Kさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

K

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(2023年製作の映画)

4.0

コメディ的要素が散りばめられクスッとふいに笑わせられたり見てて飽きない映画。
面白さの中にも人間の本質がみえ、セリフにないけどこう思ってんだろうなと思わせる演技力。
バイオレンス×コメディでワンシーン
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卒業白書(1983年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

セックスのことで頭がいっぱいな17歳
親がいなくなると白ブリーフでロックンロールそして酒を飲む。親から解放された高校生
乗るなと言われたポルシェも乗り回す。

勝手に呼ばれて来たのが黒人おかまでお金を
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寄生獣 完結編(2015年製作の映画)

4.0

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前半戦の重い雰囲気から変化していく。
人間と寄生生物が共存するために生き方を変化していったり、田宮良子が子供を授かったことにより愛が芽生え自らの命と引替えに守ったり、新一は人間なのか寄生生物なのか、人
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寄生獣(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

終始重たい雰囲気でグロいシーンもあったが
初見でも面白くなるように作られている。
寄生生物もめちゃくちゃリアルだった。
生態系の中で人間に敵なんてほぼいないが急に現れて乗っ取り人間を喰らう
面白いシー
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

クオリティの高い戦争シーンから始まり遡る。
天才数学者が無理難題な問題に挑む。そして闇を暴くまでの圧力により困難な状況を描く物語だと思ったら凄い重大なテーマがあった。

日本は負け方を知らない。
明治
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DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

3.5

想像の世界
世界観が面白いし街の雰囲気もいい
役者がキャラにマッチしてて面白い
子供も気楽に楽しめる映画

堤真一の手の動きとか役のプランなのか面白かったしそれぞれの個性が面白いキャラだった。

海賊とよばれた男(2016年製作の映画)

3.9

國岡のもんよ油売りにきたけぇ

漢の中の漢の映画。乱暴だけど思いやりが強く博打商売と変わらない店主の姿カッコイイ
決断力がその意志の強さが困難も跳ね除けて
店主の戦争は終わったというセリフが響いた。
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64 ロクヨン 後編(2016年製作の映画)

3.6

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緒形直人が全部食っちゃうんじゃないかってくらいのエネルギーで佐藤浩市も前半に引き続き凄まじいが後半はこの2人のぶつかり合いだった。

1番好きなシーンは雨宮が三上に大丈夫ですか。というシーンここが伏線
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64 ロクヨン 前編(2016年製作の映画)

3.4

昭和64年の事件をきっかけに描かれる前半戦は組織内での県警と記者クラブのぶつかり合いから生まれる銘川老人の感動ある仕上がりになっていて事件と組織内でぶつかり合うものが見事に絡みあっていて面白かった。>>続きを読む

ALWAYS 三丁目の夕日’64(2012年製作の映画)

4.5

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結局3部全てに泣かされるとは
またしても淳之介にやられた。
3部に来て新しく見える茶川の親子関係と物語の連動性「親の心子知らず」親から子へと受け継がれる愛。出て行けと荷物を詰める時一瞬手が止まる瞬間、
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ALWAYS続・三丁目の夕日(2007年製作の映画)

4.5

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冒頭のゴジラを見ると-1.0の凄さが際立つんじゃないかなと。
鈴木家、茶川、ヒロミ、ミカちゃんに宅間先生までてくる色んな人物に感情移入させられるような昭和を描いた人情にとても涙脆いことに気づいた。
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.6

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戦争や戦後頃の人物達に弱くて特に小僧に未来を託したところから戦闘機で突っ込む所までずっと号泣しちゃいました。

船の映像は揺れがすごくて映像で酔いそうになった笑

危機に直面したときの人の心。戦争を経
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ALWAYS 三丁目の夕日(2005年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

こんなに泣くとは思ってなかった。
最初コメディ要素強めなのかと思ってたけどクリスマス以降は特に感動した。
家にテレビすらなく初めてのテレビきた時の興奮は凄く映像でもその会場にいるような映像の編集によっ
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永遠の0(2013年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

