第一部のワークショップ"重心"については三部を通じて大切な要素になってくる。
正中線があった瞬間、イマジナリーラインが無くなり一人称の視点に切り替わる。この絶妙なタイミングがホラー映画ぐらい怖い。どう>>続きを読む
「さがす。」
この題からキーワードだと感じ、予告でも"さがす"過ぎたため、楽しみにしていた作品でした。
大阪出身のため見慣れた景色と主演二人の掛け合いに中盤まではフフッと笑かされることもあった。>>続きを読む
博の母が逝去した。
博が泣きながら「お父さんの女中みたいな寂しい一生を楽しいと思い込んでいたなら、そんな可哀想なことってあるもんか」
なんて悲痛な叫びなんだ。当時の亭主関白な家庭にはこの言葉は響い>>続きを読む
大島監督の新作。前作の続編でありながら、今回の衆議院選挙をメインに「香川1区」を追うドキュメンタリー映画。
平井卓也議員の「映画撮っていいんだったら、政治家全員取りますよ!」的な発言と後援会の寄付金>>続きを読む
映画を納めた。
原作を読みたくなった。
軸がハッキリ見えるからまどろっこそうでまどろっこくない感じがした。あと村上春樹の作品は気取っているという印象も受けなかった。配役の妙なのかもしれない、もし西島秀>>続きを読む
コンテンポラリーダンス、触れると触れないの微妙な境界が彼らの関係性を物語る。
私は彼らに同情することも懐疑的な気持ちを抱くこともなくこの映画を観ていた。
表の文脈は整理するまでもなく理解ができる。しか>>続きを読む
奇才ホドロフスキーの未完の超大作「DUNE」
ホーリーマウンテンしか見たことなかったからエルトポも見ときゃ良かったなと感じた。
演者とのエピソードや案を語る彼の姿はずっと映画に対する愛が溢れていて>>続きを読む
久しぶりに幸せな気分になれた。
細野晴臣とアメリカの文化、それを受け取るアメリカのファンたち。この会場で音楽を聴きたいと思わせてくれた。
細野さんの「全体主義が蔓延してきて自由が失われている、だが自>>続きを読む
山梨、パワーを感じました。
"HIPHOP,人種,レイヴ,金"
泥臭くて若くて、その小さな世界で羽ばたこうとするu4kが今の自分の感覚にはあっていました。ポジを感じました。
笑えるシーン、考えさせら>>続きを読む
北野映画だなー。
夏、アングル、静と動、笑い、ロケハン。
全てが映画でしか表現できない感じなんだよ。
紙相撲のフリオチとかロシアンルーレットの緊張感とか遊びの中にも緊張感入れてくるところが凄すぎる、暖>>続きを読む
茶畑と赤い殯の森の字、内容も知らずポスターのカッコ良さだけで選んだ。
終の住処で介護士と老人が出会う。ドキュメンタリータッチで最初はこれドラマ!?と疑い、尾野真知子が出てるってことはドキュメンタリー>>続きを読む
今回は一番いけそうでした。
田中邦衛が来ました。
ダメでした。
でもいつもみたいに圧倒的大敗じゃなくてなんか良かったなー。過程も心地よかった。
俺死ぬかと思ったか?
