HiromiAさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

HiromiA

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ハンガー・ゲーム0(2023年製作の映画)

3.2

おそらくスノウ家というのは優秀なんだろう。コリオレーナスの優秀さは、ゴール博士がよくわかっていて、試練を与え見聞を広めることでその才覚が発揮されることを知っていたんでしょうね。しかし、終盤の士官学校へ>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.5

想田和弘監督のドキュメンタリーを見ているような気分になりました。ちょっと違うかな。ドキュメンタリーと言ってもインタビューはなく、撮影者と非撮影者の会話もない。平山がどうして故郷を出たのか、前職は何だっ>>続きを読む

ファースト・カウ(2019年製作の映画)

3.4

冒頭のシーンが結末なら、二人はイギリス中隊に見つかってその場で射殺されたということなんでしょうね。シスコに向かうには足りないという資金だけど、未知の土地で店を開くんだから十分な資金って実はわかっていな>>続きを読む

ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.4

マグニフィコの声がすっかり福山だったので、マグニフィコがすっかり福山雅治に重なってしまった。アーシャはマグニフィコの弟子になろうと思ったぐらいなので魔法に関してある程度わかっているのかと思いきや、スタ>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出(2023年製作の映画)

2.5

 おそらくディズニーフリークにはたまらない作品なんでしょうね。ミッキーや白雪姫に始まりウィッシュのアーシャまで撮影に加わっていました。初代プリンセス白雪姫とアーシャが手を取り合っていたのは世代をつなぐ>>続きを読む

屋根裏のラジャー(2023年製作の映画)

3.4

原作は未読です。結構勢いのある絵で、楽しめました。バンティングはイマジナリーと離れることを拒絶したことでダークサイドに落ちた感じでしたが、だとすれば元は心根の優しいけど友達がいないさみしい少年だったん>>続きを読む

ウォレスとグルミット、危機一髪!(1995年製作の映画)

3.4

「ひつじのショーン ムービー・フェスティバル with ウォレスとグルミット ウォレスとグルミット傑作選」で鑑賞。羊だって集団になれば結構手ごわい。でもだったらなぜプレストンの誘拐に黙って付いて行った>>続きを読む

ウォレスとグルミット ペンギンに気をつけろ!(1993年製作の映画)

3.4

「ひつじのショーン ムービー・フェスティバル with ウォレスとグルミット ウォレスとグルミット傑作選」で鑑賞。全自動ズボンを作ったので出費がかさんだというけど、理系の機械オタクは世間の常識から逸脱>>続きを読む

ウォレスとグルミット/チーズ・ホリデー(1989年製作の映画)

3.4

 「ひつじのショーン ムービー・フェスティバル with ウォレスとグルミット ウォレスとグルミット傑作選」で鑑賞。ウォレスとグルミットのコンビが初登場した作品とのこと。30年以上たつのに古さを感じさ>>続きを読む

モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン(2022年製作の映画)

3.4

まあ相手をその意志に反して動かせる能力が無駄に使われていたきがした。もっとすごいことだってできたのに。自分を監禁していた施設の警備員だって、別に傷つける必要はなかったと思うんだけど、映画の掴みとしては>>続きを読む

リアリティ(2023年製作の映画)

3.3

リアリティとは真実の事ではなく人名でした。FBI尋問官の音声データはすでに公開されているデータなので、その尋問には特に違法性はないのかもしれない。それでもリアリティの行く手を遮り、追い詰めていく手法は>>続きを読む

ポッド・ジェネレーション(2023年製作の映画)

3.4

母性とか父性とかはどこから生まれるのか。体内で着床した受精卵が育っていくのを感じていく母親はそこで母性が生まれるのだろうか。妻の大きくなっていく腹を見たり触ったり、生まれてきた赤ん坊を育てていく中で父>>続きを読む

きっと、それは愛じゃない(2022年製作の映画)

