hummingbirdさんの映画レビュー・感想・評価 - 34ページ目

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(1956年製作の映画)

4.5

あまりに良かったので日を変えて2回見て、分かっている2回目の方が泣いてしまった。主演は若尾ちゃんだけど、松竹らしいいい作品だな〜と思う。

「美しい女優・美しい衣装」@シネマヴェーラ渋谷

帰郷(1950年製作の映画)

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モリマが主演した同じタイトルの作品と同じ話なんだけど、こちらの方が義父が娘をサブリンに会わせたがらない理由などが説明されていて、ストーリーがよく分かった。
この作品のサブリン、カッコいいと評判だけど、
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街燈(1957年製作の映画)

4.0

いつも通り素敵な月丘夢路さんとちょっとオードリーみたいな南田洋子さんの恋模様。
銀座の洋品店と、月丘夢路と南田洋子のガールズトーク、お客のマダムたちの毛皮、葉山良二と歌の上手い靴磨き、超小型自動車、森
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セクシー・サイン 好き好き好き(1960年製作の映画)

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予想の斜め上を行く展開で、ラブコメというよりシュールなコメディだった。
島耕二監督作品は仲良しコミュニティが描かれて雰囲気がすごくいいのもあるけど、これはそうでもなく…。最後に船越英二も出してほしかっ
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投資令嬢(1961年製作の映画)

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この作品、一見普通のラブコメだけど、ちょっと変で気になる。
チズ子は気が強くて、青山くん(ヒマナスターズの裏声担当)をこき使い、自分の買った株が値上がりして、専門家にどうだ!って言いに行く、なかなかす
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続・飢える魂(1956年製作の映画)

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三橋達也の伸ばす手に手に汗握った。
カメラが横移動で金子信雄の家を写していくシーンがかっこよかった。

「美しい女優・美しい衣装」@シネマヴェーラ渋谷

飢える魂(1956年製作の映画)

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南田洋子さんの金持ち奥様ぶりと床が透明なバーのセット、渡辺美佐子さんのドレスがよかった。
轟夕起子さんと大坂志郎のカップルは本当にいそうで生々しすぎると思うんだけど、川島監督がああいうのが好きだったん
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乾いた花(1964年製作の映画)

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篠田正浩監督、これともう1作見た限りではスタイリッシュで格調高い作風なのかな? そういう作風の監督がヤクザや裏社会を取り上げることで、さじ加減がよくなったのかなと思った(ファッションの甘辛ミックスみた>>続きを読む

月曜日のユカ(1964年製作の映画)

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画面の外で中尾彬がしゃべっている場面で、加賀まりこさんのアップを長回しで撮っているのだけど、かわいいので間の持つこと持つこと。神。

「美しい女優・美しい衣装」@シネマヴェーラ渋谷

挽歌(1957年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

この監督はロケ場面を選ぶのが抜群にうまく、この作品はオープニングからカットも凝っていて決まりまくっていて、本当に見ていてうっとりする。

でも、怜子のキャラクターが、若者らしく、自意識過剰でワガママで
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春の夢(1960年製作の映画)

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製薬会社の社長一家の人間模様と、そこで焼き芋屋のおじいさんが倒れたことから起きる騒動。
ほとんど社長邸宅のセットが舞台で、カメラも遠景が多くて、演劇を見ているような気分になる。
久我美子さんが喜びのあ
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宝石泥棒(1962年製作の映画)

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タイトルのまんま宝石泥棒の映画だけど、こういう題材をアニメっぽくなく、かわいい作品に仕上げるのはモダンな梅次先生の手腕なのかも。
出てくる人みんなクセがあり、うさんくさくて面白い。泥棒場面はローテクで
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女房学校(1961年製作の映画)

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冒頭のシークエンスから本編の回想になって、「あれ、お富士さんの衣装が冒頭と同じになったぞ」と思ったら冒頭につながるのがよかった。叶順子さんのノースリーブ姿がまぶしい。朝丘雪路さんも胸を強調するドレスが>>続きを読む

戦国野郎(1963年製作の映画)

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岡本喜八映画、何本か続けて見て、喜八組の俳優さんが分かってくると楽しさが倍増するなあ。アバンタイトルから、各キャラクターが登場するところ、全部印象的に見せていて、否が応でも期待が高まる。
いつもは不器
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化石の森(1936年製作の映画)

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砂漠のガソリンスタンドにハンフリー・ボガート扮する強盗が立てこもるサスペンスだけど、人間模様が丁寧に描かれていて結構興味深い。