冗談じゃないわよ。
死ぬわけね>>続きを読む
ガタカを支配していたのはヴィンセントでした。
顔は見られず遺伝子のレベルの高さで人間の優劣がつけられる。そんな世界線がたまらない。
ヴィンセントの宇宙飛行士になりたいという夢は近眼で心肺が弱いため無理>>続きを読む
佐久間由依の顔ファンで観てきた。
予告は見ずに多分LGBTQ+か友情よりなんだろうと予測はしていたもののもっと社会派で会話劇が上質で良かった。隣のおばさんもクスクス笑ってるぐらいよかったです。
一番>>続きを読む
ラストスパートに向かう感じがたまらん。広島死闘編よりもこのシナリオのほうが好きかな。ヤクザのドロドロとした人間関係が面白いし手のひら返してうまいこと逃げる山守と槇原、打本、早川はほんまに面白い。
広能>>続きを読む
広能(菅原文太)が呉から勢力を延ばしていくかと思いきや、舞台は広島。
山中(北大路欣也)が主役になり広能と同じような過程で極道の世界に足を踏み入れる。
大友勝利(千葉真一)の勝手な動きと対照的に山中>>続きを読む
規格が決まってると言うか2弾目の定石のような脚本の仕方なさがあった。一例を挙げるなら、ガミさんの14年前と日岡の3年前はやっぱり重みは違うし、うまく感情を動かしてくることはなかった。
仁正会と上林のや>>続きを読む
ゴッドファーザーと仁義なき戦いのいいとこ取りのような作品
バディのギャップも良くて日岡が引き返せない綱渡りを始めるまでの成長も良かった。
ガミさんの呉原でどんだけ人脈を築いて来たかがわかり、「ここに>>続きを読む
すごい理解できる映画だった。高校でフラフラしたまま社会に出た友達が悩んでいたことを思い出した。自分が思ったように成果をあげれない、努力しても叶わない、才能には負けてしまう。改めて感じることができた。だ>>続きを読む
座頭市を見るのは初めてだったので、もっと勝新が出てる座頭市物語などを観るべきだった。そうじゃないとこの映画を評価できないなと感じた。
田んぼの百姓の音ハメは気持ちよくて、ラストは理想の現案五輪開会式>>続きを読む
今度あったら殺すって言ったろ
やっぱり北野映画は無言の優しさと狂気なんだな。守るべきものがあって仁義があって暴力はそのための手段なんだと。
愛情表現もプラトニックで奥さんの交わす「ありがとう」「ごめ>>続きを読む
こんな色濃い夏休みは他にないだろう。海、緑、麦わら帽子全てが日本の夏だ。
近所の柄の悪いおじちゃんと母親を探すひと夏の物語。
どんな景色もsummerで映える、脚本の緊張と緩和もさることながらやは>>続きを読む
最高。
バネッサの小さな夢のシーンがめちゃくちゃ綺麗で興奮した。96000は正直エグい。忍耐と信仰、熱いよ。語彙なんていらない、本当にたまらない、映画ってやっぱり最高だなーーまじで映画館で見た方がいい>>続きを読む
長さから避けてたこの作品。
アルパチーノ(マイケル)がやばい。顔つきの変化、序盤とラストシーンでは全く違う人間に見える。
車の中で絞首されるシーン、銃殺されるシーン全部ギャップがすごい。裏切り者に対す>>続きを読む
仁義なき戦いは仁義を一番感じる。
実話だそうで広島で起こったクソでかい暴力団同士の抗争を映画化したもの。
仲間が、敵が死ぬたびに定番のBGMが流れる。何故かガキ使の笑ってはいけないを思い出してしまう、>>続きを読む
金子遊さんのドキュメンタリー映画術を読み知った作品。
記録映画やドラマが日本でもポツポツ出てきた時代に岩波映画から羽仁監督が出した教養映画。
この時代は宣伝として映画を撮ることが多かったとインタビュー>>続きを読む
この映画をアカデミー賞作品賞ノミネート、それだけの情報で観に行くことにした。
映画が始まって10分、私は混乱した。
「え、ホラー?密室でお爺が暴れるサイコ系?」「幻覚?幻聴?薬物乱用系?」
脳のCPU>>続きを読む
ピンポンを観て湯浅監督にハマり、四畳半体系神話を観て森見登美彦さんの世界観にハマり、傑作だった。
原作を手がけた京大出身の森見先生、そしめ京都で生まれたヨーロッパ企画の上田誠さんを脚本に置いたのはレペ>>続きを読む
三島由紀夫と全共闘、変えたい事物は同じでもベクトルが正反対である。右も左も直向きな熱情に変わりはない。
哲学に疎い自分には芥さんと三島さんの対話が完全には理解できなかったが専門家、当事者たちの取材が>>続きを読む
バイプレイヤーズを手がけた松居大悟監督の映画。
男のゴチャゴチャ感や俺たちが一番面白いと思う気持ち、身内ネタが非常に良かった。今その過渡期であるから欲しくなったのかもしれない。
「俺って死んでるよね>>続きを読む
映画の基礎が詰まったような作品です。
オチの付け方もこれこれ!といった感じでthe endの続きも気になる。
暗い地下室にマッチ一本の明かり、ダストボックスをあけると中には死体が!とか見つからないよう>>続きを読む
ボウリングフォーコロンバインを観てもう一本この監督の作品を観たいと思ってしまった。
マイケルムーアの思想が大きく出ているが、それ以上に知らない事が多過ぎた。
フリントの汚水問題、なぜトランプに感化され>>続きを読む
ひゃー、武器でできた国家アメリカを再実感させられた。
コロンバイン高校の銃乱射事件、的にされるボウリングのピン、NRA、メディア、ブッシュ大統領、6歳児の銃発砲事件、人種問題、他国との比較
プロットさ>>続きを読む