3.3

移民に限らず、宗教というのは自由な恋愛をはばむ大きな壁になっている気がした。同じ白人同士でもユダヤ教は異教徒を受け入れないようだし、同じインド人でもイスラム教とヒンズー教は相容れない。それでも恋愛感情>>続きを読む

VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

3.5

ギャスパー・ノエとダリオ・アルジェントの名前をポスターで見た時、ダリオ・アルジェントのホラーをギャスパー・ノエが監督したのかなんて期待をしてしまったけど、やっぱり違いました。しっかりギャスパー・ノエの>>続きを読む

サーチライト-遊星散歩-(2022年製作の映画)

3.4

ほかに親戚とかはいなかったのでしょうか。父親の死後、世帯主の変更手続きとかいったいどうしたんだろう。それらの手続きを役場で行えば、果歩の家庭の事情を考慮してくれる人が必ず出てくる気がする。果歩もまた、>>続きを読む

ティル(2022年製作の映画)

3.3

2022年バイデン政権下でようやく成立した反リンチ法。エメット・ティルリンチ殺人事件でその機運が高まったものの、結局南部出身議員たちの反対で廃案になり続けた法案。その成立を記念しての作品だったのでしょ>>続きを読む

バッド・デイ・ドライブ(2023年製作の映画)

3.3

お金のために同僚を殺しちゃうって、何とも悲しい動機だったなあ。あれだけ綿密な計画を立て精巧な仕掛けを個人で用意できるんだったら、サイバー犯罪に巻き込まれた体で裏金をごっそり別口座へ移して素知らぬ顔をし>>続きを読む

市子(2023年製作の映画)

3.5

劇団チーズtheaterの戸田彬弘の戯曲「川辺市子のために」の映画化作品。白骨遺体のDNA鑑定がどこまでできるのだろうか。早期発症予後不良の映像からデュシェンヌ型のように見えるけど、そうだとすれば女性>>続きを読む

栗の森のものがたり(2019年製作の映画)

3.3

死にゆくマリオの夢のお話だったのだろうか。マルタとの遭遇は本当に現実だったのだろうか。妻への罪悪感がもたらした幻影だったんじゃなかろうか。マルタの夫はなぜオーストリアに留まっていたのだろう。だったらマ>>続きを読む

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(2023年製作の映画)

3.3

特攻隊員が出撃命令の後に逃亡しさらにその同僚たちが見逃すなんてことが実際に起こりえたのだろうか。現代に生まれ教育を受けた百合の発想はあくまで現代的。今の時代の人が見ればあの当時の人たちの言動の方がおか>>続きを読む

マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

3.4

ここまで本人に似せたメイクにして、いったい何を描きたかったのだろう。ブラッドリー・クーパーが若いバーンスタインから晩年まで特殊メイクで演じたのは驚嘆しました。しかしこの映画、いったい何を描きたかったん>>続きを読む

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

3.4

初映画化なのに筋書きがなんとなくわかっていたのは、テレビドラマ「トットちゃん」のせいかな。トットちゃん自身はただただ感じたままを表に表していたけど、戦前戦中の教育には合わなかったんだろうなあ。今でこそ>>続きを読む

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.4

チャーリーを招待したウォンカのチョコレート工場にはたくさんの小人たちがいたけど、ウンパルンパがチョコレートを餌にルンパランドから連れてきたのかなあ。主に出荷されていたのは板チョコだったように思ったんだ>>続きを読む

青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない(2023年製作の映画)

3.4

家族から認識されることでこの世界に存在できるということなのでしょうか。麻衣とは家族になろうとしていたけどまだ家族ではなかったけど家族になろうという思いが強かったのでまず麻衣が気付いたということかな。家>>続きを読む

エクソシスト 信じる者(2023年製作の映画)

