hummingbirdさんの映画レビュー・感想・評価 - 33ページ目

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青い山脈(1949年製作の映画)

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原節子さん、いつも以上にきれい。自分の意見を持っている役柄なのがよいと思った。
「映画で愉しむ 石坂洋次郎の世界」@神保町シアター

彼岸花(1958年製作の映画)

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有名な赤いやかんが出てきて、キターー!って思う。黄色いバヤリースの灰皿もかわいい。口紅の赤い色も効いてるなぁ。
美人で若くって怖いもの知らずで大阪弁のお富士さんは最強の刺客だけど、封建的なサブりんもそ
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かあちゃんしぐのいやだ(1961年製作の映画)

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子持ちの人が見たらうちの子もこんなふうになってほしいと思うんじゃないかな。
私は清水宏の映画に出てくるような子供らしい子供の方が好みだけど、原作の作文?を書いた主人公の少年は小さいのに、自分の貯金で家
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夜の鼓(1958年製作の映画)

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三國連太郎の久しぶりに妻に会ったときのはしゃいでいる表情とラストの表情は完全に別人。
妻に不義の疑いがかけられて、その真相を複数の証言から暴いていく展開はスリリングで思わず見入ってしまった。だけど、こ
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慾望(1953年製作の映画)

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乙羽さんのぴょんぴょんは最高。水戸さん乙羽さんが電車の中でアイスクリームを食べながら、戦争未亡人であることをあっけらかんと語る場面もすてきだった。たくましさを感じた。
それ以外は、コミカルな場面もある
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モンテンルパの夜は更けて(1952年製作の映画)

3.7

一緒に見たのが珍品だったので、まともな作りってだけでホッとしたのだけど、戦犯となってモンテンルパに拘留された人がいたことを知ったのは収穫だった(調べてみたら死刑囚でも恩赦された人もいたから、香川さんの>>続きを読む

愛の歴史(1955年製作の映画)

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ツイッターで話題になっていた作品。脚本、演出、演技すべてが不思議で、場内ではため息、あくび、失笑がもれる。でも、ツッコミどころが多いからか、逆にまた見たくなるという不思議なマジックがある。

「戦争と
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太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

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面白かった。なんかもがきながら生きているのが映画になっている気がして感激しちゃった(そんなに荒削りばかりなわけでもないんだけど)。
この空虚な主人公を見ていられるのは、時折ジュリーが見せるチャーミング
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女の防波堤(1958年製作の映画)

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特殊慰安婦になった女性の波瀾万丈な人生。波瀾万丈過ぎて、久しぶりに映画を見てなんじゃそりゃって思った。

「戦争と女たち」@シネマヴェーラ渋谷

赤線基地(1953年製作の映画)

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戦争や基地の問題を、個人のレベルの問題として描いていて素晴らしいと思う。感情移入しやすくて、他人事と思えなかった。半分くらいはほのぼのしていて、取っ付きやすかったし、ガールさんの存在を知られたこともよ>>続きを読む

ゼロの焦点(1961年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

監督は野村芳太郎、撮影は川又昴。脚本は橋本忍、山田洋次、音楽は芥川也寸志(テーマ曲が耳に残る)。とても豪華かつ、素晴らしい仕上がり。

カットが短くテンポが速いのに、一つ一つの場面が丁寧で、完成度がと
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恋文(1953年製作の映画)

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英語のラブレター書きをしているモリマの話かという思わせておいて、実質は久我美子の不幸な境遇を描くことで、女性に寄り添っているのがいいと思った。
田中絹代さんの監督作品なのでたくさんの俳優さんがゲスト出
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殺人狂時代(1967年製作の映画)

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めちゃくちゃ面白い。
荒唐無稽な話だけど、物語の世界への導入がスムーズ。漫画っぽくはなく雰囲気がよくて、センスの良さを感じる。セットも一つ一つ凝っていて雰囲気を盛り上げている。砂塚秀夫が仲代に忠実に付
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椿三十郎(1962年製作の映画)

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好き過ぎて何を書いたらいいのやら。とりあえず桂樹と一緒に喜びの輪に入りたい。

「午前10時の映画祭9」

背後の人(1965年製作の映画)

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二本立てのもう1本がつらかったので、重い内容ながらフィクションであることにホッとした。戦後20年経っても戦争の影がちらつく作品を作るのっていいと思う。
良ちゃん様、やる気のある演技でよかった。桑野みゆ
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樺太 1945年 夏 氷雪の門(1974年製作の映画)

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実際の事件を直球で描いているので、つらくてつらくて。ただし、実話とはいえ、見ていて反戦というよりはソ連が悪いっていう気持ちにさせられるのはいいのかなあ。一部はフィクションらしいので、どの程度本当のこと>>続きを読む

戦場のなでしこ(1959年製作の映画)

