HiromiAさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

HiromiA

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ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ(2023年製作の映画)

3.3

廃墟と化したピザ・レストランが20年以上もそのままというのはアメリカだからかな。日本だったら、さっさと別の施設に変わってしまっていそうだけどなあ。さらに20年も前の動くマスコットというのは動くだけでも>>続きを読む

最悪な子どもたち(2022年製作の映画)

3.4

映画の中で映画を撮影する作品はたくさんあって、完成した映画ってどんな作品なんだろうってしばしば期待しワクワクしそれでもそんな作品は実際にはないので見ることが出来ないということがよくあった。しかしこの作>>続きを読む

違う惑星の変な恋人(2023年製作の映画)

3.4

中島歩はうまいんだか下手なんだかいまいちわからん。まるで棒読みのようなセリフ回しなのになぜか惹かれてしまう。こういったダメ男を演じさせると本当にはまっている気がする。映画は会話劇と言っていいんだろうか>>続きを読む

梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

3.3

暗がりの中でのみ視力があるという視覚障害が実際にあるのかどうかはわからないが、まあ割と面白い設定だった。すでに史実としてある朝鮮王朝内の勢力争いとか、昭顕の毒殺説とかを利用してはいるが、ある意味医療ド>>続きを読む

コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

3.4

なぜコットだけが預けられたのかとか、コットにの父の農場は順調なのかとか、そういった背景は一切語られず、常にコット目線で物語が進んでいく。コットと叔父のショーンの関係性が次第に親密になっていくのは何の説>>続きを読む

同感〜時が交差する初恋〜(2022年製作の映画)

3.4

 時を超えて手紙のやり取りをしたり、電話で会話したりと、恋愛映画にはいろいろ楽しい時空を超えた設定がありますが、アマチュア無線機を通じて、しかも同じ無線機で過去と未来が交信するというのはちょっと面白か>>続きを読む

燈火(ネオン)は消えず/消えゆく燈火(2022年製作の映画)

3.4

香港といえば輝く色とりどりのネオンサインという印象だったけど、2010年の法改正で9割以上のネオンサインが姿を消していたというのは知らなかった。以前のネオン輝く夜の香港の街並みと現代の夜の街並みの対比>>続きを読む

身代わり忠臣蔵(2024年製作の映画)

3.5

孝証が身代わりになっていることを知るのは家老たち一部のものだったけど、孝証が兼ねぬ無心に来ていたころから、不憫に思っていた侍女の桔梗はそれを見抜いていた。それほどまでに殿様というものは下々のものにとっ>>続きを読む

レディ加賀(2023年製作の映画)

3.4

ピンピンしているように見えた由香の母親が実は心臓に爆弾を抱えていて、由香の将来を一番に心配していたという背景が一番の泣かせどころかな。それと幼馴染のあゆみの家も急なことから兄が仕事を辞めて主人になって>>続きを読む

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.4

基本はメンヘラ映画ですが、それぞれに抱えているものが違うし、周りのサポートがあれば大きな軋轢もなく社会生活も十分に可能であるということが伝わった。身体的な疾患と違ってその扱いはなかなかに大変だというこ>>続きを読む

Firebird ファイアバード(2021年製作の映画)

3.4

Firebirdはストラビンスキーのバレエ音楽のタイトルなので邦題も「火の鳥」でよかったのになぜに「ファイアバード」。ソ連でも当時は軍隊には女性が少なかったようで、そうなると男同士の恋愛だってあって当>>続きを読む

彼方の閃光(2022年製作の映画)

3.4

ほぼ視力のない状態から手術によって視力は回復するが色彩が認識できない状態となりますが、最後に色覚が戻るのはいったいどういったわけだったんあろう。そしてそういった色情報はすでに脳にインプットされていたの>>続きを読む

唐獅子仮面/LION-GIRL(2022年製作の映画)