3.4

1973年のウィリアム・フリードキン監督の「エクソシスト」のリーガンとクリスを演じたリンダ・ブレアとエレン・バースティンがそのまま本作でも演じていたので、直系の続編だということなのでしょう。その時はメ>>続きを読む

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(2023年製作の映画)

3.3

原作もテレビシリーズも見ていないけど、冒頭のダイジェストで何となく背景を理解できたためさほど苦なく映画に入り込めました。ゲームオタクがゲームの世界に転生すればゲームの背景や攻略法を駆使していい結末を迎>>続きを読む

よっす、おまたせ、じゃあまたね。(2022年製作の映画)

3.4

男二人のロードムービーに下北沢紹介が加わったような映画。東京でバンド活動をしていたながちんがなぜ死んだのか、劇中で述べられていたのを見逃したか、死因はわからなかった。それでも実態ありありの幽霊となって>>続きを読む

ナポレオン(2023年製作の映画)

3.4

さすがアメリカ映画、フランスが舞台なのに全員英語をしゃべっていた。ホワキン・フェニックス演じるナポレオンが戦場では無表情に作戦を遂行するのに、ジョセフィーヌと対すると表情豊かになるのが面白かった。大砲>>続きを読む

怪物の木こり(2023年製作の映画)

3.5

東間夫妻が何を目的に子供たちの脳チップを埋め込んだのか、そこがいまいちわからなかったため悲劇の発端がなんかあいまいだった。また脳チップが頭部打撲程度の衝撃で破損するあるいは位置が変わることで良心が芽生>>続きを読む

隣人X 疑惑の彼女(2023年製作の映画)

3.5

SFテイストの作品ですが、空想科学的な裏付けはない。Xの生態が不明すぎます。出会った生物を擬態する能力に長けているというけど、元の形態に戻ることがあるのかどうかとか一切説明はなく、擬態は表面だけでなく>>続きを読む

MY (K)NIGHT マイ・ナイト(2023年製作の映画)

3.4

THE RAMPAGEの川村壱馬、RIKU、吉野北人がデートセラピスト、安達祐実、夏子、穂志もえかが悩める女性を演じていたので、EXILE系のアイドル映画でしょうか。中川龍太郎監督のそれまでの作品は悩>>続きを読む

ファンファーレ(2023年製作の映画)

3.5

 吉野竜平監督は結構凄い。「君は永遠にそいつらより若い」がかなりよかったけど原作があったので映画の展開は原作だよりかなと思っていたけど、本作はオリジナル脚本でこのクオリティ。前作同様に有名俳優を使えて>>続きを読む

ツィゴイネルワイゼン 4K デジタル完全修復版(1980年製作の映画)

3.5

4Kデジタル修復版を「SEIJUN RETURNS in 4K」で鑑賞。昔々に観た時よりはちょっとはわかりやすかったかな。小稲とそっくりの園と結婚し、園の死後小稲と結婚するとか、三人の盲旅芸人の話とか>>続きを読む

陽炎座 4Kデジタル完全修復版(1981年製作の映画)

3.4

4Kデジタル修復版を「SEIJUN RETURNS in 4K」で鑑賞。アクションスター松田優作の新境地。その後の探偵物語や家族ゲームにつながっていく。そしてわけのわからない泉鏡花の作品をさらに難解に>>続きを読む

二人静か(2023年製作の映画)

3.3

未就学の子供がいなくなった時(行方不明でも誘拐でも事故死でもなんでも)父親と母親の受け止め方はかなり違っているのだろうと想像がつく。まあ父親の方が子供に対して抱く愛情と母親のそれでは実際に10か月近く>>続きを読む

夢二 4Kデジタル完全修復版(1991年製作の映画)

3.7

4Kデジタル修復版を「SEIJUN RETURNS in 4K」で鑑賞。なんか久しぶりに清順映画を堪能しました。晩年は髭のおじいちゃんとしての出演ばかりでしたが、夢か現かわからないような絵にかいたよう>>続きを読む