teramovoさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

4.5

みんな大好き、友情系。

年代が良いんだがそれ以上に脚本が優れている。
最初の伏線回収だったり、マーチンとルビィの絆が深まっていく感じ、タバコ、テキーラ、海 
物語を彩る要素が多くて素敵だった。

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エアフォース・ワン(1997年製作の映画)

3.4

大統領機“エアフォースワン"にテロリストが乗り込み、脱出ポッドで逃走を図るが脱出ポッドにも乗ってない!?テロリスト6人vs大統領
みたいなベタなアクション映画。

危険がどんどん山積みになるがそれを解
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クロッカーズ(1995年製作の映画)

3.5

公園でドラッグの売人をしているストライクと低所得者地域に住む人間たちの日常生活のようなものを描いたもの。
マーティンスコセッシ、スパイクリーというえぐすぎるタッグなのよ。

スタートがインパクト強すぎ
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

4.0

恥ずかしながらメイズランナーとブレードランナーが同様の作品だと勘違いしていたため走り回るものだとばかり思っていました。

本筋であるデッカードのレプリカントの処刑が良いことであるのか。少しずつ見方がレ
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21ジャンプストリート(2012年製作の映画)

3.9

マジで最高。アホな顔して観れる。

glee以前、glee以後みたいな感じが7年で出るのが面白くて、そこから人気グループとナードなグループに馴染み出すのも良かった。

続編への続き方が無理なくて良い。
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ニンゲン合格(1999年製作の映画)

3.8

現実味のある現実的でない映画

西島秀俊の中学生らしさは脱帽。服の着方、身のこなし方、盗みまでが本当に中学生でありラストも素晴らしい、、
晴天がバッドエンドを感じさせない儚さを生んでいた。

シュール
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.5

始まりがあれば終わりもありました。
こうあるべきでした。
エヴァファンとエヴァンゲリオンと庵野監督。
みんながエヴァンゲリオンという仮想世界から現実世界に戻される。

「創造、維持、破壊」

凄いです
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.6

子供の頃、金曜ロードショーでQのラストが衝撃すぎてラストだけああ知ってる!となりました。カヲルくん、、、

また新たな時代が始まる。空白の14年の中でネルフは分離し、ニアサードのおかげで大三新東京市は
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

3.8

第10の使徒強過ぎてたまらん。あそこまで強いと見てるこっちも嬉しいです。

TV版でもありましたがアスカが井の中の蛙大海を知らず状態に陥るのが本当に良い。
マリはシンジ、アスカとは違いとても大人でカヲ
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

3.8

ほぼTV版。ヤシマ作戦のでっかいビームかっこええ。エヴァ二号機の登場シーンも負けてないぐらいかっこいい。シンジくんはまだ平穏

8 1/2(1963年製作の映画)

3.8

正直難解すぎた。
多すぎる登場人物、妄想のワンシーン、ラスト、壮大なBGM。
手に負えないぐらい情報量が押し寄せてパンクしてしまっていた。
この映画は一回で見れない。歳を食い、色々な事を知れば理解でき
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ロード・オブ・ドッグタウン(2005年製作の映画)

3.7

70年代スケートブーム火付け役のグループをもとにしたドラマ。

ジェイアダムスがひたすらにかっこいい。金に目が眩むこともなくただひたすらに尖ってストリートを愛す、その姿は誰が見てもカッコいい。

ここ
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大日本人(2007年製作の映画)

3.8

大日本人と呼ばれる巨人化し怪獣をやっつけることができる種族の大佐藤さんをドキュメンタリータッチで追う。

皮肉が凄い。
日本人の性質、社会、親、ニュース、日米関係。松本人志の感じていることがシュールな
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東京家族(2012年製作の映画)

3.8

山田洋次監督が小津監督の名作「東京物語」を現代風にオマージュした作品。

想定線を意識したショット、多用される定点、名場面の数々。東京物語の味がしっかり継承されているので本当に胸が熱くなる。
どちらの
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男はつらいよ 純情篇(1971年製作の映画)

3.6

6作目。4作目と同様、寅さんの部屋が下宿に使われてる形。
印刷所から博が抜けるのを止め、寅さんにマドンナを諦めさせようとしたさくらはMVPだった。あと服装も可愛い!
今回良かったのはタコと博のすれ違い
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R100(2013年製作の映画)

3.6

「100歳の監督がR100の作品を作る」
というコンセプトの映画。
松本人志の監督作品はどれも評価が悪い、みんな映画が好きだからだ。映画を見に行っているのにコントを見せられちゃひとたまりもない。
だが
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東京物語(1953年製作の映画)

3.7

小津監督作品初観賞!!