3.4

永井豪の漫画だと別段露出の高いコスチュームを纏っていても全然気にならないのだけど、実写版であれだけ露出の高いコスチュームとなると、なんだか違和感があるし、戦う時それじゃ却って危ないんじゃないかとも思っ>>続きを読む

葬送のカーネーション(2022年製作の映画)

3.4

妻の遺言に従って故郷を目指すのや身寄りのない孫娘を連れまわすのはまあわかるんだけど、遺灰ではなく遺体を持ち運ぶのってかなり危ない。それが許される時点でなんか変。また軍だか警察だかがそれを止めるまではい>>続きを読む

罪と悪(2024年製作の映画)

3.4

なんだろうなあ、結局罪を犯していなかったのは晃だけなのかな。晃も中学時代におんさん殺害に加担していたから無罪でもないか。もしかしたら精神を病んだ直哉がいちばんまっとうだったのかも。みな裏と表の顔を持ち>>続きを読む

ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人(2023年製作の映画)

3.4

少女期のジャンヌは確かに可愛くて素敵だったけど、マイウェン監督自身が演じたジャンヌだと絶世の美女とも言えずなぜルイ15世がご執心となったのかわからなかった。まあ堅苦しい貴族たちに囲まれていたルイ15世>>続きを読む

ヘルレイザー4(1996年製作の映画)

3.2

地獄への扉となるキューブパズルを宇宙に持ち出して宇宙空間に閉じ込めようだなんてアホな設定をどうやって思いついたんだろう。めちゃくちゃ笑ってしまった。すでにホラーではなくなっていたきがした。ホラーテイス>>続きを読む

ヘルレイザー3(1992年製作の映画)

3.2

ピンヘッドの役割が変わってしまい、魔界から逃げ出したものを連れ帰るのではなく、人間界を魔界に変えようとする魔導士になってしまった。しかもクラブの人間をあっという間に全員殺してしまうほどの力をつけて。前>>続きを読む

弟は僕のヒーロー(2019年製作の映画)

3.4

女の子の前でカッコつけようとしたときダウン症の弟を恥ずかしく思ってしまう。というか無いことにしてしまう。でも家庭では決して弟を疎ましく思っているわけではない。その違いがどうして起きるのかいまいちわから>>続きを読む

ダム・マネー ウォール街を狙え!(2023年製作の映画)

3.4

 実話なので起こった事実の背景を色付けしているのでしょうが、深い部分の思いというのはいまいち納得はできなかった。マネーゲームをゲーム感覚で行うとしっぺ返しを食うこともあるということかな。まあダムマネー>>続きを読む

大室家 dear sisters(2024年製作の映画)

3.4

 なもりのコミック「ゆるゆり」のテレビアニメ化作品のスピンオフ二部作の前編。ゆるゆりで生徒会にいる大室櫻子の三姉妹の日常を描いた作品。姉の撫子、妹の花子それぞれの学園生活と三姉妹が集う大室家での生活が>>続きを読む

ヘルレイザー2(1988年製作の映画)

3.3

ポスターとかで前面に押し出され、ビジュアル的にも素晴らしいピンヘッドなんだけど、意外と活躍していない。本作でもピンヘッドになる前の姿をさらし、その写真を見せられて人の心を取り戻すなどという魔導士の風上>>続きを読む

マイ・ハート・パピー(2023年製作の映画)

3.4

韓国だと犬が食べられてしまうという危険もあったか。次々犬が増えていくさまには笑えました。犬とのふれあいができるカフェで本格コーヒーが出てきても犬と触れ合いたい人たちが本格コーヒーを楽しめるのかなあ。犬>>続きを読む

映画 ギヴン 柊 mix(2024年製作の映画)

3.3

見始めるまで前作を忘れてました。まあ今回はギブンがメインではなく柊を中心とするお話だったのでギブンの人間関係をわからなくても本筋は理解できました。由紀がなぜ自殺したのかはやっぱりわからなかったのですが>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.4

