HiromiAさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

HiromiA

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ミレニアム・マンボ 4Kレストア版(2001年製作の映画)

3.5

2000年から2001年、20世紀から21世紀になっても何も変わらなった。世紀末から新世紀になっていったい何がどうしたんだろう。ヴィッキーは振り返ってみてそんな思いに駆られたんじゃないかなあ。10年後>>続きを読む

FEAST -狂宴-(2022年製作の映画)

3.4

メンドーサ監督作品なので何か末恐ろしいことが起こるのではないかと期待していたのですがそんな汚い心の観客の期待は完全に裏切られます。何も起こらない。贖罪と赦しのみ。いろいろネット検索をすると香港国際映画>>続きを読む

ソウルメイト(2023年製作の映画)

3.5

ミソとハウンの関係がなんか沁みました。幼馴染とか親友という言葉では表せない、ソウルメイトという関係なのでしょう。ジヌの登場で揺れる二人だけど普通の青春映画のように男女関係が表に出ることもなく、二人の関>>続きを読む

吸血鬼(1932年製作の映画)

3.3

「カール・テオドア・ドライヤー セレクション vol.2」にて鑑賞。物語はいまいち曖昧でしたが、幻想的な映像が印象的でした。これが吸血鬼といった目を見張るシーンはないものの、この世のものではない雰囲気>>続きを読む

PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~(2024年製作の映画)

3.4

高校生活でのeスポーツはやはり団体戦ですかね。お互いの関係が物語になりますからね。高校生限定の大会の場合高専は3年までが出場条件なんでしょうか。定時制高校や通信制高校の場合はどうなるのでしょうか。まあ>>続きを読む

映画 マイホームヒーロー(2024年製作の映画)

3.4

原作もテレビドラマの見ていませんでしたが、冒頭のあらすじでこれまでの経過が何となくわかりました。人を殺すのは容易なことではありませんが、それを隠蔽するのはもっと大変なのかもしれません。なぜ哲雄がわざわ>>続きを読む

DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.7

やっぱリュック・ベッソンは自分の撮りたい映画を撮りたい俳優で作る才能はピカイチだなあ。ダグラスは巨悪でもなければ正義感が強いわけでもない。ただ自分と犬たちの居場所を確保することだけが目的だったように思>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.4

本当は何が起こったのかは結局わからずじまい。ダニエルが迷っているときに法廷監視員が語った、自分にとって何が真実なのかを決めればいいということなのか。フランスというのはあれほどまでに物的証拠のない状態で>>続きを読む

エレクション 死の報復(2006年製作の映画)

3.4

「ジョニー・トー 漢の絆セレクション」で鑑賞。銃撃戦のない暴力の応酬は結構怖い。前作で温厚と思われていたロクが最後に豹変したけど、権力というのはそんなにもおいしいものなのか。裏社会から足を洗い、子供た>>続きを読む

王国(あるいはその家について)(2018年製作の映画)

3.4

高橋知由の脚本を利用してはいるが、その映像化を行っていない。一部映像化したような部分はあるものの、そのほとんどは本読みとリハーサル風景。同じ会話を繰り返し、役者自身の言葉になるというかセリフがぴったし>>続きを読む

瞳をとじて(2023年製作の映画)

3.4

これが30年以上長編映画を作らなかった理由のビクトル・セリエ監督の回答なんだろうか。ミゲルがフリオ失踪後映画を作らなかった理由はわからなかったし、フリオは見つかっても失踪の謎は謎のまま。長年映画を作っ>>続きを読む

18歳のおとなたち(2023年製作の映画)

3.2

18歳が法的には成人扱いになったことを踏まえての作品だとは思いますが、本当に実話をもとにしているのでしょうか。あまりにも胡散臭い。いくら成人式が荒れるからって年少上がりの少年に突然実行院のオファーって>>続きを読む

パリピ孔明 Road to Summer Sonia(2024年製作の映画)

3.4

テレビドラマ化の方はちょっとだけ見た記憶がありましたが、原作もアニメシリーズも未見。それでも十分話にはついていけたし、結構面白かった。英子の歌がどうして孔明に響いたのかはわからないが、その素質を見抜い>>続きを読む

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

3.4

なぜ安吾は自殺したんだろう。トランスジェンダーであることを公表されたくらいで自殺するというのはあまりにも不自然だった。作中で涙を誘うためのエピソードだとしたらちょっとやり過ぎです。安吾の自殺の理由はい>>続きを読む

エレクション 黒社会(2005年製作の映画)

3.4

まさにやくざ映画。サイモン・ヤム演じるロクは割と話し合いで何とかするタイプかと思いきや、最後の最後で権力の魅力に負けてしまったのかな。あるいはもともとそういった性格を隠して成り上がってきたのかな。わか>>続きを読む

コットンテール(2022年製作の映画)

3.4

イギリスの田舎の風景とか、親子関係の修復とかなんかほのぼのとしてほっこりする映画でした。しかし兼三郎と明子の生活、特に明子が認知症を患うまでの生活の様子とか、兼三郎とトシの疎遠の理由とか、認知症では死>>続きを読む

マッチング(2024年製作の映画)

3.2

複雑な人間関係がごく狭いスペースで繰り広げられていました。影山も吐夢も積極的に復讐相手を探し出すようなことをせず網を張って待ち構えていただけ。輪花が行動を起こさなければ何も起こらなかったのではないかと>>続きを読む

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.5

もともとリッター側の人間だったエリーをなぜ洗脳する必要があったんだろう。アルフィたちがキングスマンのようなイギリスの非公式組織だとしたらリッターたちはどこに所属する組織なんだろう。まあそんなことを思う>>続きを読む

コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)

3.4

アメリカ軍に協力したアフガン人を野に放ったらどうなるのかアメリカ軍はよくわかっているはずなのに、なぜにアーメッドに移住ビザを発給しなかったのだろう。まあいろいろ手続きとかはあるだろうけど、そのあたりの>>続きを読む

マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.4

いずれスパイダーウーマンとなる3人の少女、救命士の相棒ベンには弟夫婦がいてその子供がもうすぐ生まれてベンおじさんになる。スパイダーマンのスピンオフですがキャシーの特殊能力は未来予知だけで、スパイダーマ>>続きを読む

ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突(2024年製作の映画)

3.3

テレビシリーズはみていません。このシリーズではSKaRDの隊長がウルトラマンに変身することは秘密なんですね。ブレーザーが活躍中の時にSKaRDの隊長が不在なのに違和感はないのでしょうか。そこいらがシリ>>続きを読む

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

3.4

島国に住んでいると海を見たことがないというのはよほど内陸の地元から離れることが出来なかったんだなあとしか思えないけど、大陸の内陸に住む人たちにとって海を見るというのはバカンスで海に行くことのできる人た>>続きを読む

白日青春 生きてこそ(2022年製作の映画)

3.4

アンソニー・ウォンは同じく香港の移民問題を描いた「凋落の人」にも主演していたけどそちらの方がなんかよかったなあ。本作ではなんか詰めが甘い。ハッサンがカナダに着いた時出入国管理事務所はどのように対処する>>続きを読む

ただ、あなたを理解したい(2024年製作の映画)

3.2

なんかあっさりとしていたし、祐也の気持ちが全く分からなかった。なぜ祐也は帰省したんだろう、しかも葵を連れて。恋人を連れて帰省するということはその恋人を両親や友人たちに紹介したいということなのだろうが、>>続きを読む

赤い糸 輪廻のひみつ/月老 また会う日まで(2021年製作の映画)

3.4

オカルト恋愛映画なのでしょうか。シャオルンは一途にシャオミーにアタックしていたのに二人は赤い糸で結ばれてはいなかったことはわかるんだけど、シャオルン亡きあとのシャオミーにいくら赤い糸を結ぼうとしても成>>続きを読む

犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)

3.4

2作目はベトナム出張という足枷の中で十分な活躍が出来なかったソクトだったけど、今回は韓国国内で、広域捜査隊なので結構どこにでも出没できてあの太い腕から繰り出されるパンチを堪能できました。途中リキたちに>>続きを読む

ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

3.3

実話なのでしょうが、ダメチームとペナルティでやってきたコーチがいがみ合うがいつのまにか協力し合いチームとしての力がついて1勝するみたいなよくあるお話になっていました。そこには興味深い沢山の逸話がついて>>続きを読む

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.4

不安症のマザコン映画ですか。とにかくボーは母親を恐れている感じが全編に漂っていました。ボーが経験した事柄はあくまでボー視点なので実際に何が起こったのかはわからない。不安症のボーのみたデフォルメされた景>>続きを読む

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

3.4

テレビシリーズは未見。これまで公開されてきた劇場版総集編を見ていただけだけど、スポコン漫画として結構楽しく鑑賞しました。才能はあるのに情熱はないみたいな研磨の存在は翔陽にとって不思議ちゃんだったのだろ>>続きを読む

みなに幸あれ(2023年製作の映画)

3.4

自分や家族のしあわせが誰かの犠牲の上に成り立っているということをホラー仕立てにした映画ですが、弟ですら知っていたのに、なぜ主人公の女性だけがその事実を知らなかったんだろう。しあわせにも犠牲となる人を置>>続きを読む

コーヒーはホワイトで(2024年製作の映画)

3.3

後に残らない。とんでもない犯行と、ご都合主義的な推理、そして解決方法。加藤小夏を主演にするのはいいとして、白いロリータファッションに身を包み、適当な推理と下手なアクションで円満解決の似非ミステリーでは>>続きを読む

風よ あらしよ 劇場版(2023年製作の映画)

3.4

伊藤野枝についてこれまでの認識では資金援助をしてくれた許嫁の家を蹴り、辻を学校から退職させ青銅社をらいちょうからもぎ取り、辻を捨て大杉を独り占めしたとんでも才女といった印象だったけど、女性運動の先頭に>>続きを読む

一月の声に歓びを刻め(2024年製作の映画)

3.4

三島監督は脚本を兼ねていない作品の方がなんかうまく演出できている気がした。自らの脚本に対する思い入れが演出に隙を感じさせている気がした。また脚本も原作がないためかちょっと不可解な展開となっていた。マキ>>続きを読む

朝がくるとむなしくなる(2022年製作の映画)

3.5

唐田えりか再生の映画。同年代の女優の中で特に突出しているわけではない唐田だけど、劇中でのモノローグ「たとえわたし一人いなくたって世界は回っていく」し「人は正しくなんて生きられない」といって停滞していた>>続きを読む

レオノールの脳内ヒプナゴジア(半覚醒)(2022年製作の映画)

3.4

レオノールの脚本でアクション映画がたくさん作られたのでしょうか。途中恋愛シーンやミュージカルなんかも出てきたけどそういった作品にも携わったのかな。本物の銃で長男を亡くしたというのは悲しいけど笑える設定>>続きを読む

カムイのうた(2023年製作の映画)

3.4

しっかりしたモデルがあるが実名での登場は一切なし。そこにはなにか政治的な匂いがする。すでに「アイヌ文化の振興並びにアイヌの伝統等に関する知識の普及及び啓発に関する法律」が成立して四半世紀がたつというの>>続きを読む