白い!
コメディ感もちょうど良くて、特に神谷クローンがくだりが好きすぎる。
平成ガメラシリーズで育ったから螢雪次朗出てくる特撮はしっくりくる。

あと
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

1.8

冒頭2分から最後まで見るのがここまで苦行な作品は個人的にない。自衛隊のとこ来て、あれこれパソコンパチパチやり始めて話し始めたあたりからあぁこのくらいのリアリティラインでやるんだぁというがっかり感。>>続きを読む

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

サムライミだから擁護したいし、サムライミのせいではないけども本作は好みではなかった。特にワンダの出てくるシークエンスは総じてしっくりこず。

本作はワンダビジョンを見てる前提の作りなのに、ワンダビジョ
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ヒッチャー ニューマスター版(1986年製作の映画)

4.3

ジョンライダーの笑っちゃうくらいの悪感は強烈な印象。最後の2人の間にはある種の絆すら感じさせる余韻。

あまりにも良い演出と音楽でほんとうに良作。

ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.3

退屈はしなかったし、新しそうな展開の気がするけど、なぜかずっとどこか既視感のある展開と映像。
この作品もそうだが、個人的にブラムハウスのホラー作品て、パージとかハッピーデスデイとかギミックありきで、中
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ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃(2001年製作の映画)

3.0

大好きな平成ガメラシリーズの金子修介監督作とのことで鑑賞。Jホラー表現も意外とあったり良き。ラストのシーンで「残留放射能を確認してない」のセリフを言わせるあたりとごもっともな感じで良いなと。
ただ亡き
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