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見た後ぐったりしてしまった。どうにもつらくてやり切れない。
「戦争と女たち」@シネマヴェーラ渋谷

従軍慰安婦(1974年製作の映画)

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従軍慰安婦という微妙な題材ながら、さじ加減がよいので見やすいと思う。運動会で自由に動き回る慰安婦たちに心打たれた。
「戦争と女たち」@シネマヴェーラ渋谷

江分利満氏の優雅な生活(1963年製作の映画)

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岡本喜八作品はほとんど面白く見られるのだけど、これはちょっと眠くなってしまった。間を空けてまた挑戦したい。
小林桂樹はたくさんのセリフ、よく覚えたね〜
砂塚秀夫はテキ屋役だけど、しゃべりがうまい!
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地獄の饗宴(1961年製作の映画)

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岡本喜八のノワール。やっぱり面白い。
三橋達也に事件を起こさせるきっかけになる、喫茶店の店主との会話、カットを細かく分けて、サスペンスフルに見せているのが良かった。
団令子はノワールに合うのかなと思っ
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死闘の伝説(1963年製作の映画)

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ビヨンビヨンという音(ムックリというらしい)がずっと鳴っていて、逆光なのか俳優さんの顔が暗くて見えないことにイライラしたけど、シネスコの大きな画面を生かした映像はダイナミックでカッコよかった。菅原文太>>続きを読む

月給泥棒(1962年製作の映画)

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コーヒーを飲む司葉子さんの横顔の美しさ!! 俳優の出てくる最後の場面を飾るにふさわしい。
「鬼才・奇才・キ才 岡本喜八」@ラピュタ阿佐ヶ谷

暗黒街の弾痕(1961年製作の映画)

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「岡本喜八だから、どうせ面白いんでしょ?」って思ったら、やっぱり面白いいつもの岡本喜八作品であった。雑なところもあるけど、なんかそういうツッコミが野暮に見えてしまう喜八マジック。
脚本はみんな当て書き
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用心棒(1961年製作の映画)

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4Kリマスターで映像がめっちゃきれいだった。
冒頭は苦手な説明セリフで半分くらいしかわからなかったけど、まあそれでも大体は分かって。なんと言っても、司葉子さんが出てきたくらいから(司葉子さんなのにアッ
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昨日と明日の間(1954年製作の映画)

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苦手のメロドラマだけど、鶴田浩二の仕事の話など、サイドストーリーも多めで、映像も凝っていたので飽きずに見られた。
ショートカットの淡島千景さんがスカート部分がフレアになってるワンピースを着ていて、とて
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感傷夫人(1956年製作の映画)

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メロドラマ苦手なのに見てしまい、案の定主要キャラの3人とも好きになれなかった。夢路さんはこんな女々しい役をやらないでほしいなあ。
作品中にショックを与えるような、ドッキリするシーンがあるのだけど、劇場
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女のつり橋(1961年製作の映画)

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Twitterで評判が良かったので期待し過ぎたみたい。3話オムニバスで3つとも面白いし、俳優陣も豪華だけど、雑然とした雰囲気がイメージと違っていた。
3話のうちでは、コミカルな2話目が良かった。パパの
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女性自身(1962年製作の映画)

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演出は悪くないと思うし、音楽も好みだけど、浜美枝や藤木悠のキャラクターが自分勝手で好きじゃなかった。伊藤久哉も、原知佐子が結婚して大丈夫か心配になる。
東宝脇役陣が多数登場して華やかなので、東宝好きの
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自由ヶ丘夫人(1960年製作の映画)

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浜美枝さんがジェスチャーで仲直りのアドバイスするところ、かわいすぎる。
杉葉子、他人の家庭のことあれこれ言いすぎじゃない?と思ったら、結果的に一番かわいそうな役回りだった。
ラストはあれでいいんだろう
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男嫌い(1964年製作の映画)

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四姉妹が主人公の、シュールな婚活コメディ。
四姉妹は男性を次々と手玉に取るので女性目線ではなかなか痛快だけど、最後に現れた女性が大好きなあの人とはどうなるのか?が面白い。
しかし、これ見たら別の作品で
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肉弾(1968年製作の映画)

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面白いんだけど、つらくてつらくて…

「鬼才・奇才・キ才 岡本喜八」@ラピュタ阿佐ヶ谷

リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

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私は、小沢くんのファンだけど、岡崎京子は読んだことなくて。イメージで岡崎京子は自分には読む必要がないと思っていたんだけど、映画を見て、やっぱり違う、田舎の純真な若者だった私は、これを通る必要はなかった>>続きを読む

素晴しき男性(1958年製作の映画)

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北原三枝さんが裕次郎の方が「中身が良い」みたいなセリフを言うところで場内から失笑が漏れた。暗に待田京介は中身がないと言ってるようでかわいそうだよー!
夢路さんの歌やダンスが見られるのが良かった。

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