ベティ・デイビスはフランスに行く夢を持つ女性で、レスリー・ハワードと恋
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二人の息子(1961年製作の映画)

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仕事を辞めた両親をどう養うのかというテーマに真正面に取り組んだ作品。宝田明・白川由美夫妻がクールビューティーで、ヒールっぽいけど、気持ちが分かるので責められなかった。
それぞれの家族は愛し合っている感
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嵐を呼ぶ楽団(1960年製作の映画)

4.0

楽しくてたまらない。
宝田明と高島忠夫が出会い、電車でトランペット吹く場面の夕焼けが美しくて感動した。メンバーがどんどん集まって(割と簡単に集まるけど面白いのでいい)、ギョーザ屋でみんなで歌うのも楽し
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大当り三色娘(1957年製作の映画)

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他の方も書いているけど、本当に井出俊郎なの?って思うくらい雑な脚本でちょっとガッカリした。けど、三人娘の他に、脇に有名な人がゲスト的にたくさん出ていて、そういう賑やかな雰囲気を楽しむ映画なのかもな。あ>>続きを読む

破れ太鼓(1949年製作の映画)

4.0

阪妻!
初登場のシーン、隣の家の犬が吠えたら阪妻が帰ってきた印っていうのからして笑える。威張ってるのにカッコ悪いところや、歩きながらスリッパが脱げるところ、最後のモリマとのやりとりで素直になれない(そ
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香港の夜 A NIGHT IN HONGKONG(1961年製作の映画)

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旧作邦画にしてはちょっと長いけど、ライバルのはずのユーミンと司葉子さんの友情が良かった。司葉子さんの着ているワンピースもかわいい。
当日トークショーもあったんだけど、この映画を見た司葉子さんが宝田明さ
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美貌の都(1957年製作の映画)

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割と予想通りの展開な上に、幸せな場面が少なくて辛かったけど、おせっかいなぐらい親切な淡路恵子と小林桂樹がいたのでバランスはよいかも。
木村功はいつもの役どころから裏のある男に違いないと思ってしまうのが
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血と砂(1965年製作の映画)

4.5

素晴らしくて、素晴らしくて、言うことがない。隣に年配の女性がいたんだけど、最初はゲラゲラ笑いながら見てたけど、途中から鼻をすすりだし、私は「おばちゃん、私も気持ちは一緒や」と思った。最後の最後でテロッ>>続きを読む

いちごブロンド(1941年製作の映画)

4.2

気持ちのいい作品で楽しかった。
主人公のジェームズ・キャグニー(「フットライトパレード」見てからリスペクトしている)が、けんかっ早いけど憎めない役で、彼に合っていてよかった。
オチが意外で泣かせるんだ
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勝負は夜つけろ(1964年製作の映画)

3.8

映像はモノクロ、音楽はジャズ、セリフはキザと、徹底してかっこいい映画。二郎さん、こういう作品が似合うなぁ。
でも二郎さんと久保菜穂子が声には出さず、テレパシーで語り合うのはちょっと笑いそうになった。あ
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闇を横切れ(1959年製作の映画)

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川口浩の胸ポケットのハンカチを直してやり、ラ・マルセイエーズを口笛で吹く山村聰のラストの行動がとにかくかっこよくって、テンションが上がった。
叶順子さんのストリッパーぶりも眼福。
調査した場面がないの
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(1965年製作の映画)

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面白過ぎて、感想を書く必要もない気もするけど。

橋本忍お得意の回想で語られる物語。井伊直弼暗殺を企てる水戸藩の一党と、そこに加わる三船の生い立ち。そして、二つの話の決着が付くクライマックス。

茶店
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独立愚連隊西へ(1960年製作の映画)

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うーん、これは面白い。加山雄三率いる左文字小隊が失われた軍旗を捜す。

危機また危機を乗り越える痛快なストーリーに、魅力的な登場人物。「独立愚連隊」とは物語のつながりはないけど、出演者が一致していて、
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「女の小箱」より 夫が見た(1964年製作の映画)

4.5

こ、れ、は! 素晴らしい作品!
最初の川崎敬三の会社の重役たちが集まっているシーンから、人が画面の空いているところにちょうどはまるように動く構図がカッコいいと思ったけど、それだけじゃなくて、
若尾文子
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巨人と玩具(1958年製作の映画)

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原色が柔らかくてきれいな色だなと思ったらアグファカラーだった。
増村保造監督は、俳優さんの魅力を分かっていて適材適所で使うのがうまいような気がする。この作品でも最初は野添ひとみさん、この役柄には合わな
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