ichikoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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復活の日(1980年製作の映画)

2.9

ウィルス系映画ってことで緊急事態宣言中に視聴。
中盤から物語の情報量が一気に増えて、もうなんのこっちゃ状態なのが非常に面白かった。ツッコミどころ満載なのだが、目を瞑って楽しまないと損。
草刈正雄が美し
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.5

2011年の作品ですが、コロナ禍の今観るとそのリアルさにゾッとする。
そこまで悪くないよ、と思うところと、そのとおりの世界がやって来るよ、と思うところ両方あった。
マッド・デイモンが、娘のボーイフレン
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ドライヴ(2011年製作の映画)

3.0

ストーリーはいたって普通だけど、画面がなんだかいちいちカッコよくて、映画っぽくてとても楽しく鑑賞できました。

BGMのないカースタント、エンジン音が響いてとてもかっこよかった!

寡黙なライアン・ゴ
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戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

4.5

映画館で観られて幸せ…。(できたら4K版が観たかった)
戦争映画ではあるけれど、いろいろなテーマが2時間ちょっとの上映時間に散りばめられていて、観る度に発見のある作品だと思う。
美しくて、面白かった。
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メランコリック(2018年製作の映画)

1.6

マフィアもの好きとしては物足りなかったー。
コメディならそれはそれで、もっとやりすぎて欲しかったな。
ストーリーに入り込めるタイミングがなかった。
18

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

5.0

めちゃめちゃ面白かった。
すごく好きなタイプの、ポップで少し切ないラブコメディでした。

知人の結婚式の一日を永遠にループしてしまうナイルズ。ある日そのループにサラが巻き込まれ、二人だけの11月9日を
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.5

休日の公園も焼肉も一人でいけちゃう、「おひとりさま」玄人のみつ子。彼女は脳内でAと会話をしながら、おひとりさまライフを満喫している。
平穏に見えるみつ子の暮らしだけど、実はいろんなことに耐えたり怒った
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.5

ぜひ映画館で観てほしい作品。
孤独と静寂と、アメリカの大自然を大きなスクリーンで感じることで、多分この作品から受け取るものって全然違ってくる。

60代のファーンは、リーマンショックの余波により長年住
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.5

農業での成功を夢見て片田舎のトレーラーハウスに引っ越してきたとある家族。
母方の祖母も同居に加わり、それぞれが問題を抱えながらも支え合いながら、アメリカという異国の地で生きていくお話。

家族って努力
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

5.0

アニメから終劇まで、すべてを同じタイミングで目の当たりにできたことは、この時代に生まれた最たる幸せの一つだと思う。
喪失感で涙が止まらなかったけど、卒業させてくれてありがとう。

ああ、私ずっとミサト
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.0

恋で死ぬのは映画の中だけ。
色彩とファッションが最高にカワイイ。

2021,11

天国にちがいない(2019年製作の映画)

-

観に行ったけど、けっこうしっかり寝てしまいました。ごめんなさい。
断片的にだけど…
やっぱり旅行に行きたいなとすごく思った。

2021,10

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.6

令和のサブカル系カップルのラブ・ストーリー。

恋愛映画は苦手だけど、深夜のファミレスで聞くAwsome City Clubに心を掴まれ、それからはずっと、自分の物語のような近い友人の物語のような、そ
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優しい嘘(2014年製作の映画)

4.0

しっかりものの妹が、ある日自ら命を断った。
なぜ、チョンジは死んでしまったのか?
妹の遺書を探す姉と、気丈に振る舞いながら思い悩む母、家族の再生の物語。

タイトルとビジュアルからは想像がつかないほど
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

2.5

行方不明だった夫が、まるで別人のようになって帰ってきた。
同時に、周囲で起こる不可解な出来事。
事態は予測できない方へ向かっていく。

大仰な設定が淡々と進んでいくので、なんだかおいてけぼりを食らって
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

3.7

俳優を志しながらも、パッとしない毎日を過ごす悠二。
高校時代の友人との再会をきっかけに、圧倒的な存在だった佐々木のことを思い起こす。

佐々木、たぶん女子がいちばん嫌いなタイプ。教室で佐々木コールがは
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.5