まだ未熟なので京子さんとおなじ感性でした。これが社会に出て、家庭を持って身の回りの事に集中し始めると、よっぽどのことがない限り肉親には気がいかないようになるんだなあと良い勉強
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男はつらいよ 望郷篇(1970年製作の映画)

3.5

男はつらいよ5作目
気持ちが落ち込んだ時、上がらない日に見るのは寅さん!

今作はマドンナと虎というよりもれっきとしたカタギになることを重視していた。

好きなシーンは夏の暑い日においちゃんが寝るため
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.7

すばらしき映画。くさくてすんません。
めちゃくちゃ面白かったです。

人生の28年を鉄格子の中で過ごした三上、ヤクザに所属していた彼は短気な性格であるが故に、殺人を起こし13年の刑を終えて出所する。そ
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

「燃ゆる女の肖像」その題に惚れ、ずっと見たかったのでネタバレもあらすじも見ずに鑑賞した。

序盤の感触としてはフランス映画!!って感じで人によれば嫌いな人もいるだろうと感じた。
中盤から物語が進み始め
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異端の鳥(2019年製作の映画)

4.4

話題のモノクローム作品。長編ながらも題目ごとにテーマが違うので楽しめる。
ホロコーストの側、一般市民も同様に見た目の違う人間を異端と捉え、ユダヤ人だと純真無垢な子どもを迫害する。
土地土地で拾ってくれ
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ラストエンペラー(1987年製作の映画)

3.6

久しぶりに3時間弱ある長編映画を観た。
壮大すぎるスケールと綺麗なBGMが作品への没入に繋がっていた。
恥ずかしながら中国最後の皇帝の溥儀すら知らなかった自分は途中までフィクションだと思っていた。それ
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ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ(2020年製作の映画)

4.2

ムヒカはある意味近くて遠い存在だった。
人生を愛し、国民と同じ背丈で暮らす。
そんなムヒカはとても近い。
また、人は幸せのために地球に生まれてきたからこそ、人間は理想的な自己管理型の社会主義を目指すべ
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.7

なんか御伽噺みたいな世界観。ただただ美しい。お父さんの最後の言葉。そしてティモシーシャラメファンが得するだろうラスト。

12モンキーズ(1995年製作の映画)

3.8

SFの名作「ラ・ジュテ」をリスペクトして作った作品。
大気が汚染され、地下に住むとこになった全人類の1%、首謀者がいる謎の組織12モンキーズを解明するためにジェームズ・コールは過去を旅する。

ラ・ジ
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.0

これぞ映像の妙です。
ストーリーを時系列に並べると深みの無いギャング映画になる。BGMが秀逸で無いと間延びするシーンもある。
そこを脚本や撮影方法、音楽、編集で強みに変えて行く。たまらないです。
個人
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ホーリー・マウンテン(1973年製作の映画)

3.9

人間への皮肉、それもまた皮肉といった具合。
映画のカイブツなので海に投げ捨てたいと思います。

新・男はつらいよ(1970年製作の映画)

4.2

まだ四作しかみていないが中でも一番面白かった。とらさんの全てが出ていてラストもいつもより無理がなく綺麗に出て行く。
コメディの部分はしっかり笑えて、失恋部分や失敗部分はしっかり悲しめる。
何作か観てか
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キングダム(2019年製作の映画)

3.9

過去鑑賞
長澤まさみがすごく良くて橋本環奈がかりょうてん???って感じやった

香港画(2020年製作の映画)

4.1

濃密な28分。体感は1時間を超える。
香港の民主運動におけるデモを1ヶ月間撮ったドキュメンタリー。
こんな難しい感情になったのは黒人差別を題にしたドキュメンタリーぶりだった。
元警察官の方が、「同じ香
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マルサの女(1987年製作の映画)

3.9

伊丹十三の名シリーズ「マルサの女」
税務署から国税局検査官に昇進した宮本信子演じる板倉が山崎努演じる権藤の脱税を暴く。
宮本信子と山崎努のライバル関係が心地良い。こういう形でありがちなバチバチのライバ
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.8

非のない映画。
師弟愛、家族愛、友人愛。全てが詰まったこの作品に言うことはない。

市民ケーン(1941年製作の映画)

3.8

新聞王チャールズ・フォスター・ケーンの半生を振り返り、最後に放った言葉「薔薇のつぼみ」の真意を解き明かす。
構成やシーンの切り替えが秀逸でした。
好きなのはケーンのスキャンダルが報道され、リーランドが
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