ひゅさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

未知との遭遇(1977年製作の映画)

4.0

再鑑賞。
幼少期に数回観て以来だから内容ほぼ覚えてなかったけど、個人的にクライマックスのシーンよりも冒頭10分あたりの管制センターとパイロットとの通信シーンがインパクト強い。
何かの番組でこの作品は間
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ズーム/見えない参加者(2020年製作の映画)

3.0

尺が68分と短く、わざわざコロナ禍にzoom会議で降霊術する物好きたちが霊障に見舞われていくのをただただ俯瞰的に見守るだけなので正直ストーリーは掘り下げる部分ほぼ無いけど、POVホラーとはまた違った実>>続きを読む

ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

4.0

実写版の方もとても良かったけど、今作もそれとはまた違った良さがありました。
あえて比較するなら実写版はアニメ版よりリアリティのある切ない大人の恋愛という感じ。アニメ版は実写版よりストーリー全体が柔らか
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さくら(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

原作は読んだことなかったけど、ちょうど最近サラバ!を読了したところだったのとワンちゃんが可愛かったので鑑賞。
自分も以前実家で犬を飼っていたからそれと重ね合わせて観ていたけど、犬に限らずペットって時と
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STAND BY ME ドラえもん2(2020年製作の映画)

3.0

3D画のぬるっとした感じは少し苦手だったけど、内容はどれも旧アニメで涙したストーリーを元気玉にして投げられた感じなのでマスクが蒸気でホッとアイマスクぐらい潤いました。

源しずかいい女すぎ!!!

BURN THE WITCH(2020年製作の映画)

5.0

コミックスを事前に読んでから観たから内容はわかっていたのにめちゃくちゃワクワクさせてくれる。
童話に準えた七体のドラゴン、トップオブホーンズとかいう隊長格の人物たち、魔法の詠唱、のえるちゃんのむっちり
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甘いお酒でうがい(2019年製作の映画)

3.0

自分の中のささやかな幸せと、
自分の誕生日を祝ってくれる人、病気のときに心配してくれる人。
それだけでも人生は十分楽しい。

アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

5.0

再鑑賞。
ブルーレイ持ってるにも関わらず買ってから全然観てなかったけど改めて神映画。
エドワード・ノートンの、出所前と出所後の表情の使い分けがほんまに素晴らしい。

特に少年っていうのは父親だったり、
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コンジアム(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

最近韓流ホラーちょくちょく観るようになって気になってた一本。
所謂POVホラーで、youtubeのような配信サービスで心霊スポットへ潜入する様子をライブ配信してる風で、まさに今のムーブメントを取り入れ
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ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

4.0

キャストがめちゃくちゃ豪華!

最初は猛暑でイライラした街の人たちがユーモラスに軽口叩き合ってる感じの印象だったけどエンドロールが流れる頃には深く考えさせられる作品だった。
30年以上前の作品だけど今
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

公開からやや遅れての鑑賞で、周囲が「一回観ただけでは到底理解できない」と口を揃えて言っていたけどそれをようやく自分も体感した。
映画に限らず、作品に触れるにあたって理解することが全てではないけれどやっ
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ダーク・スター(1974年製作の映画)

4.0

ジョン・カーペンターの長編デビュー作ということで美術から映像の合成まで見たらわかるやっすいやつやん!ていうC級SF映画。
ゴリゴリでかいビーチボールに色塗っただけのエイリアンに、冷凍されたまま頭にプラ
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クリスティーン(1983年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

冴えない眼鏡くんがクリスティーンと出会ったことで人が変わって悪霊に取り憑かれたように描かれてるんだけど、過保護な両親や学内のイジメっ子に対してのフラストレーションをこれでもかと発散していくのは見ていて>>続きを読む

メイジーの瞳(2012年製作の映画)

3.0

大人達の都合でたらい回しにされる6歳の女の子。
あらすじを見たときはもっと暗い雰囲気の映画なのかとも思ったけど、メイジーちゃんの純真さ愛らしさのパワーもあって意外と内容の割には柔らかい印象で見れた。
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アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

世界観は好きだったんだけど全体を通して漠然とした内容でちょっと疑問が残る点が多い…

クライマックスで地球外生命体とのコンタクトがあるも、結局彼らの目的とかその他殆どの情報が無くラストも含みのある終わ
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泣きたい私は猫をかぶる(2020年製作の映画)

3.0

ストーリーは有りがちで至って普通。

自分も以前行ったことのある愛知県の常滑市が作品の舞台となっていて、路地を散歩した風景がそのまま作中に描かれていて楽しかった。

あとヨルシカの曲がふんだんに使われ
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めまい(1958年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

自分は男だけれど、ジュディのように過去に好きだった相手の面影を自分に投影されるのは辛抱出来ないなぁ…
主人公のスコティも被害者面してるけど、「愛こそが全て!」とか言って友達の奥さん堂々と奪おうとしてる
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.0