片田舎の酪農家の男はある日、敷地内でただならぬ様子で倒れていた女児を保護し、彼女はその家の子どもとして暮らすことに。
時が経ち、高校生になったその女の子・ジャユン。傾きつつある稼業を助けるため、賞金目
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.0

別居中の妻がいる釜山へと列車で向かう一組の父娘。
しかし、その列車に紛れ込んだ謎のウイルスに感染した女により、車内は想像を絶する地獄と化していく。

なぜゾンビが?なぜ電車に?なんて考えるスキを与えな
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

ラストシーンで、これは否定の物語だと強烈に感じた。
最後の最後にぽんっと突き放されたような。この世界に生を受けるってこういうことなんだろうか。

生涯の20年以上を堀の中で過ごし、シャバで正職に就こう
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.0

みんながみんなを尊重し合うただただ楽しい一夜。
LGBTQやジェンダーの御託を並べる必要は何もなくて、「あんたそんなイイヤツだったんだね!もっと早く知りたかった!」っていうピュアなやりとりの繰り返しが
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.0

森田剛の、なんか弱そうだけどヤバイ奴が凄かった。

カフェで同級生見かけても迂闊に声かけたりしないほうがよさそう(違う)

太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

4.5

生への執着が強い者はなかなか死なない。
すごく映画らしい映画で、どのシーンを切り取ってもカッコいい。
エヴァファンとしては、曲の元ネタを知れて嬉しい。この曲を使うということにもまた意味がありそうだとお
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

ロジックは難しくて理解できない、でもそれを感じさせない、よくわからない世界線で描かれる人間模様はわかりやすくて面白かった。
クリストファー・ノーランは、新しい映画の面白さみたいなものをいつも提示してく
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クローゼット(2020年製作の映画)

2.0

添い寝なんて稀有な繋がり方を求める人たちを、立ち入らず包み込むジンさんの優しさが静かに流れる作品だった。
障害、派遣切り、ホスト沼、みたいな事実だけが並べられてストーリーが進んでいってしまったので、も
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ラッシュアワー(1998年製作の映画)

3.5

ハイ、ここで笑ってね!ってちゃんと笑えるシーンが用意されてるからとっても気持ちよく楽しめる、アクションコメディ。
一度でいいから、カクテルドレス捲くって太ももに隠し持っている銃を構えてみたい。

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

2.5

煉獄さん、迅速かつ的確な指示出し、自分は地味で難易度の高い仕事を買って出て、期待のルーキーには華やかで若干難易度の高いミッションで成長機会をしっかり与えていて(さらにアフターフォローも欠かさない)、ハ>>続きを読む

記憶にございません!(2019年製作の映画)

4.0

ここ最近の三谷幸喜作品の中で一番好きで、大いに笑わせていただきました。

そもそも石をぶつけられて記憶喪失になってるところから始まるんだから、その後に何があったってなんでもアリ。そう思うと全部笑える。
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

2.0

開始早々で、あコレヤバイやつだな(悪い意味で)ってなって、そのままヤバいまま最後まで見てしまった。
震災とか、ALSとか、駆け落ちまがいのこととか、いいように素材だけ集めて映画らしく成形したかんじが、
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止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)

2.9

精神状態に気をつけないと、引っ張られて落ち込んでしまうかもしれない。
ひとりで夜を持て余すめぐみが儚くてなんとなく楽観的ですごくきれいな映像だった。

トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

3.0

閉鎖的な環境で、孤独感、寂しさ、やるせなさ、切なさ…そういった行き場のない感情を、怒りとしてしか表現できないフランシスがどうしようもなく怖く、同時に人間臭くもあった。
彼のいびつな言動を見ていたら、何
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ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた(2018年製作の映画)

4.0

一生懸命生きていると、「あぁ、生きていてよかった!今が人生のハイライトだ!」と思う瞬間がある。
わかりやすくスポットライトを浴びるだけでなく、きっと誰にでも、些細なことでも、そういう瞬間があるはず。
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

4.0

二人暮しって絶妙なバランスでしか成り立たない、奇妙な暮らし方だと思う。
どちらか一方の不調やいらだちを、もう一方はどう受け止めるか?
その受け止め方は適切だったのか?
キャッチボールは永遠に終われない
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