ファンタジーかな。なぜ天才外科医ゴッドウィンは自分の顔の傷をそのままにしていたんだろう。ブラックジャックはドナーを忘れないためという理由があったけどゴッドウィンはなぜ自分の傷跡を世間にさらしていたんだ>>続きを読む

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

3.4

キラ・ヤマトとシン・アスカそしてアスラン・ザラが協働して戦う姿は、これまで何かと対立してきた様子を見ているだけにちょっとうれしかった。人に選択肢を与えないことで争いのない世界を目指すデスティニープラン>>続きを読む

サイレントラブ(2024年製作の映画)

3.3

まあチャップリンの「街の灯」のように盲目の少女を助ける関係のない男のお話。その盲目の少女は手術で視力を取り戻す。ファンタジーでしたね。この作品、設定は面白いけど細部が詰められていない。蒼に関しては頸を>>続きを読む

劇場版 君と世界が終わる日に FINAL(2024年製作の映画)

3.4

テレビシリーズ未見ですが、途中でヤマトたちの出会いとかのシーンがあったりしたのである程度は理解できました。ただクルミがなぜゴーレムに侵されたのかとか、抗体のないミライがなぜゴーレムに侵されなかったのか>>続きを読む

ミツバチと私(2023年製作の映画)

3.4

幼い男の子が自分の身体的性に違和感を覚え女の子として生きていきたいと思う性同一性障害の子供のお話なんだけど、周りの人たち特に家族がそのことをどう捉えているのかいまいちはっきりせず、家族以外はココの格好>>続きを読む

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.6

原作漫画もアニメも未見です。設定や展開が原作通りなのかはわかりませんが面白かった。刺されたり撃たれれば怪我もするけど回復も早い不死身の杉元がなぜ金を手にしたいのかその動機を知るなら、鶴見も幾ばくかのお>>続きを読む

FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN COMPLETE 4K REMASTER版(年製作の映画)

3.4

FFファンにはたまらんのでしょうが、何の予備知識もなく見たものにとってはその背景や人間関係を掴むだけでも大変でしたし、クラウドを兄さんと呼びジェノバの首を母さんと呼ぶあの三人組やそれがセフィロスの思念>>続きを読む

サン・セバスチャンへ、ようこそ(2020年製作の映画)

3.4

確かにウディ・アレンの映画になっていましたが、これまでの作品とは違い過去の名作へのオマージュが激しすぎました。妄想とはいえ元映画がはっきりわかる感じで映画に入り込んでいくモート、ここまであからさまにシ>>続きを読む

僕らの世界が交わるまで(2022年製作の映画)

3.4

 ジェシー・アイゼンバーグが監督で、エマ・ストーンが製作の一翼を担っていたのですが、お二人とも出演はありませんでした。ジギーは何故YouTubeで音楽配信を始めたんだろう。幼いころはエヴリンを手伝って>>続きを読む

メカアマト MOVIE(2022年製作の映画)

3.3

ロボットとの合体もので子供たちは喜びそうですな。善悪の判断を主人公が担うというのは時に間違った方向に行ってしまうのではないかと危惧してしまうが、それなりに努力や葛藤はあるし、よきサポートもあるのでよし>>続きを読む

千年女優(2001年製作の映画)

3.6

現実の世界から回想に世界に入り、回想の世界は実際の出来事と映画の撮影とがシームレスに移動するため、判り辛い一方でまるでSF映画のように話が進んでいく感じがした。千代子が撮影中に彼を探して失踪してもなお>>続きを読む

ほかげ(2023年製作の映画)

3.4

あの戦後の世界のどこに未来があるのだろう。そう思うほどに暗くその日その日を生き延びるのが精いっぱいの生活をしている人たちばかりだった。それでも男に付いて行った先の田舎ではなんだか普通の生活が出来ている>>続きを読む