所謂ガリ勉の女の子が主人公だけど二人とも控えめな感じでは無くて自分に自身を持った発言や立ち振る舞いが観ていて気持ち良かった。
むしろイケイケグループの奴らよりも主人公二人の下ネタのがエグい笑
 
我が
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.0

小学生の頃、自分も姉の部屋に黙って入ってピストルズだとかランシド、オフスプなどのパンクのCDを何枚も聴いてた。
それは間違いなく自分のルーツのひとつだし、バンドに目覚めるきっかけになったと言ってもいい
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3時10分、決断のとき(2007年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

こういった西部劇モノって荒野の七人もそうだしマグニフィセント・セブンもそうだけどなんで七人になりがちなんだろう。
最後の最後で、自分への恩義を尽くして迎えにきたチャーリー普通に打ち殺しちゃうのはちょっ
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Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)

4.0

継続は力なりと言うは易く行うは難しだよなと思わされる作品。
そして継続したからといって必ずそれが全て良い方向に進むとは限らない。
意中の相手に諦めずにアタックし続ければいつかは落とせるかも知れないし
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アス(2019年製作の映画)

4.0

鑑賞し終わってから自分の中で解消されていない謎が多すぎて、考えをまとめるために紙にまで書き起こして整理したけれどそれでも腑に落ちない部分はまだあった。
でも自然とそこまでさせられたというだけで財産です
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箪笥<たんす>(2003年製作の映画)

3.0

初の韓流ホラー。
韓流ホラーってどんなもんか無知だったけどある意味今のジャパニーズホラーよりジャパニーズホラーしててじめっと鬱鬱とした雰囲気すごい好きやった。
予告で紹介されてた他のホラー作品もそれっ
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ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

前作のスイス・アーミーメンもそれほど好きだったわけではないけど、そちらの方がまだコメディ色も強くいろんな意味で振り切ってた。
今作はそれと比較するとクスっと笑えるシーンはあるんだけど、笑いもストーリー
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ファウンド(2012年製作の映画)

3.0

ガッツリスプラッターホラーかと思ってたけど、主人公のマーティ君に対するイジメとか兄貴との兄弟愛が垣間見えるシーンも多くて結構ドラマがあった。
兄貴はゴリゴリの猟奇殺人犯で(開始2秒ぐらいで語られるんで
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貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

youtubeの撮影直後に観たのでちょっと前の鑑賞記録。
貞子&伽倻子vs霊能者の霊能力バトルものと聞いていたので期待していたが霊能者が実際に直接対決している場面は少なく、最終的には貞子と伽倻子で適当
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君が世界のはじまり(2020年製作の映画)

4.0

ちょうど現在進行形で読んでいる本に「無意味とは不可避的に襲ってくる」という一節があって、これを見てそれがまさにこういうことかと思った。
中・高生の多感な時期は特に、理由もなく焦燥感に駆られていることが
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.0

前にアニメを見て面白かったので実写版映画も鑑賞。
実写化作品となると必ずどの作品でも原作キャラクターとキャストとのイメージのギャップによる賛否両論はつきものだけど個人的にはその点においては違和感なく見
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透明人間(2019年製作の映画)

4.0

最近1933年版の透明人間も鑑賞したけど同じテーマでも時代によって切り口が全然違うから面白い。
透明人間って聞くとどうしてもファンタジー要素が強いイメージでどこか滑稽さすら感じてしまうんだけど、今作は
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

毒親と言ってももうちょい愛情が垣間見えたり感情移入出来るのかとも思ったけどほぼ0だった。
母親が何故そのような人間になってしまったのかというプロセスに触れられる描写もなく、シンプルに根っからのクズ女。
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イップ・マン 完結(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

はじめて葉問を映画館で観れたぜ、、
結論から言うと完結というにはラストがあっさりし過ぎというか、え…ここで終わり?という感じだった。
過去作が最高故に完璧に満足出来るラストを望んじゃうけどそれはやっぱ
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

5.0

プリンセスモノノケに続きこちらも劇場で。
当時も劇場に観に行ってまだ幼かったから「エンガチョ」を真似するぐらいしか出来なかったんだけど実はとても深い話ですねコレ。
よきかなさんから貰った苦団子とか、最
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もののけ姫(1997年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ジブリで最も好きな作品を劇場の再上映で。

人間と自然が如何に共存し合っていくかというテーマを描いた作品群で最高峰ではないでしょうか。
単に人間vsもののけではなく人間同士の争いやもののけ同士の諍いも
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カルト(2012年製作の映画)

3.0

冒頭からC級邦ホラー感プンプンに漂ってて無礼ではあるけどこれはながら見で軽く見るかーと思っていたらいつの間にか引き込まれちゃって、ネオ(仮名)が出てくる辺りではもうしっかり刮目してた…
もうネオが主人
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