ヒロタさんの映画レビュー・感想・評価

ヒロタ

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怪獣総進撃(1968年製作の映画)

3.0

怪獣ランド…怪獣たちを一つの島で管理下におく、というのは非常に無茶がある。まるでジュラシックパークのようだと思ったが、ジュラシックパークは90年台なので実に30年前にこの設定やるのか!と感心…いやでも>>続きを読む

怪獣大戦争(1965年製作の映画)

3.0

うちの父親が言ったんですよ。「ゴジラはシェーをしてから完全に子供向けになってダメだ」とね。覚えていたこの言葉通り、ゴジラはやっとシェーをしたが、多分この路線はもう少し前からだったように思う。さらにコミ>>続きを読む

三大怪獣 地球最大の決戦(1964年製作の映画)

3.0

ラドン観たぞ!3大怪獣の予習はバッチリ!よし!見るぞ…


怪獣パートと人間パートが乖離している気がする。人間パートは王女様が記憶喪失になり(金星人に乗っ取りされ?)予言する女として動き回る。ボディー
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空の大怪獣 ラドン(1956年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ゴジラ順番に全部見るぞ!次は三大怪獣 地球最大の決戦(’64)だな。とあらすじをみると、「ゴジラ モスラ ラドンが一堂に会し」……ラドン?ということ空の大怪獣 ラドン(‘56)を見ることに。8年前か!>>続きを読む

モスラ対ゴジラ(1964年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

モスラ対ゴジラである。
ゴジラ対モスラではない。前年に「モスラ」があっての「モスゴジ」だ。対決だとキングコング対ゴジラに続き二作目だが、ゴジラはまだ人間の脅威であり続けている。モスラは人間と共存して存
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グラディエーターII 英雄を呼ぶ声(2024年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

フィルマークス1.0以下付けられねぇのかよ!!!!!????初めて知ったわ


と、いうことでグラディエーター2です。リドスコに忠誠を誓って25年近く経ち、リドスコ新作のたびに「これが遺作になるかも…
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ベン・ハー(1959年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ベンハー!観たことないけど馬に乗ってるやつでしょ?長すぎて見る機会なかったんだけど、見ることにした。なんせオーヴァーチュアから始まる映画なのだ。気合い入れて観ないとな。

水を与えるシーンなど重要なシ
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モスラ(1961年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

今ゴジラシリーズ最初から全部見る、をやっているんだが、62年の「ゴジラ対キングコング」前に見ないとダメだった。前年に作られている、本多監督のモスラを忘れていた!ということで鑑賞。

核実験が行われた島
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キングコング対ゴジラ(1962年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

明るい作風で楽しく見れる、ファミリー向け娯楽作品だ。7年前の初代ゴジラと同じ監督とは思えないが、この作品がゴジラの方向性を決定付けたのだろう。…と思ったが、その後1961年の「モスラ」を見たがこっちが>>続きを読む

グラディエーター(2000年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

再見。前に見たのは20年前だったか?続編があるため予習のために見直す。エイリアンの次はグラディエーターの続編とは、リドスコが元気で何よりである。80代にしてハリウッドの第一線で映画監督をしているのは尊>>続きを読む

ゴジラの逆襲(1955年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

あのゴジラが…なんと五ヶ月で帰ってきた!昔の東宝、すごすぎるね。少ないスタッフで(そりゃもちろんオープニングで流れる人名=全スタッフとは思ってないけどね、スタジオだからね)CG処理も特に社内でGO出し>>続きを読む

ゴジラ(1954年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ゴジラ、見たことないかも。ということでゴジラ履修、まずは1954年の初代ゴジラから。

ゴジラって水爆実験で生まれた怪獣かと思っていたんだけど、水爆実験で棲家を追われて日本に来たのか。なるほどな。
1
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ルックバック(2024年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ルックバックのアニメだ。放火殺人事件での理不尽な感情を漫画の力で昇華させようとした、あの漫画のアニメ化。

泣きますわ〜これは。雨に唄えばよろしく一人で踊り走るシーン、田んぼが綺麗に描かれていてアニメ
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ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

エドワードヤンを見始めて3作目。クーリンチェ、恋愛時代、そしてヤンヤン。クーリンチェと恋愛時代は配信で観れた。ヤンヤンからは(今のところ)DVD探していくしかない…ヤンヤンはDVDをTSUTAYAに借>>続きを読む

エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

クーリンチェのみ観た状態で、それ以外のエドワードヤンを観る機会がないままだった。悲しきかな、TSUTAYAも周りにない今の私には台湾映画祭でもなければ観る機会がないのだ。するとU−NEXTで4Kレスト>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.5

まぁ男なら旅しながら生活ってのいいなぁとか思うわけですよ。家族もなく、一人で孤高の旅路、根無草。でもそんな幻想は打ち砕かれちゃいました。
Amazonや他の短期バイトで糊口を凌ぐ高齢者たち。夢も希望も
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男はつらいよ(1969年製作の映画)

