なぜ春が雪子や剛に声をかけたのか、過去にどういう経緯でその二人に出会っていたのか全く分からなかった。絵画教室で春が別の生徒を見ていたのをなぜ見ていないと主張したのか。そしてエンディングでなぜ春は佇ん>>続きを読む
北朝鮮でも使えるようにドルで交換したのでしょうか。ウォンは北朝鮮で持っているとスパイ容疑をかけられちゃうのかな。また軍事境界線に配備される韓国軍兵士は徴兵された人なのでしょうか。上官は職業軍人なんでし>>続きを読む
現在と8歳時、15歳時の過去を行ったり来たりするのですが、青くきれいな海の映像を見ている間に切り替わるので追いつくのが大変でした。また、父親がいなかったことへの答えが、失踪ではなく真珠採りの最中に死ん>>続きを読む
フランチェスコの説く完全な歓びは、常人には理解できない。宗教的な悟りに至ったものだけが感じることが出来る歓びなのではないだろうか。その弟子たちもまたしかり。それを映像化したロッセリーニは何を伝えたかっ>>続きを読む
普通に劇団の主宰者が別荘を借りきり各種隠しカメラを設置して最終オーディションを行う資力なんてあるんだろうかと思ったのですが、元宮の父は資産家だったのですね。彼女の父からの援助でこの大芝居が成り立ったの>>続きを読む
総集編で観るとコメディ要素がかなり残っていた。一方でキスショットの眷属から人間に戻るためにいろいろ働いていたのにそれを諦める暦の心理の機微は総集編ではいまいちな感じがした。まあ暦の庇護のもとに生きざる>>続きを読む
X JAPANの「紅」がここまで取り上げられた映画って初めてかも。TOSHIが「紅だー」って叫ぶところは飲み会でまねしたことはあったけど、全曲歌う勇気はなかったなあ。今時の人たちはあの長いイントロに耐>>続きを読む
ゴジラ-1.0の白黒版。ただ色を抜いただけではなく白黒用に映像処理されていたのでしょう、ゴジラの質感とか時代背景とかがよりしっかり伝わってきた気がした。ゴジラが熱線を吐く前に背中のとげが光るのはいいの>>続きを読む
相変わらず素晴らしく見事な海中バトルを楽しめました。また前作同様ニコール・キッドマンは若々しくてお美しくSFXとかCGとかの技術革新に感嘆しました。アクアマンの王としての資質はいかがなものかとも思い>>続きを読む
かなり性格のきついダイアナ。彼女の熱意だけが凄く、そこに押し切られるかたちで周りが彼女を盛り立てるといった感じでした。潮流を知る船長のコンピュータ並みの判断と、サメ除けの道具、そしてクラゲ除けのスーツ>>続きを読む
蓮佛美沙子もいい女優になりました。彼女と咲役の伊藤万理華の掛け合いが面白く、それでいて後半から二人が成長していく様をきっちり演じていました。有働監督の地元での撮影だったようだけど変な観光映像をぶっこむ>>続きを読む
「パルプフィクション」よりは粗削りだけど、映画大好きタランティーノの映画愛に溢れた楽しいギャング映画でした。強盗決行前にあんな無駄話をするんだろうかとも思うけど、登場人物の性格がうまく観客に伝わってく>>続きを読む
人種改造とかサイボーグ化とかいろいろ設定は面白かったけど、新宿クラスタがいまいちだった。様々な価値観のクラスタがあるのはいいとしてもヤクザ世界が構築された世界を一つのクラスタとして生態系管理AIが作っ>>続きを読む
大災害を設定し、人々のエゴと友愛について語った作品でした。数週間にわたって救助隊すら来ない状況というのはいったいどういう状況なんだろう。韓国だけでなく全世界的に大災害が勃発したとすれば、何らかの自給策>>続きを読む
物語だけならありきたりのすれ違いメロドラマなのですが、カウリスマキが監督すると不思議な映画になってしまう。それはほとんど表情を変えない演出のせいかな。お互いにひとめ惚れということなのでしょうが、その心>>続きを読む
クドカンと歌舞伎は今作で4作目のようですが、シネマ歌舞伎は「大江戸りびんでっど」以来の二作目。本来の歌舞伎のように時事ネタを織り込んでの宮藤歌舞伎は、荒川良々の梨園恐怖症から始まりのっけからつかまれま>>続きを読む
いちばんに思ったのが、お笑いというのはここまでストイックにするべきものなのだろうかということ。計算された笑いというのはたしかにストイックさが大切さとは思うけど、これだけ人間関係を拒絶する中で生まれる笑>>続きを読む
劇場版を前におさらいにはいい映画でした。園子の従叔父である次郎吉が登場したのもキッドがらみでしたか。観客はキッドが快斗だと知っているので、あんな眼鏡一つで誰もわからなくなるってどうなのとも思うけど、コ>>続きを読む
