chihiroさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

chihiro

chihiro

映画(159)
ドラマ(0)
アニメ(0)

ネイビーシールズ(2012年製作の映画)

2.0

映画のストーリーとしては陳腐。分かりやすいけど、シールズのPRをするためにわざわざ2時間の映画を作ったんだな、という感じ。
アクションらしいアクションは無く、ひたすら作戦、重火器、兵士の視界、という感
>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.3

音楽と映像、特に人の動作をシンクロさせる導入があまりにもキャッチーだった。思わず、出演者がどれほど作り込んだのか、どのように演出合したのか考え始めてしまった。
序盤の軽快さとは対照的にだんだんと話はダ
>>続きを読む

ナイト・スリーパーズ ダム爆破計画(2013年製作の映画)

2.2

とても静かな映画。
爆弾テロを起こす話なので、その思想を思いっきり表現しているのかと思って見たけれど、そんなことはなくさっぱりと、淡々とした作り。
いわゆる雰囲気映画だと思う。映像はきれいで、長いカッ
>>続きを読む

ホワイトハウス・ダウン(2013年製作の映画)

3.1

ジェイミー・フォックスがあんなにいかつい顔しているのに守られる一方だっていうのに違和感を覚えた。でも、優しい大統領の役は様になっていた。
軍とCIAとFBIとシークレットサービスの横の連携の悪さとか、
>>続きを読む

きみがぼくを見つけた日(2009年製作の映画)

4.9

案の定泣ける映画だった。主人公ヘンリーがクレアに惹かれるのも、クレアがヘンリーに惹かれるのも、未来が決まっているからなのか、惹かれるから未来がそうなったのか分からない。物語の中でそのような葛藤はあまり>>続きを読む

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

5.0

非常に見やすい映画だった。とても複雑なところがあるので、字幕で見たけれど、吹き替えの方が分かりやすかったかも知れない。
ドキドキもハラハラもしない、淡々と話は進んでいくけれど、どんどんのめり込んでしま
>>続きを読む

キック・アス ジャスティス・フォーエバー(2013年製作の映画)

3.9

相変わらずどんどん人が死ぬけど面白かった。歌詞入りのBGMの使い方もうまい。前回よりマヌケなシーンは少なかったかな。

フライト・ゲーム(2014年製作の映画)

3.3

物語の導入や途中に、伏線とわかるシーンが散りばめられているのがいい。
登場人物が誰を信用するか、というところで、イマイチ説得力が弱いな、と感じる部分があった。
リーアム・ニーソンのアクションが好きな人
>>続きを読む

ジュラシック・パーク III(2001年製作の映画)

3.8

ロストワールドよりもこのⅢの方がはるかに面白い。ツッコミどころは多々あるけれど、ラプトルの生態について掘り下げているところが、この先のジュラシックワールドに繋がってくるのだと思うと、ジュラシックワール>>続きを読む

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

4.5

ものすごい映画だと思った。導入部分はとてもワクワクする。ヒトラーはすぐに自分がタイムスリップしたことを受け入れ、現代の政治について情報収集をし、時代に合わせた切り口で演説を行った。
色んな政党の党首や
>>続きを読む

LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.5

もっとトントン拍子に進む話かと思っていたけれど、予想していた以上の苦難が表現されていた。
途中からはひたすら主人公の内面の表現になるが、表現にメリハリがあったのか、実際の長さほどは長く感じなかったよう
>>続きを読む

猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

3.2

このシリーズ最初の作品がとても良くて、その印象が強いので前作も今作も惰性に感じる。

全体的にいまいち盛り上がりに欠けるし、ちょっと盛り込みすぎ感があった。

そうは言ってもストーリーはシンプルでわか
>>続きを読む

ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

4.3

ストレスなく見られるいい映画だった。戦争ものとは思えないほど暴力的、痛々しいシーンが無い。

トム・ハンクスはぴったりの配役だったと思う。ルドルフ・アベル役のマーク・ライアンスの出演作は初めて見たけれ
>>続きを読む

美女と野獣(2017年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

ちゃんと大人向けの映画だった。なぜベルが父子家庭なのかや、村の人たちのお城や王子様に関する記憶が消されていたことなど、アニメでは子供だましの甘かった設定が説得力のあるものになっていた。
ただ、ビジュア
>>続きを読む

ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

2.8

色々と詰め込みすぎな印象を受けた。その割に説明が足りないところも。
最後は少し気の晴れる展開もあった。役者はみな魅力的だったと思う。

ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

4.2

進みそうで進まない関係や、解決しそうでしない展開のもどかしさがあるけれど、観るのはそこでは無く、独特の雰囲気を楽しむ映画なんだと思う。
映像は美しい。

黄金のアデーレ 名画の帰還(2015年製作の映画)

5.0

淡々と物語が進むけれど、見応えのある作品だった。
宣伝を見た時点では、主人公はもっと大人しい人なのかと思っていたけど、なるほどヘレン・ミレンをキャスティングするわ、と思うような人柄だった。
見ていてと
>>続きを読む

50回目のファースト・キス(2004年製作の映画)

4.3

存在は知っていたけれどようやく観た。もっと早く観ればよかった。

ストーリーだけ見れば、予想通りの展開を辿るのだけれど、それがかえって観やすくて良い。
「明日はユリの話題で話かけて」とリクエストして別
>>続きを読む

告発の行方(1988年製作の映画)

4.4

ジョディ・フォスターの演技が素晴らしかった。
レイプされるシーンが導入では無く、最後の裁判での証言の回想シーンで使われるという構成もいい。
レイプシーンは長かったのか短かったのか分からない。息を飲む緊
>>続きを読む

超高速!参勤交代 リターンズ(2016年製作の映画)

3.1

参勤交代にでは無く、信祝の復讐に焦点が充てられたものだったため、前作のようなコミカルさは若干薄れた。また、アクションシーンが前作よりも長かったが、より凝っているようにも思える。

マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.9

痛快な大逆転ストーリーかと思いきや、かなり地味で苦悩に満ちた物語だった。
金融用語が難しいため、途中から吹き替えに切り換えて鑑賞。

内容は難しいところも多かったが、大筋として経済の動きがいかに人の手
>>続きを読む

22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.0

途中からなんとなく真相がわかりかけたが、それを打ち砕くような描写があったおかげで再びダマされた。

思った通り最初から胸糞が悪くて、見始めたことを後悔しそうになったけど、見ていくうちに段々と続きが気に
>>続きを読む

ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

5.0

今までに見たことがない独創的なストーリー。
最初の数分の時点であらゆる伏線をしいて「これからこれを回収していくんだろうな」とワクワクした。

冷徹なミッションの中でも人情味のあるやりとりがされ、とても
>>続きを読む

64 ロクヨン 後編(2016年製作の映画)

4.5

一つの話のはずなのに、前編と後編では別の映画を見ているような気分だった。前編は記者との激しいやりとりが印象に残り、一方後編ではどんどんしょうこちゃん事件の終結へ向かっていったからだと思う。

全編通し
>>続きを読む

127時間(2010年製作の映画)

3.7

映画としてのクオリティは高く、演出もうまい。
ただ独りで岩に挟まれている状態をどう2時間持たせるのか気になって見てみたが、幻覚のような、夢のような、走馬灯のような情景を上手に使いテンポよくすすんでいっ
>>続きを読む

グッドモーニングショー(2016年製作の映画)

4.4

番組の進行が決められていく様子とか、急いでテロップを差し替えるのとか、バラエティショーの裏側が見られるのが楽しい。

志田未来ちゃんは声も女子アナっぽくしていたのがGJ。吉田羊さんは登場シーンがすごく
>>続きを読む

銀魂(2017年製作の映画)

3.8

原作ファンだけど、楽しめた。ビジュアルはもちろん、みんなキャラクターが立っていて見応えがある。
アニメのファンでもあるので、定春の声を高橋さんがやってくれたのも嬉しい。
最後の戦闘シーンがかっこいいん
>>続きを読む

恋人まで1%(2014年製作の映画)

3.4

男同士で下品なジョークを言い合ったり、協力して女の子をひっかけたりしている様子が、とても楽しい。
そっちの方が面白いので、本筋のジェイソンとエリーの恋愛模様は霞んでしまうくらいだった。

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015年製作の映画)

5.0

たったひとつの、ほんの数十分間の作戦を非常にていねいに描いている。
軍事的、政治的に議論が繰り返されるが、基本的には焦点がぶれず、また分かりやすい言葉で説明されているので見やすい。
一人の少女の存在で
>>続きを読む