3.7

現代人が男はつらいよをみるきっかけはなんだろう?私は砂の器と八つ墓村を観たので、いっちょ渥美清主演観とくか…と思ったのがきっかけである。渥美清の金田一耕助、良かったね〜!ああいう金田一がサブに回る感じ>>続きを読む

太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

4.0

ちょっと!!!!なによこれ!太陽を盗んだ男のあらすじだけ知ってはいたけど、沢田研二と菅原文太の骨太BL映画だなんて聞いてないんですけど…

「戦場のメリークリスマス」「太陽を盗んだ男」これを日本三大B
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デッドプール2(2018年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

前作のデップーのイキリとメタ発言が見ててキツくて。でも続けて2を観たんです。ヴァネッサの死と壮絶な自殺まで観てすっかり引き込まれました。1とは予算と面白さが段違い!これか!みんなが絶賛する理由!

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デッドプール(2016年製作の映画)

2.8

デッドプール面白いと聞いてはいたものの、アメコミ映画は全く興味がないままだったため未視聴。ウルヴァリンと戦う新作が上映され、アメコミ原作映画群の身内すぎる展開にそろそろ手を出してみようかなとまずデッド>>続きを読む

ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

4.2

ルパン観たことないしカリオストロなんて逆にオチしか知らんぞ!のノリで観た。

宮崎駿ということで監督作を比較する。他のアニメに似ているのは圧倒的にラピュタだ。クラリスはナウシカに似てるのだが(声は同じ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

公開前、この情報のなさをどう捉えて良いのかわからなかった。ただ、万人が初日にまっさらな頭で見られる経験などもうないだろう。飛び込まない理由がない。ということで仕事終わりにTwitterを開かずに映画館>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

オッペンハイマーの公開だ!
「65mmモノクロフィルム存在しないのでこの映画のために作りました^ ^」みたいなほのぼのニュースを読みながら上映を待ち望んでいた。しかし待てど暮らせど日本で公開しない。お
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

前半恐ろしいほどのセクハラ・暴力的なセリフの数々。見透かされるような目線の応酬。カメラの向こうにいる瞳へ。それは相手ではなく画面を通して鑑賞している私たちへの目線でもあるのだ。

子羊を抱いて逃げたク
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ハンニバル(2001年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

羊たちの沈黙から連続で視聴。監督が違うからそりゃそうだが、作風が全然違う。あまり力入ってないリドスコって感じだ。いつもより構図が緩いな。。
イタリアの街並みが冷たすぎない程度に寒色っぽくて随所に無意味
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

いやいやお前はパルパティーンだろ!パルパティーンを名乗れとは言わないが実の両親のことちょっとは考えてやれよ。最後に見る幻影がルークとレイアってどゆこと!?父の姿を重ねたハンソロは??命を賭してレイを回>>続きを読む

映画ドラえもん のび太の新恐竜(2020年製作の映画)

3.0

エモい一枚でも映える作画は、作風にも合ってて良かった。
キューは飛べない恐竜だったが努力で飛べるようになり、活躍し仲間に受け入れられる。この映画のテーマは多様性らしいんだが、これは多様性か?と言われる
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人間の証明(1977年製作の映画)

3.0

そんなご都合主義あるかい?えぇこんな…ドラマみたいな…という展開が最後まで続く

「キスミー」はスペイン出身の者はRを消して発音する…霧積のことだ!
砂の器でもあったな…流行ったのか?発音から出自を探
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魔界転生(1981年製作の映画)

3.9

えっなんでキスしたの!?霧丸と天草四郎


えっなんでキスしたの?


まってなんで?


めっちゃ最高なんだけど

八つ墓村(1977年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

YouTubeで市川崑「犬神家の一族」が公開。横溝正史観たい気持ちが高まり、野村芳太郎の「八つ墓村」を観るか…未見だしな…と思って視聴。

市川崑版の金田一シリーズはアマプラやネトフリに入っていたが、
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八つ墓村(1996年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

野村芳太郎の「八つ墓村」観たからこっちの「八つ墓村」も観とくか…と視聴。石坂浩二の金田一シリーズは06年版も含め全て観てはいるものの、市川崑でもこれは観ていなかったのだ。

最初の落武者のカットで「お
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

マリオはFCからやってるけど、ブルックリン在住のイタリア系移民とは知らなかった。ピーチ姫の出自といい、新たなマリオの世界が開かれたみたいで良かった。
take on me他80年代ヒットソングをBGM
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家族ゲーム(1983年製作の映画)

4.2

ゴジラのように海からやってくる破壊者、そして何事もなく静かにおかしくて歪な家族。音楽のないところが怖い。

砂の器(1974年製作の映画)

4.6

その父は癩病だったのです、そう言う刑事は全てを暴いて、語り始めた。刑事も憶測のため、言葉は少ない。しかし親子の壮絶なる孤独の旅路、その映像で全て理解できてしまう。
刑事から「この男を知っているか」と聞
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