変わった顧客を描写するだけで、娼婦側の描写は待機場所での娼婦同士の会話や女主人との会話ぐらいで、娼婦の心理の探求ができていたとは思えなかった。有料で不特定の人と性行為を行うお仕事は、職業として現在の日>>続きを読む
漢民族と契丹人とかいっても見た目で区別できないし、敵対の歴史は判るがいまいちピンとこなかった。殺人の濡れ衣に関してもすべて状況証拠と目撃証言なので、追放という形でしか解決できないのは判る。それを覆すた>>続きを読む
メインキャストがスタローンからステイサムに変わりましたと考えていいんだろうか。あるいは次回作は再びスタローンが隊長として活躍するのだろうか。またマシュー亡きあとCIAはエクスエンダブルズに仕事を振るの>>続きを読む
R18+だけあって、殺し方は逃げ場もなく結構残酷でかなり面白かった。スラッシャー映画にしては生き残る若者たちが結構いたのは驚きで、あそこでなぜ彼女たちを眠らせたのち殺さずに椅子に縛り付け食卓に配したの>>続きを読む
キルギスもゆったりとした田舎ではなかった。ゴミは散乱しそれを気にする人もなく、イスラムの教えに厳格であるようにみえて、家の中ではかなり利己的に行動したり、女性蔑視が平然と行われていたリ。そういった事柄>>続きを読む
フォーラム仙台の相米慎二特集で鑑賞。かつて「うる星やつら」の同時上映で見たときは、「翔んだカップル」や「セーラー服と機関銃」と同じ監督の作品とは思えず、めちゃくちゃ判り辛かったのを覚えている。年老いて>>続きを読む
4Kレストア版をフォーラム仙台の相米慎二特集で鑑賞。中学3年生ってかなり不安定だった気がする。高校受験を控えているし、思春期に突入し異性を意識し(同性を意識する人もいるだろうし)、大人の世界に憧れ、大>>続きを読む
フォーラム仙台の相米慎二特集で鑑賞。鳴海章の小説の映画化作品。かつてアイドル映画のジャンルで、王道の澤井信一郎、奇抜で脱がせ上手な大林信彦に並び厳しい演技指導と評された相米慎二だけど、しっかりした大人>>続きを読む
エンドロールでモデルとなった農場キャバレーの写真が出ていたけど、本当に実話だったんだと思わされました。一方で実話かつ現在も営業中の農場キャバレーを題材にしているのであまり極端なエピソードの改変などはで>>続きを読む
もうゲイであることを家族が悩んだり無理に強制しようとしたり隠したりする時代は終わった。ルカの家族はそれを当たり前のように受け止めていた。それでもルカの同級生はゲイであることを揶揄したりするので、ルカは>>続きを読む
音楽のかわりに食材を調理する音がとにかく食欲を刺激してくる作品でした。手際がいいと言うのか、出来上がりから逆算して食材の仕込みを行っていたのでしょう。その天才的な手腕の料理人ウージェニーへのドダンの愛>>続きを読む
どういう経緯で原作者がメガホンを握るようになったのかはわかりませんが、もっと映画製作に通じた監督が作っていたらもう少しメリハリのある展開になったんじゃないかなあ。確かに顔中針だらけのセノバイドは衝撃的>>続きを読む
ミアのメンヘラぶりが見ていられなかった。霊の方はミアを取り込もうと狙っていたんじゃなかろうか。母の霊だって本物かどうか怪しいもので、もしかしたら母を謀る悪霊だったのかもしれない。憑依されるとハイになる>>続きを読む
イーニドの疎外感はどこから来たのだろう。同じ匂いをシーモアに感じたけど、肉体を重ねてしまえば特別ではないことに落胆してシーモアを排除するようになったり、レベッカのように大人になっていくことが出来なかっ>>続きを読む
原作コミックもアニメシリーズも見ていませんが、楽しく鑑賞しました。人の心を読めるアーニャだけが偽装家族の裏の顔を知っているけど、家族に憧れていたアーニャが自らそれを壊すようなことはなく、そこに未来予知>>続きを読む
愛を知らず愛されることを疎ましく思うヨディを中心にヨディの愛を手に入れようとするスーやミミ、偶然通りかかるタイドなどとのかかわりや、養母から逃れ実母に夢を抱く姿などを描き、香港に生きる若者たちのデフォ>>続きを読む
幸せというのは、時に金で買えたりするが、金で買えないものもあるということ。幸せを感じるのは絶対的な尺度ではない。シングルでスキャンダルにまみれたトップスターのパク・ガンが幸せではなかったのかといえば、>>続きを読む
中国・香港の恋愛事情は知らんけど、病院での精査のため数日滞在しただけで相思相愛になることってありますかねえ。そこが一番気になってしまった。あとはまあ、いくら言われてもトニー一派と喧嘩し続ける弟分ジャッ>>続きを読む