その時代の人の命などの考え方が今とは違い国のために命を捨てることが誇りと考える人が多かった。
戦争を知らない現代の人からすると合コンのシーンでも言ってたような戦争と言う悲劇が生み出した洗脳されたような
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菊とギロチン(2016年製作の映画)

3.2

大正時代の物語なのに現代を感じさせる作風と差別や格差など今も残っている社会問題を女相撲とギロチン社を使って描いている。
手持ちカメラで臨場感がありエネルギーがとても感じられた。
女の過去から強くなりた
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とんび(2022年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

人の温もりを感じることのできる作品で
キャラクターの描き方が上手いなと思う。

お前は海になれ。このシーンがめちゃくちゃ好きで、アキラにとっての生きるとは背中の寒さを背負うことその寒さを母のかわりにぬ
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(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

重度の障害をもって生まれた人への認識を
宮沢りえの1人2役の凄さとそれを通して観てるこちら側もその問いかけに自分も重ねあわせて聞いてしまう感じがした
障害をもって生まれてくる子を愛せるのか、こうなりた
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

無知ゆえに生活保護の実態を知らないけれど映画の内容が例えフィクションであっても生活保護を必要としてる人は実際に存在するだろうし嘘をついてまでもらおうとする人、その人達を担当する職員。
本当に必要として
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かぞく(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

想像以上にセリフが少なかった。
それと共に音が印象的だった。
車に乗って海に向かうところで窓を開け鼻歌を歌う、風で髪がなびくのに風の音は聞こえない聞こえるはずの音が聞こえない。
そして蝶々が現れる。綺
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愛にイナズマ(2023年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

俺には超刺さる映画で親父の先輩の店に食べに行った時明かされた話から大号泣でした。

冒頭はやってる事盗撮でちょっと狂ってる人なのかなと思い映画監督であることをしる。
ありえない人物像や理由のないことに
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(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

糸の表現方法。中島みゆきの糸の歌詞にのせた見せ方、構図などで運命という形に表せないものを描いた。
「なぜ巡り会うのかを私たちは何も知らない」
出会いとは偶然なのか運命なのか、
人は出会うべき時に出会う
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8年越しの花嫁 奇跡の実話(2017年製作の映画)

3.8

実話に基づいた内容で8年の物語を約2時間で描いたのがまず凄い。
フィクションであれば2人の出会い馴れ初めをもっとしっかり描くことにより感情移入などをさせるのかなと思ったが、内容知らずに見ても題名と実話
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世界の中心で、愛をさけぶ(2004年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

始まりの大雨の映像と共に聞こえる2人の声。
引越しのための準備中に昔の服の中からカセットテープを見つけるところから始まる。
そのテープから聞こえた声は始まりの声の主でもうすぐ死ぬと残されていた。
まず
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猟奇的な彼女(2001年製作の映画)

1.5

コメディ要素と高い演技力で面白い部分もあったが物語としては非現実を作ったとしても感動的な話に持っていくのであればもっと2人の気持ちの変化を掘り下げないと感情移入しにくいし、前半と後半で雰囲気を変えたか>>続きを読む

シックス・センス(1999年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

映画の素晴らしさ力を感じた。
カメラアングル、配置、配色、脚本、展開、音楽、演技力全てが素晴らしい。

ただホラーとだけ思い見ると冒頭で起こったことがいきなり時が変わったことに違和感を感じはしたがその
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.7

1人の人間を通して見る時代背景。
実話でありあまり知られていない歴史を描いているからこそ今とは違い凄い時代だなと。
そして、この映画も歴史のほんの1部なのがまた恐ろしい。今の日本は平和だと実感できる。
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.4

アメリカの夜の街(ネオン)にサウンドトラックにジャズ曲でオシャレな雰囲気の漂う冒頭からは想像できない狂気なタクシードライバーの物語で多人種が街を歩き、治安の悪い汚い街に嫌気がして男の変化が生まれるも初>>続きを読む

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.2

バイオレンスな映画だが哀愁漂う印象的な曲のおかげで上手く調和されてエグ味が残るだけではなく良かった。
陰が際立つ程の暗さで全体的に画として綺麗だった。
冒頭でボスの権力をみせ、めでたい結婚式から開始3
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